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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月29日 (Fri)
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2010年04月08日 (Thu)

昨日に引き続き、紙モノ、ではありません。
旧友山田勇男さんの新しい本が出るので、そのお知らせです。
山田さんの本は、ご本人が細部まで凝るのでいつもとても美しい。
しかも今回はペン画集、美しくないはずがない、とさっそく出版社に予約の電話を入れました。
限定二百部で、¥2500。
出版社は北冬書房。(03ー3468ー7782)
本屋には置かれないので、興味のある方はぜひ。
実は、山田さんもだけど、長年つげ義春や山田漫画に肩入れを続けてきた北冬書房にも、ぜひ頑張りつづけてほしいと、陰ながら応援しているのでした。



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2010年04月07日 (Wed)

店頭にブリキのまゆ皿の山を積んでおいたら、「あら、なつかしい!」 という女の方の声が。
市場にはよく養蚕、製糸関係の道具が出るが、八王子や奥多摩や飯能方面の産業だとなんとなく思い込んでいた。
その方によると、小金井、国分寺あたりも養蚕農家と桑畑だらけだったとか。
まゆ皿は好きなアイテムで、(紡ぎ機も素敵だけど、なんせ置けない) 今までもずっと扱ってきたが、なつかしい!という方がいて、なんか嬉しかったです。

写真の厚紙は、蚕種紙と言って、この上に小さく仕切られた蚕の棚を置いて卵を産ませるためのもの。
明治時代のもので、おもに北関東で使われていたものです。
日本の蚕は質が高く、そのまま輸出もされていました。
と、わかった風なことを言ってみたけど、実は分けていただいた業者さんの説明のままに 「かいこの成長記録紙」 と書いて骨董市で並べていたら、通りすがりのおじさまが 「それは違う。」 と正しい知識を伝授してくださったのでした。
まったく、お客様は生き字引です。
で、この紙、骨董市で買ってくださったのは、全員外人さんでした。
(ね、しぶいでしょ。)
何の紙か、英語で説明するのが大変でしたけど。
(かいこ、がまず言えなかった!)



2010年04月01日 (Thu)
ブログを始めてから、ちょうど一年たちました。
正直、すぐネタ切れで行き詰まるのではと思ってたのですけどね、とるに足らない話なら、いくらでもでてくるもんですね。
質は問わずに、二周年めざしてみよう。

3月はたくさん休んでしまったので、4月はたくさん出店します。

3日 (土)   阿佐ヶ谷神明宮
4日 (日)   東京国際フォーラム 
11日 (日)  調布布多天神
18日 (日)  高幡不動尊
24日 (土)  浦和調神社
29日 (木)  高幡不動尊(国宝祭り)

店とは違う品揃えを楽しんでます。(自分が。)
遊びにいらしてください。
2010年03月31日 (Wed)

布多天神出店に行く途中の武蔵境通りにあって、ずっーと気になっていた看板。
写真を撮りたくても、行きも帰りも真っ暗なのでチャンスがなく、そのまま八年くらいたってしまいました。
昨日、たまたま昼間に通る機会があって念願の写真撮影に成功。
「赤銅鈴之助朗読テープ発売中」 らしいです。
(売れてるのかどうか気になります。)

前に書いた 「三鷹通りのきりん」 も、この 「武蔵境通りの赤銅鈴之助」 も、自動車整備関係の会社の敷地内。
自動車関係、穴場かもしれない。



2010年03月29日 (Mon)

「日本語が滅びるとき」 で有名な水村美苗の、苦くて (帰国子女というには) 長すぎた、アメリカ体験記です。
アメリカ旅行中にずっと読んでたので、久しぶりの旅行なのに浮かれた気分になれなかったのはこの本のせいかもしれない。
おかげで、今回の旅行は、「アメリカの憂鬱」 と 「日本の憂鬱」 を数え上げる感じで過ごしていた。
彼女は中学生のときに、一家でアメリカに移住。
「アメリカナイズ」 されていく姉とは対称的に、日本文学と明治、大正の日本を愛する少女でした。

どういう風に苦いかといえば。
日本では 「迷子にならないように」 という不安が、「殺されないように」 という不安にいつのまにか変わっていったこと。
コリアン、チャイニーズと識別されない、ただの 「東洋人」 として扱われること。
ネイティブな英語を話さない 「白人じゃない人種」 に対する微妙な差別。

二、三年に満たない滞在の日本人は、たいてい 「アメリカ大好き」 になって帰国します。 わが家もそのクチでしたが、しかもリベラルといわれる土地柄でしたが、それでもこういう苦さは思い当たるものがあります。
短期滞在じゃない邦人は、いかばかりでしょう。(かれらは顔つきが違います。厳しい、しまった顔つきになっている。)

かたや日本は。
街中でもそうそう 「殺される」 気がしないのはいいとこだけど。
いやなのは、人権より印象や気分で人を攻撃したりとか、かなあ。
本人の問題なのに親、親族までひっぱりだしたり。 (「村」か、って思う。)
でもこれって、「寅さん」的な、人情とか情緒とかの裏返しなんだよね。
そこをなんとか、人情と人権の折り合いをつけられないものか、と思う。
一番耐えがたく思うのは、とてもアジア的な、なんか真綿で首を絞められるような 「同調圧力」、だな…。戦中の隣組だって今の町内会だって新聞などのマスメディアだってネットの口コミだって、一つ間違えばいつだって 「大衆ファシズム」 に変貌する、(してきた。) ということはいつも押さえておいたほうがいい、と思っております。
じゃアメリカの赤狩りの時代は何だ、と言われると困るんだけど。
うーん、「日本の憂鬱」 じゃなくて 「人類の憂鬱」 かも…。
なんか結論がグダグダになってきました。



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