露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
最近感動的にかわいい! と思った古い日本製のワンピース。
胸のあたりと裾のフレアー部分がレース地で切り替えになっています。
色はソフトなグレー。
ただし、 Sサイズなのだ …。
小柄な方オンリー。
店は、 古着はほんの少ししか置いていないので、 古着屋というにはおこがましいと思っています。
なのになぜか、 古着コーナーしか見ないお客様のほうが断然多い。
ほんの店の片隅に、 直行直帰。
(ここはほんとに古道具屋なのかしらね、 とときどき思います …。)
最近は仕入れを怠っていて、 たいへん申し訳ない。
でも、 扱い量を増やすつもりはないのです。
扱いたいのがね、 なかなかないの。
問屋も閉店したりで、 もう三軒め。
シンプルで実用的なのなら、 ユニクロや無印やGAP、 いいじゃない? と本気で言ってるしね、
あそこにリサイクルショップありますよ、 とか言うし。
やる気あんのか、 って思われてもしょうがないけど、
実用品なら別にうちでなくてもいいわけだし、
昔のものならではの味のあるものとか、
今ではありえないほど手が込んでるものとかなら、
喜んで扱いたいのですけど、 ね。
冬はここ数年イギリスBarbourのオイルコートを何枚も売りました。
でもコンスタントに扱える保証もないので、 今年も来年も扱えるかどうかはわからない。
古道具も古着も、
お客様にとっても店にとっても、
ラッキーな偶然をキャッチするしかないのです。
あ、 で、 古着とバッグ、 わずかですが新しく入荷いたしました。
sold out
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昔の小学校の給食室から。
なぜアルミやアルマイトのじゃなくて、 琺瑯のトレーかというと、
配膳用ではなくて天火 (オーブン) 用だったからです。
十枚くらい入荷しました。
縁が2㎝くらいたちあがってるだけの、 シンプルな角トレー。
グラタン皿とかのせて焼いたんでしょうか。
おいしそうな学校給食 …。
普通の角パッドと違い、 ガスレンジ台の天板に使われているのと同じ超厚手のタイプです。
したがって見た目より重い。
お店の什器などに便利そうです。
一人膳などにもね。
パンを直接置いて、 ガラスのサラダボウルとコップを置いて、 ……いい感じでしょ。
裏面は黒です。
キズなしもありますが数は少なく、 縁にちょこっとキズありが多い。 (早い者勝ち。)
天火用琺瑯トレー 32㎝ × 28㎝ ⅠP ¥2500
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この人も、 とっておきです。 (とっとく意味不明? 大事すぎてあまりうまい表現ができそうもない人、 ってこと …。)
店でCDをかけていて、
たまに、 一日の始めにかけた人が止まらないときがある。
そんな要注意の、 マイルスや、 ドルフィーや、 トレーンや、 パウエルや、 パーカー。
エバンスもその一人です。
エバンスは、 「裏バド・パウエル」 だと思っている。
(裏、 が失礼なら、 逆でもいいんだけど。)
スタイルも音も全然違うのですが、 その陰の深さ、 破滅的であること、 暗さ、 狂気の匂いなど …。
全部がシンコペーション、 みたいな、 独特の浮遊感のある演奏と、 モダンとしかいいようがない独特のコード進行は、 「白人ピアノ」 の一つのスタイルをつくりました。
ドン・フリードマンはじめ影響されたピアニスト、 数知れないと思う。
私は山下洋輔もじつは 「エバンス派」 だとにらんでいるのですけど。
そう言い切る自信もないのですが、
彼のフリースタイルのなかに、 エバンスが潜んでいる気がしてならないのです、 昔から。
スコット・ラファロ(b) の入ってる諸作が、 やっぱりいい。
インタープレイ、 という言葉も今はすっかり死語になっちゃいましたね …。
アルバムの 「ワルツ・フォー・デビー」 ね、
ヴィッレッジ・ヴァンガードというライブハウスでの演奏だけど、
ちょっとざわざわしてたりグラスのぶつかる音が入ってたりするでしょ。
臨場感があってきらいじゃないんだけど、
こんないい生演奏をみんなちゃんと聴いてるのかなあ、 と思ったりして。
(コルトレーンのときも客は飲食してたのかなあ、 すごいなあ、 とか思ったり。 行ったことないからどんなとこかわかりません。)
エバンス、 いつの時代もひっそりとした人気がありました。
でも、 「ひっそりと愛好する対象」 から、 いつのまにか 「ジャズの巨人」 になっちゃいました。
私はいまだに、 この巨人扱いに慣れてないのです。
こんなに 「大物感」 が出てきたのは、 亡くなってからだと思う。 (80年。)
CDショップの棚の幅かだんだん広くなっていった。 (生前はLP時代だけど。)
なぜなんだろう。
昔、 フリージャズ好きの人が、 こっそり、 「じつはぼく、 エバンスも好きなんです。」 と恥ずかしそうに言ったことがあって、
エバンス、 最高じゃん、
恥ずかしがらなくてもいいじゃん、
と思ったのだけど、
フリー系の人気がなくなって、 堂々とエバンスファンですと言える時代になったってことなんだろうか?
どっちも好きだっていいじゃん、 とまた思っちゃいますが。
それとも、 ジャズピアノへのきっかけ?
まあ、 なんでもいいんですが、
その、 大物化の過程が不思議なだけで …。
中山康樹氏の 「エバンスを聴け!」 はじめエバンス本もさかんで、 新著も出たらしいので、 (くたくたにゃん氏情報。) 読んでみようかな。
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業者になるまえから、 好きで折々に買っていた繭皿。
店や家のあちこちに隠していたものを集めてみたら、 こうなった。
(まだニ、三枚車の中にあるはず。)
売れるスピードより、 仕入れ (なのかな? ほとんど条件反射…。) のスピードのほうが速いのでたまってしまったのでした。
需給バランス悪すぎ。
また、 家のあちこちから見つかるのは、 「これは気に入ってるので自宅用に。」 と思って一時置きして、 しばらくすると忘れてまた同じことを繰り返してしまうからです。
やっぱりバカなリスみたいです。
忘れられないのは、 ワレを細いタコ糸で継いだ一枚。
置いたとたんに売れちゃいましたが、 あれ、 よかったな …。
ときどき思い出します。
このたび全部集めて店に置きました。 (どれがとっておきだかわからなくなってしまったので、 まぜまぜ。)
繭皿をお探しの方、 ぜひ見にいらしてください。
この繭皿、 アンカーコップと同じく、 二十年くらい前から価格が変わっていません。
数は確実に少なくなっているはずなのに。
それだけ養蚕業が多かったということでしょうか。
木製 ¥3500 前後
ブリキ製 ¥Ⅰ500 ~ ¥2000
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