露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
どうしても家の本棚のスペースを空ける必要が出てきて、 処分をせざるを得なくなってきた。
子供たちが小さかったときに、 読みきかせをした絵本。
ほとんどは人にあげたりしたのだけど、 捨て難い 「保有・選」 だけ残っていたのでした。
福音館の 「こどものとも」 は、 子供がいないときから定期購読していたほど好きだった。
生まれてからは、 「母のとも」 も加わった。
子供たちが学齢期になるまでとっていて、 その後はときどき 「かがくのとも」、 「たくさんのふしぎ」 を買ったかなあ。
要するにずっと福音館のファンだったのです。
薄くて軽くて長さもちょうどよくて、 読み聞かせには最適なのでした。
毎月出るこの雑誌の中からセレクトされて、 ハードカバーの 「こどものとも傑作集」 が生まれます。
「ぐりとぐら」 とか 「三匹のやぎのがらがらどん」 とか 「もりのなか」 とか。
絵もおはなしも、 全力を尽くして作られた感じで、 子供たちも私も毎月届くのを待ちわび、 初めていっしょに読み、 感想をちょっと言い合う (なんせ幼児ですけど。) というのは、 創作絵本ならでの愉しみでした。
絵が、 長新太さん、 大道あやさん、 片山健さん、 スズキコージさん とかのときは、 ヤッター! と思いました。(私が。)
息子は 佐々木マキさんのシュールでナンセンスな絵本 (何の教訓もない!) が好きだったな …。
娘が学生の頃、 「本好きになったらいいなと思ってあんなに絵本読んであげたのに、 あまり読まないねえ…。」 と言ったら、
「絵本はしっかり好きになったよ。」 と言われてしまった。
まあ、 効用を期待するのはまちがいで、
絵本はその時間、 親子が楽しむためだけに存在してるのですよね。
というわけで、 店の一角に、 こどものとも (1P ¥50)、 ハードカバーの傑作集 (1P ¥100~)、 その他の絵本も格安で販売中。
格安でもタダにしないのは、 マジに選んでいただくための儀式みたいなものだと思っています。
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