露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
手持ち出店のときは、 キャリーカートを使います。
やわなのはすぐ壊れてきたので、 半年ほど前に段差もらくらく登れるという三輪のをネットで買いました。
今まで使った回数、 六回。
「階段のぼるくん」 というのだけど、 私は大事にして階段をのぼらせたことはなく、 唯一の段差は駅のホームと電車のドアくらい。
耐荷重量 (50Kg) も守ってきました。
なのになのに、 昨日の朝、 乗り換えの東京駅のコンコースでばたんとコケた。
見たら車輪が片方脱落。
ストッパーのピンが変形しちゃったらしく、 棒にははまるのだけど固定できないのですぐまた脱落する。
なんとか少し引いては足で押さえ、 を繰り返して現地に行きました。
電車に乗るときは、 えいっと全体を持ち上げて。 世話のやけるキャリー!
骨董市で二名の方が見てくださったのだけど、 結局車輪の頭などの部位が 「はめごろし」 なので分解修理できず、 こりゃだめだね、 と。
前回使ったときは電車の中で突然前方に倒れ、 (前足のパイプが自然に畳まれやすくなっていた。) これじゃ平地こけるくんじゃないのと思っていたら、 とうとう車輪とれるくんに …。
帰りも、 ソロソロと引いては車輪を足で内側に押し込むを繰り返しながら家に着きました。
こんなとき、 販売先に連絡する?
私は、 連絡の手間や、 郵送の手間やらを考えてあきらめてしまったのです。
たとえ今回の故障が直ったとしても、 またすぐ不具合が出来そうに思えて。
だいたい、 部品はめごろしとは、 イコール使い捨てということですからねえ。
「しょせん某国製だから。」 と見てくださった方も。
私はたいていのことにはクレームをつけない人間なのですよ。
もう一刻も関わりたくない、 という気持ちになっちゃうので。
店なら、 「もう来ない。」、 モノなら 「もう買わない。」 と、 黙って思う。
自分としては奮発した金額のキャリーだったのですが、 夫いわく、 「安物じゃん。」
業務用のちゃんとしたキャリーなら20万くらいするそうですよ。
[ 追記 ] おんなじのを使っているクラフト作家さんにすすめられて、 しぶしぶ販売店に電話をしてみました。
事情を話したところ、 新しい車輪をいただけることに! (購入日、 客伝票番号などもわかっていたのがよかったみたいです。)
わー、 いいお店じゃん! と、 今までの心のグチもふっとんで感激。
今度はもっと大事に使ってみます。 電車の段差も持ちあげちゃう。
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オーソドックスな骨董の紹介を、 と思っていたのに、 またこんなキャラものですみません。
今店で一番男の子が手に取る率が高いのです。
最近 「ビンボーくさいもの」 か 「サブカルもの」 ばっかりだなあ …。
1976年公開の 「キングコング」 (ジョン・ギラーミン監督、 ジェシカ・ラング主演) のときに作られたプラスティックのUSA製貯金箱です。
コングが腰掛けてるのはエンパイアステートビルじゃなくて、 まだ出来て間もないワールドトレードセンター。 (普通のおうちに見えますけど。)
映画の公開時、 エンパイアのほうから 「なぜウチじゃないんだ!」 と抗議されたとか。
そうよ。 エンパイアじゃなくちゃ。
ゴジラは国会議事堂、 モスラは東京タワー。
スカイツリーは誰のものになるんでしょう?
ちなみにこれ公開時観たけど、 めちゃくちゃ駄作でした。
観るならぜひ、 2005年ピーター・ジャクソン監督、 ナオミ・ワッツ主演のほうにしてください。
台座の後ろにエンボスあり。
1977 by RKO General inc.
