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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月25日 (Mon)
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2011年06月27日 (Mon)

かやのリサイクル、ではなくて、未使用のかや用麻布が反物で手に入ったので、のれんを一枚作ってみました。
かやを通すと世の中がきれいに見えます。
道路から見たウチの店でさえ。

糊のきいてる麻は縫いやすい。
のれん作りを教えてくれたのは、十五年くらい前西国分寺にあった「道具や」という店のご主人でした。

モスグリーンの麻を漂白すると、いい生成色になります。(これも現物で教えてくれた。)
グリーンに飽きたらやってみて。
使ってると売り物だと思われないのですが。 半間用一枚¥2500です。(これも道具やさんと同じ。)

「夜目遠目傘の中」 という言葉があるけど、かやのむこう、というのもぜひ付け加えたいですね。

在庫あり

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2011年06月24日 (Fri)

          BY  長嶋

かつて大江健三郎が安保騒動の時に「自分は小説家としてなにができるか」と小説家の特権にとどまることを宣言した。 3,11以後芸能人やアスリートたちは芸能人としてアスリートとしてなにができるかかんがえてがんばりだした。
はたして一般のわたしたちのどこからが芸能人でアスリートなのか人間にそんな境目はあるのか、この分断の常識に絶望してもいいきがする。
2011年06月23日 (Thu)

もう五、六年前から、店も自宅も白熱電球をやめ、電球型蛍光灯電球色、というややこしいのにしています。
この震災後、夫が自宅のそれを片っぱしからLED電球に取り替えていました。
(私がこのシェードにはヘン、と主張したところ以外は。)
でも店は、LEDだとやっぱりおかしいシェードが多いんですね。
ホーローやアルミ、ブリキだともともと真上の天井あたりが暗いのでいいかと思うのですけど、シェードにはねかえる光を楽しめないのですね。
一つ一つ様子をみながら、少しずつ少エネタイプに換えていきたいと思います。

写真の上のは、どこぞの古い工場で使われていたシェード。
外側モスグリーン、内側白のよくあるホーローシェードに、半分だけ厚手プラスチックの遮光板が取り付けてあります。
取り付け方もプロの仕事。
目に直接光源を入れたくない仕事って何だったんでしょうかね。

下のは鉄足の医療ライトスタンド。
真ん中の遮光板が、LPレコードのラベルみたいでかわいいの。




あの山田照明とおなじなんでしょうか、 YAMADA SHADOWLESS LAMP CO. LTD. SINCE 1913 と書いてあります。

医療用なので、シェードの角度、高さもちろん調節できます。
この遮光板も、邪魔だったら取り外しできるようになっていますが、点けてみたら、この横から出るあかりがまたかわいいんですよ。


                       工場シェード sold out
                       医療ライト  sold out
2011年06月17日 (Fri)

ケータイの充電機能が壊れて、しばらくブログできませんでした。
電池交換して復活したけど、なんですね、手足をもぎとられた気分になりましたね。
パソコン出来ないのでなおさら。

オオタマサオさんが、ドローイングの展示中です。
国分寺駅北口一分の、ギャラリー LES JEU (レ・ジュ) にて。
(地蔵通り。 ライブハウスGEEの向かい。 旧花屋パルテール北口店さんの建物。)


一度目はオオタさんに誘われて、二度目は店スタッフりょうくんに見せたくて、すでに二回行きました。
(絶対りょうが気に入ると思ったので。)

オオタさんは本職写真家ですが、とても余技とは思えない力です。
過去の作品ファイルを拝見すると、顔という同じモティーフなのに、全然マンネリに陥っておらず、手癖で描いているのでもなく、みずみずしい、なんといったらいいのかな、「インスピレーションの現場感」 にあふれている。

これだけ生きてこられて、 (失礼) コマーシャル写真の業界にいらして、古物の世界のアカ (ほこりか) にもまみれて、よくこれだけみずみずしくいられるものだと感心する。

何かをリセットし続けているに違いない。

何だろう。
多分、業績とか地位とか経歴とか偏見とか、オオタさんが直感でムダだと思ってるもの…?

わからない。
オオタさん自身もわからないと思うので、わからないまま保留していこう。

展示、6月いっぱいです。
時間は午後1時から11時くらいまで。
おでかけください。


2011年06月11日 (Sat)
O氏いわく。(急に匿名。 ミエミエですが。 人の感想を勝手に公表していいのかなと思ったので。)
イーストウッドの映画は、終わり方がなんか、残尿感あるんだよ。
「グラン・トリノ」 は、残尿感いっぱいだ、 と。

そういう感じ方もあるんだな、と思った。
残尿感ととるか、余韻ととるか。
私はいつも、エンディング正解、と思っているのですが。

マイノリティを馬鹿にしている、とも言った。
これも私の受け取り方は、真逆。
マイノリティとならず者には、優しいです。

残酷だ、とも言った。
これは、え、どこが? ですね。
SかMかといわれれば、彼は絶対Mだけど、(自分が理不尽に、めちゃくちゃ痛めつけられるシーンを必ず盛るの。) 登場人物が残酷な目に会うのも、現実が残酷な程度だと思います。

私なんかイーストウッド好きすぎて、タイトルロールに 「マルパソ・プロダクション」 って出るだけでいつも胸がいっぱいになるよ。

日頃の友達との会話だって、自分の言いたいこと書きたいことだって、人にしたことだって、したかったことだって、してもらったことへのリアクションだって、たいていは 「残尿感」 あるでしょ。
こんな病状みたいな言葉じゃなくて、 「心残り」 といいたい。

私は、アメリカの監督に、こんな湿り気がある人がいる、ってだけでいいんです。

ずっと商業映画の土俵で自分のやりたいことをやる、って、インデペンデント作家でいるより腕力がいることだと思う。
娯楽性 (採算性) も、絶対手放さない、っていうのは、彼の健康な決意だと思う。

Oさん、あまり多くは見てないようなので、最初の 「恐怖のメロディ」 からずっと観てみて、ぜんぶ観て、と言いたいけどね、観ないだろうなあ…。
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