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2017年07月20日 (Thu)
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2009年11月28日 (Sat)

学生のころ、渋谷百軒店の「ありんこ」 というジャズ喫茶でバイトしたことがあった。
好きなミュージシャンのほとんどは、ここで覚えた。
バド・パウエルに「ひと聴きぼれ」 したのも、ここで聴いた「アメイジング1集」 の、恐怖の「ウン・ポコ・ロコ」 三連発だ。
以来パウエルは、私の背後霊となって、人生をともにする。
他の「好きなミュージシャン」とはわけが違うのです。
好きも嫌いも…、同質性、というか。(あ、パウエルファンにおこられそうだ…。)
超絶テクの「バド・パウエルの芸術」、「ジャズ・ジャイアント」、「ザ・ジニアス・オブ~」 のすごさは百も承知のうえで、私が一番愛しているパウエルのナンバーは、実はかなりボロボロになってからのLP、「バウンシング・ウィズ・バド」 の中の、「アイ・リメンバー・クリフォード」 です。
めちゃくちゃスローテンポなので、聴いてると、ゆったり、懐にかかえこまれた気持ちになる。
永遠に聴いていたい、と思う。
全てのこの曲の演奏の中で、極めつけ、だと思ってます。
LPでいえば、「スウィンギン・ウィズ・バド」、「アメイジング1~5集」、「ブルース・イン・ザ・クロセット」、「エッセン・ジャズ・フェスティバル」 なども、同様に愛聴盤。
(「イン・パリ」 はドラムがうるさくてね…。)
ボロボロ期のバウエルは、ミスタッチで隣の鍵盤もたたいてしまったり、指がひっかかったり、けつまづいたり(?)しているし、アドリブらしいアドリブもしてない(変奏ていど)。
「アイ・リメンバー・クリフォード」もしょっぱなからトチっている。
けど。 音の重さといったら、尋常じゃないのだ。
なんでしょう、この魔力は。
魂をナデナデされてるみたいです。
すごく、深いところで。 
世に「パウエル派ピアニスト」 が何人いるのかわからないけれど、ボロボロパウエルの演奏は、誰にも真似できない、重さと深さと暗さと悲しみと慈しみと力がある。
それは、スタイルじゃないのだ。
わかる人にはわかり、わからない人にはわからない…、そんなボロボロパウエルだ、と思います。
それは、鑑賞力とはまったく関係なくて、資質の問題です。
実際、パウエルは苦手という人のほうが多いし。
うめき声まで好き、という私の方が、たぶん一般的ではない。
グレン・グールドが、ピアノの前にパウエルのパネルを貼っていた、という話もきいたことがあった。 本当かどうかわからないけど、きいたとき嬉しかった。

…とっておきの人のことを書いたので、今日はなんか、すごい秘密の告白をしてる気分になってドキドキしました。



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