RKO とは古い映画スタジオ&配給会社で、 「市民ケーン」 や フレッド・アステア 「踊らん哉」 などそうそうたる映画を作っていたところ。
50年代に倒産したのですが、 その残っている子会社製と思われます。
かなり大きめ。 高さ 33㎝ 横 (台座の一番広いところ) 12㎝
¥6500
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※ 骨董市の出店
4日(日) 大江戸骨董市 (有楽町駅東京フォーラム)
11日(日) 布多天神 (調布駅北口)
18日(日) 高幡不動尊 (高幡不動駅)
24日(土) 調神社 (浦和駅)
25日(日) 諏訪神社 (立川駅、 モノレール立川南駅)
搬入時は灯りの出番、 日中も練炭ストーブの出番の季節になりました。
暖かくして遊びにいらしてください。
※ 今月は世田谷ボロ市の受付があるため臨時休業があると思います。
まだ受付日がわからないため、 追ってお知らせいたします。
11月26日(月) になりました。
この日は午後2時から3時ころの開店になります。
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4日(日) 大江戸骨董市 (有楽町駅東京フォーラム)
11日(日) 布多天神 (調布駅北口)
18日(日) 高幡不動尊 (高幡不動駅)
24日(土) 調神社 (浦和駅)
25日(日) 諏訪神社 (立川駅、 モノレール立川南駅)
搬入時は灯りの出番、 日中も練炭ストーブの出番の季節になりました。
暖かくして遊びにいらしてください。
※ 今月は世田谷ボロ市の受付があるため臨時休業があると思います。
まだ受付日がわからないため、 追ってお知らせいたします。
11月26日(月) になりました。
この日は午後2時から3時ころの開店になります。
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ルー・リードの歌声は麻薬みたいだ。
あるいは御詠歌みたいだ。
リプレイで聴き続けていると、 やめられなくなるくらい快感。
彼のコンサートに行ったのはスタジオ録音盤 「レイヴン」 が出た直後だから、 もう十年くらい前でしょうか。
私の 「人生三大よかった!コンサート」 の一つに入ります。
なんにもないステージ。
シンプルなスポットライトを浴びて演奏する、 黒いTシャツにジーンズの彼。
まわりは闇。
それを見て、 強く思いました。
ここがニューヨークだ、 と。
(…行ったことないんですけどね。)
「ニューヨークとは、 ルー・リードが立っている場所のことだ。」 と。
そこが ダーティーブルバードだ、 と。
ルー・リードの目は深い。
マイルスの目にちょっと似ています。
人生でいろいろなシーンを見てきて、 そのなかの辛さ悲しさのぶんを忘れていない目です。
このDVDは最近買いました。
ロラバルーザ・フェスとは 「ラウド系中心オルタナ系も少し」 という、 咋今のジャンル分けに疎い私にはなんのこっちゃ、 ですが、 要するにアウェーであったらしい。
ルーは声の艶や伸びが多少落ちたものの、 そんなことどうでもいいの。
ますます過激なノイズ・インプロヴィゼーションを繰り広げていて、 アウェーの客をのせていく。
もうびっくりです。
老いてますます過激って、 何なの? と思ってしまう。
老境に至っても、 枯れない、 しぶくならない、 味わいを売りにしない、 というのは、
たぶん、 若いときの 過激さ、 過剰さ、 人生に対するなんらかの違和感、 異議申し立て…、 そんなものが、 よっぽど強かったからに違いないと想像します。
具体的な事が何かはわかりませんが、 そういうことなんだろう、 と。
納まりのつかない人なんでしょう。
共演者ではテナーのウルリヒ・クリーガーという人がすごい。
いきのいいときのA・シェップみたいな、 デビッド・ウェアみたいな太いフリーキーな音で。
こんな力ずくの壮年ミュージシャンや、 メタリカとかと演っても全然力負けしていないのが約70歳のルー・リードなのでした。
あ、 昔コンサートを観たとき、 もう一つ思ったことがありました。
彼はヴェルヴェッツ時代にウォーホルのファクトリーに入り浸っていろいろやったり (まあ、 反モラル的なことも)、 お化粧したりヒラヒラの服着たり。
それが今はシンプルこの上ないステージと着たきりの黒Tシャツでしょ。
昔の彼がバカだったとは思わないけど、 とにかく好き勝手やってたわけで。
でね、
「バカはやったことがありません。」 という人より、 「さんざんバカやったけど、 飽きてふつうになりました。」 っていう人のほうがずっとすてきだなあ、 と思ったのでしたよ。
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