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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2017年04月25日 (Tue)
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2010年11月20日 (Sat)

よく駅のコンコースやスーパーの店先などでワゴンセールされてる、得体のしれないCD。
私、あれを覗くのが好きなんです。
いかにも団塊ねらいで、懐メロ洋楽のベスト盤が多い。
ねらいにまんまとはまってるわけですが、なかにはすごくお買い得の傑作もあるんですよ。 安いし。
先日買った写真下の 「ビリー・ホリディ1942ー1950」 は、とてもよく出来たベスト盤だったのでした。
ワゴンセールでみかけたら、ぜひ!

若い頃初めて彼女の歌を聴いたとき、「単調で御詠歌みたいだな」 と思った。
それがある日突然、彼女の表現力? というか、情感?にはまる。

わたくしごとですけどね、 (ブログだもんわたくしごとだよね) なまなましくなるとイヤだから詳しくは書かないけど、昔ジャズ喫茶をやってるとき、ちょっとした別れがあった。
いや、ちょっとしてなかったんだけど。 (書きづらいぞ。)
その頃店で人気があったニーナ・シモンのアルバムのなかに、英題 「If You Go Away」(彼女はフランス語で歌ってた) という、とても悲しい別れの曲があり、今日リクエストがきたらいやだなあ、聴いたら泣いちゃいそうだなあ、と思ったのでした。
ところが。 実際聴くはめになったら、全然平気。 なにもこみあげてこない。
かわりに思いがけずグッときたのは、そのあとにかけたビリーのアルバム 「奇妙な果実」(写真上) の中の、「Lover Come Back To Me」 のほうだったのでした。
全然思ってもいなかったので、不意をつかれた。
サビの 「I remember every little thing you used to do」 のところで、不覚にもポロポロと泣いてしまった。
(あの経験以来、私にとって二ーナ・シモンはビリーより完全に格下です。 二ーナは重いように見えて、実はそれほどでもないのです。 好きですけどね。)

ビリーの、ただのラブ・ソング、「I'll Be Seeing You 」(これも「奇妙な果実」所収) を聴いた戦場の兵士たちが、みな厭戦気分になってしまった、というのもよくわかります。
ビリーのラブソングは、そのままで反戦歌になった。

彼女がねっとりと、「It's My Ma~n…」 と歌うと、すなわち 「とてもいとしいいとしい男」 なのです。

このからみつくような情感にうんざりする、という人もいるでしょうねえ。
こんな重い女、ごめんだと思う男も多いでしょうね。
私だって、ビリーはそうそう毎日聴けるもんじゃない。

でもひそかに、「つきあうなら、ビリー・ホリディのわかる男」 と思い続けてきたのでした。


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