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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月26日 (Tue)
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2009年09月07日 (Mon)

新宿タワレコに探し物に行ったらマル・ウォルドロンの「オール・アローン」があったので、目を疑った。
「昔の人気盤なのになんでCD化されないんだろう」の筆頭だったのだ。
権利の問題だったらしい。
かけてるとりょうが「どういう人なんですか?」ときくので、「マルはね、」といいかけて言葉に詰まった。
系譜的に説明しづらいのだ。
時代的にはハードパップだけど、スタイルはワン&オンリーの人なのです。
内省的で美しいのだけど、でも甘くない。辛口で硬派。
CDはLPと曲順が同じなのでほっとする。(変えてあるとすごくイヤ。)
上のジャケットは同じマルの「あなたと夜と音楽と」。日本制作盤ということだけあって、「ラウンドミッドナイト」、「ジョージア・オン・マイ・マインド」などの日本人好みナンバーがいっぱいつまってる。
でもマルは甘くない。(しつこい。)
表題曲はエバンスの「インタープレイ」のが極めつけだと思ってたけど、マルのもどっこい負けてなくて、こういうやり方もあったか、と思った。
一時期同じように人気があったピアノトリオ盤「フリー・アット・ラスト」は、以外に聞きあきがする。
どうも私はECMレーベルと肌が合わないっていうか、どのミュージシャンのでも、その人の個性よりレーベルの個性のほうが前に出ているのが、苦手です。(ブルーノートもそうだけど、黒人的ってとこがなじめる。ECMはヨーロッパ白人文化的なの。)
りょうの「オールアローン」の感想。
「こういうの好きです。坂本龍一か久石譲みたいで。」って、新鮮な意見。



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2009年09月03日 (Thu)
今月の骨董市出店

9月5日(土) 阿佐ヶ谷神明宮
9月13日(日) 調布布多天神
9月20日(日) 高幡不動尊
9月26日(土) 浦和調神社
遊びにいらしてください。

さて、アートの秋がやってきて、展覧会ラッシユです。
当店のスタッフと関係者のをご紹介してみます。


写真上。りょうくん参加。
制作グループHOWOBENI(ホヲベニ)の 「DOMITORY EXHIBITION」
9月1日~9月29日の月・火・木・土(その他要相談)090-8515-6919
16時~21時
場所・世田谷区代沢2の25の13の202 ギャラリィ ホヲベニ

写真中。ひろかちゃん、ななこちゃんによる、
ナナカマド展示「洞窟幻映箱」
8月28日~9月9日(木曜定休)
場所・杉並区西荻北3-26-5 ニヒル牛2
詳しくはナナカマドブログで。写真も見られます。

写真下。はっとりこうへい氏の立体作品
「かえる、きんぎょ、くるま、けむし、コケコッコー」
8月22日~9月23日(月曜定休)
14時~20時
場所・文京区小石川2の3の24 CORB
TEL 03-5684-2870



2009年09月01日 (Tue)

ミノルタ ミニ35という機種。配線はナショナル。
幻灯機の進化形というか、人によってはこれも幻灯機と呼んだりする。
スライド自動映写の高級品もあるけど、これはスライドを一枚写してるときにもう一枚を補充する、という手仕事からして、幻灯機と呼んだほうが似合いそう。
どっちにしても昔の「理工好き少年の机の上」にありそうな、かわいいやつです。
なんでこういうものに弱いんでしょう。
他にも、化学実験室系とか、医療系とか、天体少年系とか、地学系とか。
実は、中・高通してその手の勉強が苦手で、極端に成績が悪かったものばかりなのです。
典型的な文系でした。
だからこの趣味は「理系コンプレックス」の表れだと思ってる。
昔、夫のつきあいで秋葉原の部品屋さん(番台みたいのに座った店主のまわりに、細かい部品の箱がぎっしり置いてある。今でもあるのかな?)に行ったとき、何に使うものかもわからず、ただ「これはかわいい」「これはかわいくない」と選別していた。
今の理系コレクションもそのときと同じようなもんだと思います。
だからつっこまないでね、理工少年。

sold out

2009年08月29日 (Sat)

庭のとかげ。隠れてるつもりなのか、近づいてもじっとしている。

家族が留守がちなので、ここのところ一人ごはんが続いている。
一人ごはんは実験のチャンスなのだ。
自己責任なんだからあり得ない組み合わせで料理してみる。
当たればクリエィテブ。
とんぶり・かつおぶし・みょうがナムル(自作の残り物)・ねぎのチャーハンは傑作でした。(ありえなくないか。)
ほしぶどうのスープはやめたほうがいい。



2009年08月26日 (Wed)
骨董商って、「海千山千」に見えるでしょうが、それぞれが色々な前歴があって、「海千山千」に成長?するのです。
脱サラもいるし、定年後から始める人もいる。
うぶだし屋Mさん(四十代くらい)が医科歯科大出身と知ったときには、その親になりかわり「この親不孝者!」と叫んでしまった。
話してみて以外と多かったのが、美大出身のアート系、デザイン関系。
たぶん最初は、制作と両立させようと思ってたんじゃないかと推測する。
でも、制作しなくなる。
生活に追われて、ということよりも、なんかこの世界には制作欲を解消してしまうものがあるのだ。
売れないモノを売れるように修理、改造することだけはしょっちゅうだし、その中でちょっとしたアート性も小出しに出来るからではないかと思うのだけど。
見習いりょうくんをこの業種にひきこんでいいのかと心配するのは、そこのところです。
露店業者Sさん(推定五十くらい。独身。)とは去年しりあったのだけど、北海道出身で、昔予備校生のときに私がやっていたジャズ喫茶の客だったとわかったときは、「なにが悲しくてお互いこんな商売を!」と言ってしまった。
このSさん、早稲田大学出身、大学のときしていたバイトの寮が福井だったというだけの理由で今も福井に住民票があり、でも露店の旅ガラスである。
公園に車中泊もするらしい。
この人の車をのぞくと、商品のほかに生活用品など丸見えでたいへんあやしい。
彼が、骨董市でひだまりの中イスに座ってうたたねしてるのをみながら、「ああ、北海道って、こんな人多いなあ」と思った。
なんというか、「底辺で自由」なのだ。
見栄も出世欲もない。
フーテンの寅さんみたいな人。
みんな「もうからないなあ。」とかいいながら、でも絶対この商売をやめようとしないのは、やっぱりいごこちがいいからだろう。
もうからないのはある意味当たり前で、古いものが好きなのは全人口の一割くらいだと思っていて、すごくせまいマーケットの中でやってるから。
(あ、みんながみんなもうかってないわけじゃなくて、妻子どころか親族も食べさせていけるほどの実業家っぽい人もいます。念のため。)
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