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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月25日 (Mon)
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2010年12月22日 (Wed)

思いきりweakな分野のアンティークビスクドールです。
知人から委託を受けました。
ウチに似合わないことこの上ない。
どうしてウチなの? 自分でネットで売るのは? 人形専門の業者を紹介してあげようか? と言っても、いいの、ここで、というばかり。

日本アンティークギャラリーのコレクションドール、ということで、CD132のナンバー入り。
作家、年代は不明ですが、ナンバーでつきとめられるかも。

作家さんは、一度はジュモー、ブリュは手がけたいみたいですね。
私も、気の強そうなブリュは好きです。
ほんとは安価でスッキリ系のドイツのが好きなんですけど。

で、好みとしては、服を脱がし、下着姿か裸体にしちゃうのがいいんですけどね。
出来れば、手足バラバラにして、古い木箱などにいれておくのが一番好きなんですけどね、
…思いとどまりました。

sold

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2010年12月17日 (Fri)

いきなり年配のお客様に、「昔はボロ市は、あんたの店みたいにわけわかんない古いモノを売ってるもんだったよ。 最近はきれいな店ばかりになっちゃってねー。」 とへんなほめられ方をする。(ほめられたのかな?)
一年で一番きつい出店が終わって、ほっとしました。
来ていただいたお客様、お買い上げいただいたお客様、ありがとうございました。
差し入れ、陣中見舞いのヒロカ、ナナコちゃん、ありがとう。
搬入、搬出、店番の手伝いと、片腕になって働いてくれたりょうくん、ありがとう。
「あれが気になって。」 と二日目も来てくださった方もいらして、心がほかほかと暖かくなりました。
隣の店の口上売りのお兄さんは、口上のアドリブが上手なので聞いてるとついウトウトしてしまい、「寝たらだめですよー!寝たら死んじゃいますよー!」 とすかさずアドリブをいれる。
欠けのあるホーローケトルを覗きこんで、「こんなの売れるんですかー?」 といったり、「おお、売れたー!」 とビックリしたり、かわいいお兄さんであります。

きついのに、寒いのに、毎年出たくなるのは、やっぱりあそこでしか味わえない気分があるからだと思う。
あ、売り上げは全然たいしたことないですけど。



2010年12月14日 (Tue)

これは今年の2月の布多天神で、野外野菜炒めをしてるところ。 てんてん堂さんと。


おとといの布多天神では、今年初めてストーブを用意しました。

寒い季節になると、骨董市には練炭を用意して、暖をとる。
暖をとるだけじゃもったいないので、お餅やパンやソーセージを焼いて昼食にする。
で、ご近所さんと食したりします。
お餅だけだと野菜不足だなと思い、大きなフライパンを用意して野菜を炒めたりしだして、こういうことってだんだんエスカレートしてくるの。
あ、汁物もほしいなあ…と思ったところで、気づいた。
これって、公園の 「炊き出し」 にどんどん近づいてる…。

野外バーテンダー、アーバンさんは、リキュール入りのコーヒーをご馳走してくれた。
(彼は早朝に「ブラディ・マリー」を作ってくれたこともある。 しかもおしゃれなことに、いついかなる時でもちゃんとしたステム付きのグラスでなのです。)

練炭は昔はどこのホームセンターでも買えたのに、一時期練炭自殺が流行ってから、近所のホームセンターでは買えなくなった。
(売ってるのは継ぎ足しが必要な豆炭というやつ。)
で、かなり遠出をして買いに行くのです。
最近は、練炭連続殺人事件というのもあって、ますます買えなくなるかと思うとゆううつです。
また、冬になってから買いに行くと 「シーズンオフだから、ない」 って、わけわかんないことを言われたりする。(レジャーシーズンじゃないから?)
冬の野外労働者のことは全く考えてくれてないね。

明日からの世田谷ボロ市も、これで乗り切ります。



2010年12月08日 (Wed)
「現代美術的視点からの骨董」(よくわからないのだけど、平たく言えば、アート的にかっこいい、ということ? アートとコラボ出来る骨董?)、「自己表現としてのモノ選び」 と言う、若い同業者U君。
「表現、なんて目の前にぶらさげるもんじゃなくて、結果として後ろのほうに勝手にこぼれ落ちていくもの。」 と、私。
彼、「いつも表現を意識してないと、(周囲の人に)かき消されそうで。」
とも言っていたっけ。
(ぜぇーったい、そんなことないんだよ!)

若いって、何かにつけ理由づけが必要らしい…。
でも私は絵に打ち込んでた若い頃だって、絶対自己表現という言葉は使わなかったな。 うさんくさい言葉だと思ってたな。

この業界、百人いれば百通りの、やり方がある。
「生活のための仕事は別にある」 とか、「生活支援がある」 とか、「年金収入がある」 とか、「もともとお金持ち」 とか、「二代目」 とか、バックグラウンドだっていろいろなのだ。
(なんの参考にもなりゃしないので、経営参考物件から除外している。)
生活を成り立たせるための仕事なら、「表現」 とはあさっての方のことばだ、と思う。
というか、「期せずしていやおうなく出来てしまうもの。だから無自覚でいていいもの。」 だと思います。

「自己表現」 と 「自分探し」 って、なんとなく似てるね。
ろくなもん見つけないから、探さないほうが身のためだよ…。

「もの思ふ青年」N君が、以前、(この仕事に関して)「悩まないですか?」 ときいてきた。
「…今は悩まないなあ。」 と答えながら、昔ジャズ喫茶経営時代の終盤は、おおいに悩んでたことを思い出した。
自分が感動的な演奏をしたわけじゃないのに、レコードをただかけるだけなのに、ね、いいでしょ?と客に無言の圧力。 何をエラソーに、と思ったのだった。 へんな商売だよなあ、って。
「桶屋が桶を売るように」(谷川雁)、「八百屋が野菜を売るように」 明快な商売をしたい、と思った。
ので、コーヒーを売ってるのだと思うことにした。

今は、八百屋が野菜を売るように仕事が出来てると思っているので、悩まないのだ。
なんせ、仕入れ値や経費という、自分の思い入れだけじゃない、明快な基準があるのだもの。
私は虚業じゃなくて実業がしたかったのだった。
「表現」 なんて言葉にかかわると、せっかくの(もうかってないけどそれでも。) 実業が…。
2010年12月06日 (Mon)

最近4個入荷した、これ。
私は最初、神社などの屋根の残欠か建材の部品かなと思いました。

これは、大正から昭和初期の、「懐中時計置き」。 
木の厚みだけで自立し、正面に手彫りでアールヌーボー風のつる草のような柄が入ってます。

それだけだったら、べつに感動もの?じゃないんだけど。
これをじーっと見ていて、ああ、そうか! と最近気がつきました。

なぜこんなにおおげさで無駄に場所をとるかたちをしてるのか。
これは、ガラスの枠の置き時計のかたちにそっくりだったのでした。
つまりこれは、「懐中時計をここにかけてる間は、置き時計になるよ、という台」 だったのです。

お父さんが出かけたら、時間わからなくなっちゃう?
だいじょうぶ、柱時計があるから。(たぶん。)

懐中時計は、当時とても高価なものだったはず。
なのにこのビンボーくさい発想はどうでしょう。
いかにも日本的だとおもいませんか?
シャーロック・ホームズが、おお、これは便利! と使ったとは考えにくい。


真ん中に写真とレンズガラスを置けば、このようにも使えます。
台に角度がついているので、押さえがなくてもガラスが落ちることはありません。

あ、 一番発想がビンボーくさいのは、私かも…。


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