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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月26日 (Tue)
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2009年05月11日 (Mon)

今回の収穫のシーガラス

千葉県館山の海岸へ行ってきた。家族で何度も行ってるところなので、勝手知ったる収穫ポイント。 拾うのは、波が作った磨りガラスの破片、印判や伊万里の陶片、タイルなど。 三時間休憩なしで、時間が許せばいったい何時間拾ってたことでしょう。   拾ったものを何にするかというと、何にもならない。ただ眺める。そのまま箸置きに、細かいのは金魚鉢の小石がわりになるくらい。シーガラスつなげてシェードを作ったこともあったけど売るわけにいかない(値段つけられないし)。   山は山で木の実や葉っぱを拾いまくるし、砂利道で陶片を拾うこともある。自分が太古の女とつながってるなと思うのは、こうして採集しまくってる時と出産の時くらいだ。 ちなみに息子は、幼児の時から、海岸で穴ばかり掘っていた。一心不乱。西武球場の外野席でも掘り出してあせった。これもなんかあるのかもしれない。(夫は掘りません)



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2009年05月05日 (Tue)
この業界では、骨董商のことを、単に「業者」と呼ぶ。「この人、業者。」とか、「業者ですか。」とか。まるで世の中この業種しかないみたいな言い方で、ちょっとタカピーだよね。(ちなみに、解体現場とか買い取り現場のことを、単に「現場」という。)
で、この人、業者になるしかないでしょ、と思ったのが、ルオーだった。
彼は、国際文化という学校で美容師の卵だったときからの、お客さんだ。卒業して、美容師になり、やめて今は絵を描きながらフリーターをしている。
という人は、今までにもたくさんいたような気がするが、ルオーが持ってきた作品ファイルを見て、ああ、この人は描くしかないでしょ、と思ったのだった。なんというか、ひさびさにファインアートを見た、と思ったのだ。技術はまだまだで、作品の出来不出来もばらばらなんだけど、ルオーには描く動機がある、と思った。
フリーターなんだけど、あまり働かないので、彼はビンボーである。ビンボーなので生活必需品がないくせに、店で「趣味のクスリビン」とか買っていく。ちょっと心配になって、「業者になって、絵も描く生活をしたらどうか」と、提案したのだった。ルオー乗り気。 でも、一人前の業者になるまで、目の前の暮らしと戦わなくては。さて…。
2009年05月03日 (Sun)
隣の海鮮丼屋のランチが盛況である。ウチの店の前に自転車が置いてあって、開店支度ができない。ちょっとだけずらして、戸を開け、外置きのものを出し、それからちょっと考えて、また自転車を元どおりにウチの店の前に置いた。よけといたら、イヤミかな、って思って。
しばらくすると、「やあ、すみませんでした」と、おじさんが謝りにきた。ここらへんは初めて来たらしく、店名の由来をきかれ(そのときによってテキトーに答える)、おじさんは、「私、津村謙の上海帰りのリルを毎日聴いてるんです。」と言って、カウンターの前で歌いはじめた。途中で私もつられて、ちょっと合唱になってしまった。何やってんだ。歌い終わると、じゃ、と帰ったおじさん。なんなんだ。
2009年05月01日 (Fri)


銅のやかんが好きなので、市場でもこむかい(同業者の店で売ってもらうこと。仕入値にしてもらう)でも、よく仕入れる。実際に水をいれてみないと使えるものかどうか分からないので、ある意味賭けである。最近仕入れた二つは失敗。激しく水もれ。(底に穴がなくても、溶接部分からもるのだ。)業者の一人は確信犯、一人は知らずに売ったみたい。そういうものは店で売るわけにいかないので、(もります。おとしをいれて、花器などに、と書いて買値を無視した値段で売ることはある。)自然、我が家はもれヤカンだらけ。この商売してると、「お宅には素敵なものが、さぞかしいっぱいあるでしょう」とか「インテリア素敵でしょう」とか、よく言われるけど、とーんでもござんせん!食器はニュウやカケがあって売り物にならないものばかりだし、部屋には、修繕しなければならないモノが、いつまでも修繕されずに山積み。家族のひんしゅくを買っている。同業者も同じことをよく言われるらしく、お互いの家を知ってる者同志、笑っちゃうしかな
い。



2009年04月30日 (Thu)
昨日の高幡国宝祭りで、今月の骨董市が終わった。夜7時に帰宅したあと、すぐ自転車に乗り換えて、新小金井「マイルドカントリー」の、「アイアム・マーケット」というイベントへ。
実は骨董市のあとは、精魂尽き果ててボロボロなんだけど、ひとえにおいしいカレーとコーヒーとビールを味わいたい一心で行きました。店の前に、行列が出来てた。年末のイベント「古くて美しいもの展」的な、のんびりしたものを想像していたので、ちょっとびっくり。どうしようかと思いながらも並んでいると、リルの店番してくれてたルオーと、バイトOBのやっちゃん、じゅんちゃん、狛江で「オウチ」という古道具屋をやってる若いご夫婦がみえた。心地よい古道具に囲まれた店内で、カレーとビールをいただく。だいたいビールのために自転車に乗り換えてきたんだもの。  長居もできないので、ルオー、じゅんちゃん、やっちゃんと、東小金井の店で二次会。ひさしぶりにゆっくりおしゃべりした。ルオーとやっちゃんが見たUFOのはなし。デザイン会社でがんばってるじゅんちゃんのはなし。
というわけで以前からだはボロボロ状態。
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