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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月23日 (Sat)
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2010年02月17日 (Wed)
        長嶋康郎

S嬢の部屋らしい。 粋のY君と居る。(T子もいるらしい。)
出前定食屋から食事をSが取る。
大きな黒塗りの角盆に何種類ものおかず。
Sは盆を持ってまわりをうろうろ。 Yとテーブルで食べる。
私の盆の料理の中にムシがいる。
「ほらまた、ほらまた、」と五、六回取り出す。
途中千円札を二枚見つけてポケットにしまう。
盆のすみのフキダマリに大金と貯金通帳のタバのようなものの山を見つける。
「こりゃなんだ?!」
この弁当屋が寝たきり老人(女)のところから弁当をさげて来る時一緒に持って来てしまったまま(気付かずに)ここまで来てしまった(のか?)。
Sは私の云うことが分からないのか、聞きたくないのか意味が通じない。
この弁当屋に連絡して返す必要があるのではないか?(私は先に取った千円札をそっとその中にまぎれ混ませる。)いくら訴えてもS嬢は要領を得ない。
そのうち、後ろに私の昔の友人Tが座っている。
私はSに何か下心があるようなそぶりをしていて、それを見られたかもしれないとそれまでの自分の行動を思い出したりする。
そのうち玄関が開いて私の別の友人Tが久しぶりにSと知り合いの仲のような態度で訪れる。別Tはこの間結婚したはすだ。
別Tには以前私の妻を寝取られていたのでいやな予感がする。
私は別Tにもこの盆にあった大金のことを説明し、弁当屋に連絡したがらない(私の言葉が通じない)Sに抗議するように訴える。
相変わらずSは部屋の廻りをぐるぐる回っているだけで避けている。
しまいに私は別Tと口論になっていく。
棒でつついたり、組み合いになったりする。
その間に別TとSのなにやらこれまであった深い仲の様子がやりとりの端々に現れるのを感ずる。
「~のくせに~!」とか深い仲でなかれば云えないような言葉をSが別Tに発したりする。
時々二人は裸だったりする。
強大な二人の関係を前に私はハラハラと打ちのめされていきながらも弁当屋の大金のことをわめき、訴え続けるのだった。
という夢をずっと前みた気がするのだった。
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2009年11月20日 (Fri)
  ぐちる 3
                   長嶋 康郎
1リットル入りコーヒー牛乳の飲みかけのパックが気になって、籐製の乳母車に乗せた子供達や皆を先に行かせ一人戻った。途中、普通の牛乳パックを持った若い男と落ち葉の積もった林の中ですれ違った。牛乳パックの開け口は少し汚れていたがコーヒー牛乳は3分の1くらい残っていた。皆に追い付く為に牛乳を飲みながら急いだ。山道を降り、アスファルト道に出、少し広い道を渡り、雨に濡れた誰もいない街路を抜け向かった。だんだん歩調が速くなり走り始めた。もう、周回遅れのマラソン走者の感じで焦っていた。そこを通るのは初めてではない、という記憶があった。居合わせた男がコースはこっちだ、と迂回するような登り坂の街路を差し示した。息が詰まってこんなに走って大丈夫かなと自分を思った。西欧風のその建物を回り込めばゴールかと思ったらそこは切り立った山の山頂の前だった。一本残った前歯のような突端に登ると360度の景観があった。そこから歯の裏側を一気に駆け降りると、薄暗い巨大な大理石の柱が並ぶ美術館のような建物に着いた。中
の一部屋に入ると数人の人が最終点呼をしていた。そこにかつて私の彼女を奪ったことのあるTがいて、此処じゃないよ、と別の部屋に私を案内した。そこにAと誰かがいた。それから私の傍らに愛しい人の気配があった。私は胸が一杯になるのを感じた。
と、そこで目が覚め、自分は一人だと気が付いた。胸が一杯になる愛しい人という存在が無いことはとても寂しいことなんだなぁ~。
2009年10月05日 (Mon)

この写真は去年の夏。ひざの位置にポケットがあるかわいいズボンをはいてたので、撮らせてもらった。

チョーさんとはもう25年くらいのおつきあいになる。
古道具道?の心の師匠である。
ニコニコ堂育ちの、「国分寺的な」古道具屋の傾向、ってのが、ありまして。
たとえば。
私と、チョーさんと、てんてんさんが、そろって「いいねー。」と誉めるものは、絶対に、売れない。
これはもうジンクスになっている。
そして、モノ自体よりもモノの向こう側に関心がある、というところか。
生まれた背景とか経歴とか前の持ち主とか、はてはその人生まで想像したりして。
それには名品よりも、下手な直しがあったりするマヌケなモノのほうが有利?なのだ。
だから高く売れない。
売れない駄品に愛着を感じてしまって、いつまでも抱えている。
だから仕入れてから売れるまでのスパンが長い。
こういうところかな。
ゆっくり考えるとまだまだあるような気がするけど。
よく考えたら「いかにもうからないか」の師匠じゃないの。
自分とチョーさんの共通点は、「ずっとビンボーなのにビンボーそうに見えなくて同情されないところ」、と、これは意見が一致した。なぜなんだろうね、と言いあったっけ。
おととい用があってチョーさんに会って、「ブログにこの写真出していい?」と許可をもらったら、ブログやってるならニコニココーナーを作ってこれ載っけて、と文章をもらった。
ニコニコのホームページもブログもあるのに、更新してないのである。
パソコンなくてもケータイで更新できるはずで、現に私はケータイだけでやっている。
なんか意味がよくわからないけど、以下、チョーさんのコーナーです。あいかわらずのパンクな文体です。
シリーズ「ぐちる」

窓ガラスに雑巾ぐらいの大きさの布が何枚か張ってあって、それぞれどこかの民族ぽい模様が描かれていた。居あわせた女の子が、ちょうどその日は大掃除だったらしくてそのうちの一枚を取って雑巾がわりに床のよごれをふいた。私はちょっと「ア」と思ったがなんだかそのままにしてしまった。それからまたしばらくしてその女の子が違う一枚を取ってもう一度別のよごれをふこうとした。それで私は「それちょっと気に入っていてさ…」と、それほど気に入ってというわけでもないが、何の抵抗もなく使おうとしたセンスが気になってそう云った。するとその子が、「さっきも使ったのに何もいわなかったじゃない!」と、むっとして私にいったのだった。

チョーさんへのコメントは、ここのコメントに書いていただけたら、私がケータイに書き直してチョーさんにメールします。(なんかやっぱりすごくムダな手間をかけてる気がするが…。どうせ店はヒマだからいいです。)



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