露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
入院中の母のことも影響あるのか、 どうも私は最近 「死に準備」 というものを軽く始めたい、 みたいで。
先日も夜中ベッドの中で、 子供たちに言い残しておくこと、 というのを一生懸命考えておりました。
そしたら。
「カラスは乳製品が好物なんだから、 マヨネーズやヨーグルトの容器はよく洗ってから捨てないとゴミ袋が荒らされるんだよ。」
というのが、
真っ先に、 断固として! 心に浮かんできて、 (荒らされたことがあるのだ。)
そしてそれ以上いくら考えても、
なんにも出て来ないのでした。
これだけじゃなんなので、 継続してなんか考えます。
(もうひとつ。 男の人とのお付き合いについて、 というのもあるけれど、 すでに娘に昔言ってある。)
話はかわるようでかわってないのですが、
昔、阿部薫さん(as) の本 (「阿部薫覚書」) を作ろうと思ったとき考えていたことは、 阿部さんの演奏記録、 言動の記録、 その断片の集成、 ということだけでした。
多くの方の 「自分の知っている阿部薫」 を集めた合わせ鏡は、 実像をイメージするのに役立つだろう。
合わせ鏡は多ければ多いほどよい。
そう思って当時存じ上げてる限りの、 接触のあった方々に原稿をお願いしました。
情報量は不充分でも、 次に続くものへのたたき台になれば意義もある、 と思ったものでした。
(実際、 のちの文遊社版「阿部薫1949ー1978」のたたき台になりました。)
でも、 のちのちの人たちの、 評価、 判断、 思い入れ。
その材料を丸投げにするためには、 記録をもっともっと集成したかったなというのも、 事実。
で、 いま私が死んだら、 私が知っている阿部さんというものも墓場まで持っていくことになるのだなあと思いいたったわけです。
ここらへんで知っていることのすべてを吐き出しておいたほうがいい、 と、 このところ思っていました。
カラスの話と違って、 阿部さんのことは言っとかないといけない気がするので… 。
なので、本には書かなかったことを、 思い出すままに、 断片的に、 書いていこうと思います。
いま確実にいるファンと。
これから確実に生まれるファンのために。
それだけです。
私だってほかの方のお話を、 たとえ藁一本分だって、 新しく知りたいのだから。
まずは 「言動」 の 「言」 の方から。
※ 「コルトレーンは、 神のスカートの下にもぐりこんでしまったんだ。」
※ 私 「ロックにもフリー(ジャズ的なもの) ってあるのかなあ。」
阿部、 即答。 「ないよ。 連中はあるって言ってるけどね。」
※ (日本のある人気フリージャズミュージシャンについて)
「あれはね、 インプロヴィゼイションじゃなくて、ただの手癖だよ、 手癖!」
※ 「構造主義はもう古い。」
私 「弁証法は?」
「弁証法なんてもっと古い!」
(すみません、 70年代の会話ですから… 。)
※ 「ミルフォード (グレイブス) には、 俺のバックで吹くな! と言われたんだ。」
※ 「個、 と、我、 の違いについて、 考える。」
※ 「オーネット・コールマンは、 フリーという斧を振り上げてみて、 あまりの重さによろよろしておろしちゃったんだよ。」
※ 「間章からいつも夜中に酔っ払って電話かかってくるんだ、 ジャズは死んだ、 って。
関係ねえよ! って言うんだ。」
※ 「ピアノの弦切ってもいいですか?」
(ピアノのあるところに行きたいというので、 札幌の 「コンボ」 というライヴハウスに案内した。 もちろんマスターに断られ、 一般客が誰もいないのに、 自らすすんでアルトを吹いた。 )
※ 「一つの会社に定年まで勤め上げたサラリーマンを、 心底尊敬する。 僕にはとても出来ない。」
※ 「薬学事典を全巻持っていて、 全部読んだ。 薬のことは知りつくしている。」
※ (ほかの場所に演奏に行って帰ってきて、 「どうだった?」 とたずねると)
「うん、 建物をみたとたん、 眠くなった。」
(…意味不明。)
※ (ライヴで録音していた人がいますよ、 と教えられ、)
「ああ、 いたね。 やらせときゃいいさ。」
※ (打ち上げの席で、 まわりの男の子たちに、) 若松考二 「13人連続暴行魔」 について楽しそうに笑いながら、
「まいったよ。 もう、 ヤッてばっかりなんだよ!
