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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月25日 (Mon)
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2011年03月17日 (Thu)

「もし世界の終りが明日だとしても
私は今日りんごの木を植えるだろう」
という、有名なフレーズがある。
(木を植える、と種子をまく、の二つのバージョンあり。 誰の言葉かは諸説あり、私は十代のときに寺山さんのアフォリズム集で知った。)

なぜか頭にふっとでてくる。

寺山好みの、谷川俊太郎好みの、「前向きな」 フレーズだと思っていた。

今ごろ、かなり 「絶望的で無力感いっぱい」 の言葉だったんじゃないか、と思う。 

被災地の方たちの、あの日以来続いている困難について、被災をまぬがれた地にいて、こんな屋根のついてる家にいて、ごはんもちゃんと食べられてて、すみませんすみません、という気持ちになって、「正しい気持ち」 になかなかなれない。
困難は共有できないし。
(共有、同化する必要なんかないんだ、と心理学を学んだ娘なら言うだろうな。)
それはつまり心に、「支援する足場」 がないということ。
非生産的でなんにもならない自虐心情。
アブナイヨ。 

目の前のことでは、まわりにいる通勤、帰宅困難者をみてるのがつらい。
いつもはガラガラの近所のスーパーに開店前から道路に延々と続いてる長い行列を見るのがつらい。


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2011年03月16日 (Wed)
「平常どおり」、といいきかせながら、店を開けている。 
消費行動も、平常どおりに、とこころがけている。
それは、なかば意地であり。
でも、その意地をくじこうとするものが、東電にとっては 「計画」 かもしれないが私たち利用者にとっては 「計画のたたない」 停電で、そのためにどれだけ無駄なエネルギーを使わされていることか、と思う。
停電の二、三時間なんて我慢できるけど、鉄道を止めるなんて思わなかった。
だって、ライフラインじゃありませんか。

駅に行かなきゃ運行状況がわからず、始発駅になったところにはながい、ながい、ながーい行列ができ、マイカー通勤のせいでますますガソリンがなくなり、スーパーから食料品や日用品が消え…、これって、二次災害だと思う。

被災をまぬがれた地は、平常の経済活動をしなければならないのだ。
たとえ、内心は我慢してでも。

地域をくぎっての停電には無理があると思う。
首都圏中枢を除外したって、働く人は郊外から出勤したりするんだし。
電車は地域をまたいで走ってるんだし。
エネルギーを使いはたしてやっと会社について、二、三時間いただけで、またすごく苦労して帰宅した人がいたけど、これって罰ゲーム? 

住宅地域を停電して、どれくらいの節電になるんでしょう?
首都圏全体に、節電の網を広く薄くかけるわけにはいかないんでしょうか。
電車は間引き運転をし、企業やメーカーは操業を少し短くし、店は少し暗くし、深夜営業は少し閉店を早め、というふうに。
そのほうがパニックをおこさせないし、長期戦に耐えられると思うのだけど、しろうと考えでしょうか。
2011年03月14日 (Mon)

被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧と平穏な生活をとり戻されますことをお祈りいたします。


その日の次の次の日。
あの日ほど、気乗りのしない、しぶしぶでかけた骨董市はなかった。
あんなにたくさんの方が亡くなって、家を失って、被災地から遠いこの地でも人々がパンやおにぎりや電池やらの食料品や日用品を買いに走って、スーパーの棚をからっぽにしている、そのときに、骨董市?
「骨董売ってる場合じゃないよね…。」 と、私。
「一番売ってる場合じゃないものですよね。」 と、N君。

でも、アーバンさんに言われた。
被災しなかった人たちは、出来るだけ普段通りの日常生活を送るべきなんだ。
それが一番被災地を復興させることになるんだ、と。

たぶん、正しい。
でも、気持ちがついてかなくて、気がつけばためいきばかりついてる。

ファーブル、というフランスの学者がおりまして。
騒然とした戦争のさなかに、時局に左右されず、ただじっと地面のフンコロガシなどを観察していたのだった。
その姿勢は、本人の思惑に関わらず、究極の反抗、に思えて、私はかねがねかっこいいな、と思っていた。
けど。
どうやら、ファーブル先生にはなれなかったみたい。

「古備前だよ。」 という近くの業者さんの声が聞こえて。
古備前だろうが李朝だろうが瀬戸だろうがウランガラスだろうが、むなしいなあー!と、思った。 いや、古備前に罪はないのだけど。
ちょっと気持ちが病気っぽい。

家で見渡してみる。
DVD。 画集。 万歩計。 CD。 好きな絵葉書。 鉢花。 ガメラ。 気に入りのショルダーバッグ。 雑誌。
見渡すかぎりすべてすべて、「平穏な日常生活」 が前提になってるものばかりだった…。



2011年03月10日 (Thu)
シリーズ  つぶやき

「領土問題」と呼んでいる、例えば「北方領土」「竹島」「尖閣列島」(沖ノ鳥島もか?)を廻りなされる行為は、人の「誇り」と「羞恥心」の問題だ。
2011年03月08日 (Tue)

中に電球を入れてないので、ただの爆弾みたいだけど。
色ガラス(茶っぽい赤、乳白、緑、青) と銅製のミラーボウルです。 (ミラーじゃないんだけど。)
外人さんに、これは何だ、と言われて、ミラーボウル、アバウト ワンハンドレッド イヤーズアゴー、とつたなく言ったけど、首をかしげてる。
そのうち分かったらしく、 Oh, Disco ball! と言った。
ディスコボール、っていうのか…。
大正のイメージふっとんじゃうなあ。
真ん中がぱかっと開いて、電球を仕込めるようになっている。
ガラスが何色か分からないほど汚れてたので、一枚ずつゴシゴシ洗ってきれいにした。
しかし、銅と色ガラス、って。
シブいんだかモダンなんだか。
どんなところにかかっていたんでしょう。
カフェ? ダンスホール?
今のみたいに電動回転するわけじゃないけど、ちょっとの力でゆらゆら揺れるので、天井付けの大型扇風機のそばにかかっていたんじゃないかなと勝手に想像したり…。



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