露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
写真は、 いっとう好きなアルバム、 「Let Love Rule」(1989年。)
絵に描いたような王道のロックを、 聴いてまいりました。
2時間軽く踊りっぱなし、 家に帰って3時間寝て、 明け方昨日の骨董市へ。
今日になってから足の疲労感が… 。
何が王道かってね。
レイバンのサングラスにピッタピタの黒い革パンツ、 でしょ。
(お腹が出てなかったのでとりあえず安心。)
太い二の腕のタトゥーとそれと同色のやはりピッタピタのタンクトップ。(遠めには全部タトゥー?と思っちゃった。)
それに裾がギザギザの黒の革ロングベスト。
レスポールギター。
ギュインギュインの70年代なプレイのギタリストは、 若いのに、 肩より長いロングのパンチパーマなのっ。 (あのヘアスタイルなんて言うんでしょう。)
で、 レニーと背中合わせにのけぞって、 ギターデュオ。
(ここまで話したらヒロカが、 恥ずかしい! と顔を覆った。)
いえいえ。
歌もヒット曲のオンパレードで、 聴きたい曲は全部聴けたし、
バラードは、 ファルセットがちょっと苦しいが、 やっぱり極上。
ラップとかテクノとかなんか新しいことをやろう、 とか、
バンドとしてのサウンドを追求しよう、 とか、
そういうことは何も考えてないみたいで。
ノーコンセプトで。
待てよ、 一人で楽器もボーカルもアレンジもこなしてアルバムを作っちゃうレニーのこと。
最近のアルバムでは新しいこともやってたし (おもしろくないけど)、 これがコンセプトだったのかな?
俺は70年代ロックが心底好きなんだ、 というのが伝わるコンセプト?
目をかけてきた (?) 私としては、
それでいいのだよ、 レニーくん、
と思っちゃいました。
いろいろな人のコンサート行ってみたとするでしょ。
動機はただその人の世界に浸りたいわけで、 新しいとか古臭いとか、 どうでもいいもん。
数年後にはそんなこと本当にどうでもいいことになってるもん。
深く浸らせてくれたら、 どんなスタイルでも、 それが最高。
「今何がきてる。 何が新しい。 」 ということしか頭にないミュージシャンは、 同じことしか頭にないファンと対応してるだけで、
そんなのは半年くらいで消費されちゃっておしまいだよ、
と思いました。
会場は、 「レニー!」 の野太い男の声が飛び交い、 もうちょっとでナガブチ状態。
三十代、四十代が多く、 ヒスのジャンパー率高し。 わかりやすい。
今後こんな王道ロックの人は出てこないだろうなあ、 出てきたらギャグかパロディだよなあ、 と思ったら、前に 「最後のロッカー。」 と書いたのもあながち間違ってないかも。
レニー、 一年半後にはまた来ます、 と言ってたけど、 あまり信用できない。
きっと 「14年後」 ですよ… 。
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初めての子が二歳くらいのとき。
小さな病院の待合室で、 私はひざに子供を乗せて、 退屈させないようにと小さな声でしりとりをしていた。
単語を言うのもだんだん飽きてきて (私が)、 長いセンテンスでのしりとりとなり、
となりの女性が噴き出していた。
そのとき小さな手をぽんぽんともてあそびながら、
私はなぜか、
この手の小ささを覚えておこう、
決して忘れない、
と、 強烈に思ったのだ。
それまでにも毎日何度も触れていたのに… 。
こどもが毎日成長していくのが、 うれしいようなもったいないようなさびしいような感情が、 一気に高まったんだと思う。
昨日、 十年以上前にバイトしてくれていたみほちゃんが、 三歳の男の子をつれて遊びにきてくれた。
みほちゃんは美大をでたあとバッグメーカーに勤め、 結婚して二児のママ。
三歳坊やは当然古道具に興味なしなので、 店内を物色したいママを残して、 近所に散歩に連れ出した。
並んで歩くと、 自然に手をつないでくるのです。
ああ、…この感触だよ。
思いだしちゃった。
どう思い返しても、 やっぱり学齢期前が、 親と子の蜜月。
あのときあーんなに可愛かった! という記憶が、 その後の一筋縄ではいかないこどもとの暮らしを支えてくれたのです。
あの頃、 電車の中でどんなむさ苦しいおじさんなどを見ても、
「この人のお母さんも生まれたとき喜んで、 可愛くて大事にしたんだろうなあ。」
と思うとみんないとおしく可愛く思えたものでした。
今はそんなことない。
一時的な博愛精神? だったんですね。
みほちゃん、 来てくれてありがとう。
今の、 期間限定の、 小さい人たちとの暮らしを、 めいっぱい、 楽しんでください!
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小さな病院の待合室で、 私はひざに子供を乗せて、 退屈させないようにと小さな声でしりとりをしていた。
単語を言うのもだんだん飽きてきて (私が)、 長いセンテンスでのしりとりとなり、
となりの女性が噴き出していた。
そのとき小さな手をぽんぽんともてあそびながら、
私はなぜか、
この手の小ささを覚えておこう、
決して忘れない、
と、 強烈に思ったのだ。
それまでにも毎日何度も触れていたのに… 。
こどもが毎日成長していくのが、 うれしいようなもったいないようなさびしいような感情が、 一気に高まったんだと思う。
昨日、 十年以上前にバイトしてくれていたみほちゃんが、 三歳の男の子をつれて遊びにきてくれた。
みほちゃんは美大をでたあとバッグメーカーに勤め、 結婚して二児のママ。
三歳坊やは当然古道具に興味なしなので、 店内を物色したいママを残して、 近所に散歩に連れ出した。
並んで歩くと、 自然に手をつないでくるのです。
ああ、…この感触だよ。
思いだしちゃった。
どう思い返しても、 やっぱり学齢期前が、 親と子の蜜月。
あのときあーんなに可愛かった! という記憶が、 その後の一筋縄ではいかないこどもとの暮らしを支えてくれたのです。
あの頃、 電車の中でどんなむさ苦しいおじさんなどを見ても、
「この人のお母さんも生まれたとき喜んで、 可愛くて大事にしたんだろうなあ。」
と思うとみんないとおしく可愛く思えたものでした。
今はそんなことない。
一時的な博愛精神? だったんですね。
みほちゃん、 来てくれてありがとう。
今の、 期間限定の、 小さい人たちとの暮らしを、 めいっぱい、 楽しんでください!
