露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
コカコーラのワールドカップ公式ソング (これがそもそもよくわからないのだけど)、「Wavin’Flag」 の日本ヴァージョンを聴いたとき、てっきりプームの宮沢和史さんの曲だと思い込んでしまった。 「風になりたい」 と 「島唄」 を足して二で割ったような曲だなあと思ったので。
これはこれでいい歌だと思ったけど、作曲者 K’naan(ケイナーン)と、ブラック・アイド・ピーズのウィルとのコラボの、アメリカヴァージョンを聴いたらめちゃくちゃカッコ良かったよ!
(この歌はいろんな国でその国の歌手が歌ってるとか。)
で思うのは、「ウィルのお仕事集」 の第二弾が出ないかなあ、と…。
開会式でも歌ってたし、相変わらず精力的にいろいろな人と仕事してるんだもの。
吉祥寺バウスシアターに、ドキュメンタリー映画 「ソウルパワー」 を観にいく。
74年アフリカ、キンシャサで行われた黒人音楽祭のドキュメント。
それが開催されるまでの裏方話が多すぎて、つまらなかったです。
もっとちゃんとステージを写してほしかった。
JAMES BROWNもB・B・Kingも、フェイド・アウトなんだもん。
今までオクラだったのがわかる気がしました。
こういうのを見ると、「真夏の夜のジャズ」 や 「ウッドストック」 や 「シャイン・ア・ライト」 や、最近では 「ジス・イズ・イット」 などが音楽ドキュメンタリーとしていかにすごいかがよくわかりました。
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何十年も見向きもしなかったくせに、休刊を知ってから先月号と最終の今月号を買った。
この複雑な気持ちは、何でしょうね。
ジャズという狭い世界の、一応「メインカルチャー」雑誌だったので、いつまでも残っててくれなきゃ困る、と思っていた。
でなきゃアンチもカウンターも生まれないじゃないの。
ふん、とか、わかってないなー、とか、言えないじゃない。
と、家父長おとうさんが倒れて反抗出来なくなった子供の気持ち、かな。
買ってはみたけど、まったく読むところなし…。
昔は、植草甚一、油井正一、粟村政昭など、面白くて納得できる書き手が何人もいた頃もあった。
新譜の宣伝記事と、マイルス、エバンス、コルトレーンの (ヘビーローテーションの!) 特集、で持たせようとしてもね…。
新譜も、「スィングジャーナル選定ゴールドディスク」 なるものに何回もだまされてきたからね。
「純正ジャズ」というものがいつまでもあるが如くふるまって、周辺音楽がどんなにすごくても、シカトしてきたからね。
クソミソにいっちゃったな…。
それでも、お飾り的家父長おとうさんとしてでも、在り続けてほしかったのです。
強くなって戻ってきてくださいな。
家出した反抗娘より愛をこめて。
昔、「岸辺のアルバム」 というTVドラマがありました。
家族の中で色々あってバラバラになりかけていたときに、多摩川の決壊で新築の家が流され、(これは実際にあった話です。) お父さんがアルバムだけを救出しにいく。
これさえあれば、家族は再生できる、という思いで。(しかし、かいつまみ方がへただなあ。)
これを観たとき、そうだよなあ、家よりモノより、大事なのは家族のアルバムだよなあ、と納得した。
ところが。
業者の市では、古いアルバムや、バラバラになった家族写真がよく出てくるのです。
軍隊ものや集合写真、時代の風俗がよく表れているものなどが、人気。
残された家族が持ち続けきれなくなったのか、受け継ぐ人が誰もいなくなったのでしょう。
なんか、せつない気もするけれど、業者というのはドライなもんで、淡々と売り買いする。
それでいい、と思います。
買い出し業者が持ってこなければ、即、消えていたんだもの。
愛着あるモノだって蔵書だって、淡々と処分されるんだもの。
私も、これはと思ったのは買う。
しばし味わう。
そして興味を持ってくださった方のところに行く。
最近買ったこの一群の写真は、裏に書き付けがあって、(そういえば昔の人はよく書いてたっけ。) 昭和21年、とあった。
ごく普通そうな家族。
でも男の子(三歳)の笑顔が輝いている。
戦争が終わったというだけで親子も明るくなれた時代だったんだろうなあ。
このご家族の写真はバラバラにしない。 せめてもの礼儀かと思う。
遠くに住む高齢の叔母が、この春突然、古い写真やアルバムを送ってきた。
母が写ってるのや小さい私が写ってるのも混じってるけど、大半は叔母の個人アルバムである。
叔母には子供がいない。
何を思って送ってきたんだろう、と思うとやっぱりせつない。
見ず知らずの家族写真は売り買いできても、自分の身内のには絶対手をつける気にならない。
そういうもの、でしょう。
それは誰か他人がやればいい。
写真やアルバムも、自己処理してから死なないとね、と思いかけたけど、今の写真は退色して真っ白になっちゃうから、何も考えなくてよさそうです。
昔の写真は、なぜきれいに残ってるのでしょう。
今のと何が違うんでしょう。 不思議です。