(私に) きみは観なくていいさ。」
(でも後日観ちゃいました。)
あら、 これだけかなあ。ほんとに 「藁一本分」 かも。
また何か思い出すかもしれない。
続きます。
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先日も夜中ベッドの中で、 子供たちに言い残しておくこと、 というのを一生懸命考えておりました。
そしたら。
「カラスは乳製品が好物なんだから、 マヨネーズやヨーグルトの容器はよく洗ってから捨てないとゴミ袋が荒らされるんだよ。」
というのが、
真っ先に、 断固として! 心に浮かんできて、 (荒らされたことがあるのだ。)
そしてそれ以上いくら考えても、
なんにも出て来ないのでした。
これだけじゃなんなので、 継続してなんか考えます。
(もうひとつ。 男の人とのお付き合いについて、 というのもあるけれど、 すでに娘に昔言ってある。)
話はかわるようでかわってないのですが、
昔、阿部薫さん(as) の本 (「阿部薫覚書」) を作ろうと思ったとき考えていたことは、 阿部さんの演奏記録、 言動の記録、 その断片の集成、 ということだけでした。
多くの方の 「自分の知っている阿部薫」 を集めた合わせ鏡は、 実像をイメージするのに役立つだろう。
合わせ鏡は多ければ多いほどよい。
そう思って当時存じ上げてる限りの、 接触のあった方々に原稿をお願いしました。
情報量は不充分でも、 次に続くものへのたたき台になれば意義もある、 と思ったものでした。
(実際、 のちの文遊社版「阿部薫1949ー1978」のたたき台になりました。)
でも、 のちのちの人たちの、 評価、 判断、 思い入れ。
その材料を丸投げにするためには、 記録をもっともっと集成したかったなというのも、 事実。
で、 いま私が死んだら、 私が知っている阿部さんというものも墓場まで持っていくことになるのだなあと思いいたったわけです。
ここらへんで知っていることのすべてを吐き出しておいたほうがいい、 と、 このところ思っていました。
カラスの話と違って、 阿部さんのことは言っとかないといけない気がするので… 。
なので、本には書かなかったことを、 思い出すままに、 断片的に、 書いていこうと思います。
いま確実にいるファンと。
これから確実に生まれるファンのために。
それだけです。
私だってほかの方のお話を、 たとえ藁一本分だって、 新しく知りたいのだから。
まずは 「言動」 の 「言」 の方から。
※ 「コルトレーンは、 神のスカートの下にもぐりこんでしまったんだ。」
※ 私 「ロックにもフリー(ジャズ的なもの) ってあるのかなあ。」
阿部、 即答。 「ないよ。 連中はあるって言ってるけどね。」
※ (日本のある人気フリージャズミュージシャンについて)
「あれはね、 インプロヴィゼイションじゃなくて、ただの手癖だよ、 手癖!」
※ 「構造主義はもう古い。」
私 「弁証法は?」
「弁証法なんてもっと古い!」
(すみません、 70年代の会話ですから… 。)
※ 「ミルフォード (グレイブス) には、 俺のバックで吹くな! と言われたんだ。」
※ 「個、 と、我、 の違いについて、 考える。」
※ 「オーネット・コールマンは、 フリーという斧を振り上げてみて、 あまりの重さによろよろしておろしちゃったんだよ。」
※ 「間章からいつも夜中に酔っ払って電話かかってくるんだ、 ジャズは死んだ、 って。
関係ねえよ! って言うんだ。」
※ 「ピアノの弦切ってもいいですか?」
(ピアノのあるところに行きたいというので、 札幌の 「コンボ」 というライヴハウスに案内した。 もちろんマスターに断られ、 一般客が誰もいないのに、 自らすすんでアルトを吹いた。 )
※ 「一つの会社に定年まで勤め上げたサラリーマンを、 心底尊敬する。 僕にはとても出来ない。」
※ 「薬学事典を全巻持っていて、 全部読んだ。 薬のことは知りつくしている。」
※ (ほかの場所に演奏に行って帰ってきて、 「どうだった?」 とたずねると)
「うん、 建物をみたとたん、 眠くなった。」
(…意味不明。)
※ (ライヴで録音していた人がいますよ、 と教えられ、)
「ああ、 いたね。 やらせときゃいいさ。」
※ (打ち上げの席で、 まわりの男の子たちに、) 若松考二 「13人連続暴行魔」 について楽しそうに笑いながら、
「まいったよ。 もう、 ヤッてばっかりなんだよ!