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これとまったく同じのをアメリカで何度も見かけたのですが、 たぶん'60年代くらいの輸出用日本製ではないかと思っています。
そのときは荷物の重量制限のことを考えて、 買ってはこなかったのですが。
一人分用の小さいバージョンのは二、三回売ったことがありました。
今回仕入れたこれ、 未使用品らしくアルミカバーの内貼りのネルもきれい。
すごく簡単なのに 「ていねいにお茶を味わっている」 感がここちよいのですよ。
デッドストック品 高さ カバーのつまみまで 20㎝ 横 注ぎ口からハンドルまで 20㎝
sold out
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寒かったけど、 なんとか天気に恵まれ、 無事に終了しました。
しっかし、 美しくないレイアウトだなあ、 とあらためて写真で思い知る。
この日は「Brocante du monde」のアキちゃんとのコラボ。
(写真の黒い布から左側。)
アキちゃんは着くなり手早くかっこよくレイアウトを決めていて、 (手持ちでグリーンまで持ってくる人ってあまりいなくない?)
お隣りがこんなでごめんね、 ほんと。
大江戸は手持ちならでの楽しみがあります。
車出店だと片付けはじめてから完全撤収まで3時間はかかる (私は特別。) のに、 1時間もかからないし。
運転しなくていいし。 (きらいなんですよ。)
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骨董市の前夜は最低10時には就寝を、 と思ってるのに、 土曜は夜中までフィギュア世界選手権男子フリーを観てしまった。
高橋大輔選手のFPの曲、「Blues For Clook」 が、 最初聴いたときから好きです。
音楽としても最近めったに聴けない、 泥臭いドブルースで。
これはあれですね、 もろ 「酔いどれ」 の音楽ですね。 バーボンくさくてステキ。
フィギュアスケートというのは、 クラシック音楽やクラシックバレエと同じ、 正統ヨーロッパ文化の土壌のものという感じがしていて、 そういうのが苦手な私はあまり関心がなかった。
観るようになったのは、 ストリート系! と思った高橋選手が出てきてからだ。
スポーツ競技としてのフィギュアの判定基準 (変わるらしいし) にはシロウトで、
どのくらいシロウトかというと 「この選手、 衣装が減点。」 「笑顔加点。」とか言いながらお気楽に観てるわけで… 。
そんな私でも、
技術点はともかく、 演技構成点が、 P・チャン 90.14、 高橋 85.78、 というのは、 え、 なんで? と思った。
演技構成点って、 どれくらい審査員と観客を魅せられるか、 ってことじゃないの? 他に何かあるんだっけ?
大ちゃん、 演技構成でこれ以上何をすればいいのよ、 といったら、 夫が、
「審査員ブルースきらいなんじゃない。」
「(ジャンプやステップじゃないところでも) キャーキャー言われてるのがきらいなんじゃない。」
といった。
「いいじゃん、 それで。」
「もうベツモノだよ。」 と。
そうだよね。
フィギュアはスポーツ競技なんだし、 さらに人による判定種目なんだし。
高橋選手、 そこから突き抜けてしまった存在になったのだとしたら、
そのほうがずっとずっとずっと、 かっこいいじゃん、
と思いました。
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高橋大輔選手のFPの曲、「Blues For Clook」 が、 最初聴いたときから好きです。
音楽としても最近めったに聴けない、 泥臭いドブルースで。
これはあれですね、 もろ 「酔いどれ」 の音楽ですね。 バーボンくさくてステキ。
フィギュアスケートというのは、 クラシック音楽やクラシックバレエと同じ、 正統ヨーロッパ文化の土壌のものという感じがしていて、 そういうのが苦手な私はあまり関心がなかった。
観るようになったのは、 ストリート系! と思った高橋選手が出てきてからだ。
スポーツ競技としてのフィギュアの判定基準 (変わるらしいし) にはシロウトで、
どのくらいシロウトかというと 「この選手、 衣装が減点。」 「笑顔加点。」とか言いながらお気楽に観てるわけで… 。
そんな私でも、
技術点はともかく、 演技構成点が、 P・チャン 90.14、 高橋 85.78、 というのは、 え、 なんで? と思った。
演技構成点って、 どれくらい審査員と観客を魅せられるか、 ってことじゃないの? 他に何かあるんだっけ?
大ちゃん、 演技構成でこれ以上何をすればいいのよ、 といったら、 夫が、
「審査員ブルースきらいなんじゃない。」
「(ジャンプやステップじゃないところでも) キャーキャー言われてるのがきらいなんじゃない。」
といった。
「いいじゃん、 それで。」
「もうベツモノだよ。」 と。
そうだよね。
フィギュアはスポーツ競技なんだし、 さらに人による判定種目なんだし。
高橋選手、 そこから突き抜けてしまった存在になったのだとしたら、
そのほうがずっとずっとずっと、 かっこいいじゃん、
と思いました。
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