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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月26日 (Tue)
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2009年04月27日 (Mon)
さて、どれが本物で、どれがレプリカでしょう?答えは、左がレプリカ、右が明治の古手、真ん中が古手傷物です。並べても、難しい。レプリカといえども1万円くらいします。
コンプラ瓶は、江戸時代の交易で醤油や酒を輸出するためのもの、ということになっていましたが、近年の説では、こんなサイズで輸出したわけがない、これは貧乏とっくりとおなじ、小分け用とかお土産用とかである、江戸じゃなくて古くても明治以降のものである、というもの。
私もそう思う。その説のせいかはわからないけど、高いときで十万円台はしてた相場は、三分の一くらいに冷えました。「レプリカは落ち着かない。気持ち悪い」と思ってる私ですが、江戸のコンプラ瓶が自分の中で消えたせいか、これはそれほど不快感なく一輪挿しなどに実用している。





sold out
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2009年04月24日 (Fri)

入り口のほうで視線を感じたので、見たらネコがすわってじっとこっちを見ていた。いちおう普通に、「いらっしゃいませ」と言ってみる。 茶と白。心の中でチャチャ二世と名付ける。去年は、チャチャ、ネネ、ヨドという(勝手に呼んでた)三匹が交代でくつろいでいった。二世も、ソロソロと入ってきて店のまんなかにすわりこむ。私は出来るだけ音をたてないように仕事する。ひとみしりのノラネコがくつろげるような店は、店としては問題がある。




 チャチャ一世。
2009年04月17日 (Fri)
通称「たけひのおやじさん」は、青空骨董市やデパート骨董フェアなどを、最初に始め定着させた方です。十年くらい前から、いつも行く仕入市場でご挨拶するていどの関係でしたが、当時でもう80代なかばくらいだったでしょうか、そのファッションがかわいくて、いつも写真とらせていただいてました。スタジャンにもんぺ、首にてぬぐい、足にはスニーカー。ひとつひとつがめちゃかわいい。当時の店のスタッフ、古着好きのユーキャンはおやじさんに会うたびに「ずるい、ずるい」を連発してたっけ。セリ値のつかなかった山を、「買うよー!」といつもひきとっていたのは、その業者や市場を助けるためだったのでしょう。そのせいかおやじさんの店には、なんでも並んでいました。この、「何でも売る」ということ。自分の選択眼や審美眼などにこだわらず、縁あって来たものをただ売る、といういさぎよさには、とても考えさせられます。きびしい選択を貫くのが「古道具坂田」の坂田さんなら、おやじさんは、その対極の雄だった、と思う。自分を含めたいていの業者は、そ
の中間にいる。まだまだおやじさんをウォッチングしていたかったな。ご冥福をお祈りします。
2009年04月13日 (Mon)
縛られ方が尋常じゃない。何て言って売ればいいのでしょう。「いちおう座れます。」?でもひとめぼれだったのだ。人が座るより、古い額に入ったシュールな絵が置かれてるのが一番似合うと思う。






                             ¥4500
2009年04月10日 (Fri)
友達が始めた店の、仕入れと店番を手伝いはじめたのが、95年。三年後に経営をひきつぎ、ずっと「旧名百町森」のままやってきました。それから8年くらいたって、思い立ったのです、屋号を変えよう、と。もう8年守ったから、そろそろいいよね。これ何て読むのって聞かれるのに疲れてたし、「プーさんの童話が好きなのね」と思われることにもうしろめたい思いがあったのでした。プーさんはすきだけど、ピーターラビットも同じくらい好きだったし、自分は何よりも宮沢賢治が一等好きだったからです。考えてみると、店を二つも経営してきて、一度も自分で屋号をつけたことがなかったんでした。札幌で8年くらいやった「ジャズ喫茶アイラー」も前経営者のをひきつぎ、フリージャズをかけるというコンセプトもひきついでしまった。主体性なかったんでした。で、新屋号は、とっさの思いつきで「上海リル」。それから5年たって、やっとなれてきたです。当時のスタッフ、ひろみちゃんは電話で「はい、シャンハイリルです」というのに苦労していた。これはこれで「中国
のものあるの?」(ありません)ときかれたり、領収書宛名が「上海ビル」だったりして、やっぱり、めんどくさいのでした。
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