(私に) きみは観なくていいさ。」
(でも後日観ちゃいました。)
あら、 これだけかなあ。ほんとに 「藁一本分」 かも。
また何か思い出すかもしれない。
続きます。
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12月になるといつも夫が、 「クリスマスの飾り出さないの?」 と言うので、
めんどくさいなと思いながら申し訳ていどに少し出すのです。
以外とドメスティックなのだ。
クリスマスグッズは大きなバスケットいっぱい持っていて、 ほとんどがアメリカのスーパーなどで買った。
(当時はメイドイン・ホンコン。 種類が豊富なので舞い上がっていた。)
子供達も小さかったしね。
小さい子がいると年中行事にまめになるもんである。
自分が小さかったときも、町じゅうが 「クリスマス騒ぎ」 で、 お父さんたちはつるんで街頭で酔っ払ってるし、 騒々しくジングルベルは鳴っているし。
あれはあれでヘンな勘違いの時代だったなあ… 。
でもついついその頃の、銀紙で作られた長靴とかモールの飾りとかを仕入れてしまうのでした。
これはモールと銀紙で作られた、 ちょっと大きめのデッドストックの飾りです。
古いアパートの古いドアなどにぽつんと飾ったらすごく似合いそうで、
簡素に、 飾りはこれ一つだけ、 というのがいいと思う。
そのほうが神さまに祝福されるような気がする。
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※ 骨董市出店
13日(日) 布多天神 (京王線調布駅北口)
20日(日) 高幡不動尊 (京王線、多摩モノレール高幡不動駅)
26日(土) 調神社 (JR浦和駅)
27日(日) 諏訪神社 (JR立川駅南口、多摩モノレール立川南駅)
※ 25日(金)は、ぬきさしならない用事により、 午後6時閉店とさせていただきます。
※ 今月は世田谷ボロ市の受付 (半日がかりの一大イベントなんです。 毎年受付日が決まってから店番を臨時に頼んだりするので、 気ぜわしいの。) に行かねばならないのですが、 今年ももうその季節だなあとちょっとしみじみしたりもするのです。
受付の保存会のご高齢の方々、 今年もお元気であらせましたでしょうか。
今年は特別な年だったから、 (東北からの業者さんも多い。 会えるといい。)
ともに、 がんばりましょうね。
骨董市、 サクサクの落ち葉を踏みしめて、 遊びにいらしてください。
日が暮れる前には撤収なので、 お早めに。
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13日(日) 布多天神 (京王線調布駅北口)
20日(日) 高幡不動尊 (京王線、多摩モノレール高幡不動駅)
26日(土) 調神社 (JR浦和駅)
27日(日) 諏訪神社 (JR立川駅南口、多摩モノレール立川南駅)
※ 25日(金)は、ぬきさしならない用事により、 午後6時閉店とさせていただきます。
※ 今月は世田谷ボロ市の受付 (半日がかりの一大イベントなんです。 毎年受付日が決まってから店番を臨時に頼んだりするので、 気ぜわしいの。) に行かねばならないのですが、 今年ももうその季節だなあとちょっとしみじみしたりもするのです。
受付の保存会のご高齢の方々、 今年もお元気であらせましたでしょうか。
今年は特別な年だったから、 (東北からの業者さんも多い。 会えるといい。)
ともに、 がんばりましょうね。
骨董市、 サクサクの落ち葉を踏みしめて、 遊びにいらしてください。
日が暮れる前には撤収なので、 お早めに。
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立川の多摩骨董市で。
金曜の夜下北沢でのライブに行き、 深夜帰宅して3時間寝て、 土曜は浦和骨董市、 日曜は立川骨董市と続き、 あたまが朦朧としております。
出店が二日続くと、 車いっぱいの荷物を四回出し入れするので腰が痛い。
今もずっと鈍い腰痛がとれず、 こういう時はちょっとの姿勢や動作でぎっくり腰になりやすいのです。
という話をすると、 相手の方は必ず 「寒くなってきたからね。」 というのですが、 「?」
寒い季節と腰痛は関係あるのかしら?
昨日もセットの食器の一個が見つからず、 ご所望のお客さんをお待たせしてほかのコンテナ箱から探し出した。
その前の骨董市での片付けの時間がおしていると、 こんな 「生き別れ品」 がいっぱい発生する。
急須と蓋、 とか カップとソーサーとか。
それじゃ出しても売れないので(当たり前だ)、 箱の蓋に品書きをしてみたことがある。
(でも時間がおしてくると… の繰り返し。)
なんとかコンテナ箱の中身をわかるようにできないかと思って一度やってみたのは、 「雨禁」 と 「雨OK」 とに分けて書き付けること。
雨の日の出店用に備えたのですが、 「雨禁」 箱だらけになり挫折。
そのあとにやってみたのは、 単価の高い焼き物やら吹きガラスやらを 「A」 とし、 好きで仕入れたけど単価の安いものや、 小さな数モノや、 時代のないものやらを 「B」 として蓋に書くこと。
室内催事に 「B」 ばかり積んで行っても困るからねえ。
でも、 そのあと、
「A´(ダッシュ)」 とか、
「なんとなくA」 とか
「Bかもしれない」 とか
「好きなB」 とか
「Aかな」 とか
「BだけどA」 とか
書くようになり、
やっぱり、 だんだんわけがわからなくなってきたのでした。
箱の分類、 皆さまはどうされているのでしょうね。
「生き別れ品」 は発生しませんか?
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