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2017年07月22日 (Sat)
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2016年07月22日 (Fri)



ミュージシャンのドキュメンタリーや伝記映画は好きな人に限り観に行きたいほうなんだけど、たいていはワンパターンで、
伝記映画は「幼少時の苦労。努力と運でBIGに。本人も家族(=監修人)もやたらいい人」、ドキュメンタリーは「演奏や歌の映像を途中でぶった切って関係者のインタビュー。これの無限サンドイッチ」みたいな感じ。
ボブ・マーリーもレイ・チャールズもスライもバードもJBも全部それだった。

ので、またかなーと思いながら観に行った。
ところが。
冒頭のプライベートフィルムから、「普通の女の子のディープな物語」に引きずり込まれる。(ようになっている!)
気がつけば滂沱の涙。打ちのめされて、今だにひきずっています。
何というドキュメンタリーだ。


冒頭のほうのエイミーの言葉、「私は時々周りの人の前で歌えればいいの」
「小さなライブハウスで10人くらいの客の前で歌っていたい」。
この言葉はエイミーが亡くなったあとのトニー・ベネットの言葉、「50万人の前で歌いたいジャズ歌手なんていない」に対応している。
この手の対応は至るところにみられ、作り方がうまい。

周りがほっとかないくらい歌が上手かったばっかりに、ね。
彼女は「Lihab」の大ヒット、グラミー賞受賞で一躍有名人になった。
私が知ったのもそのおかげです。

彼女のライブ映像のDVDを持ってるけど、ステージで「パパ、どこにいるの?」と心細そうに語る姿が可憐だった。
パパに依存してるんだなあと思ったけど、この映画を観ると一筋縄ではないコンプレックス(複雑性)だった。
生活からの父親の喪失。その父親に教わったジャズ。父親に喜んでもらえること。
(私も父親不在だが、生まれる前からなのでこういう依存はよくわからないです)

1番印象的で打ちのめされたシーンは、彼女がスタジアムのライブでまったく歌わなかったときの、「ストップモーションの笑顔」でした。
何というショット。
一人の女の子の、絶望と諦めと決意の笑顔。

優れたドキュメンタリーは優れた劇映画とよく似ている。
カサヴェテスを思い出しました。
あるいはファッション性を剝ぎとったグザヴィエ・ドランか。

いやいや、思い出すものがあったというだけで、やっぱり圧倒的なリアリティのドキュメンタリーです。

今年前半観た映画の、ナンバーワン。






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