露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
日曜の早朝、骨董ジャンボリーに行くときの一番の難所、外堀通りから日比谷交差点を曲がるところをいっぱいいっぱいになって運転しているときに、ユーキャンから 「エイミーが死んだ」 というメールが来た。
やっぱり、と思った。
エイミー・ワインハウスの 「バック・トゥ・ブラック」 が出たとき、すぐにはまって店でエンドレスでかけていたので、当時のお客様の店内物色にはもれなくエイミーの歌がついていたはずです。
そのメイクやファッションと同じく、意図的にレトロポップな音楽。
声は二十代前半とは思えないくらいドスがきいている。
歌詞は…。 元カレと寝て今の彼氏に気づかれて床にうずくまって泣いたりとか、ナイフを突き刺したのはどっちからだったかしらとか、彼は妻の元に帰り私は暗闇に戻る、とか。
「あんた、どんな男と付き合ってきたの?」 と思わず言いたくなる。
でも、ライブDVDを観たら、とても繊細そうで小動物のようにオドオドしていた。
観客席に向かって、 「パパ、どこにいるの?」 と不安げに言ったときはすごく可愛かった。
正直で、飾れない子なのです。
で、歌はすごくうまい。
キャロル・キングのようなナチュラルに 「いい人」 ってアメリカから出てくるような気がするけど、イギリスってエイミーのような女が出てくる国なんだよね。
アル中は病気だから、奇行などは病気の症状で、本人の性格や努力がたりないという問題ではないと思います。
周囲が、もっと強制的に長期的に治療させてあげないと。
当時ユーキャンに、エイミーいいよって薦めたら、「一発屋の気がする。」 と言っていた。
その通りだった。
二枚のCDと一枚のDVDを世に出して死んでしまった、ほんとにほんとに見事な 「一発屋」だったなあ。
PR
この記事にコメントする