露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
日本の戦時中の民間用鉄兜はよく見かけるけど、 (私のところにもやって来たことがあった。 さかさにしてもの入れに使ってるうちにいつのまにか売れてしまった。)
このアルミ製ヘルメットは初めて見ました。
昔の消防士のもののようです。
内側に真綿のクッション。
店の古い首マネキンにかぶせてみたら、 妙に似合ってしまいました。
かたちが 「川口探検隊」 みたい。 (あ、 誰も知らないかな?)
今のより衝撃には弱そうですが、 輝くアルミ色 プラス この探検帽型が、 なんともレトロフューチャーでファッショナブル。
ヘルメットといえば、 「共産同」 とか 「中核」 とか書いてあるやつ、 あれも民間用といえば民間用だけど、 古物市場に一度も出てきたことはないなあ。
それなりに時代もあるのに、
まずウブ出し屋さんが持って来ないんでしょうね。
(戦時用のよりもっともっと邪険にされそうだものね …。)
消防士ヘルメット つばの直径 30㎝
sold out
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昨日のこと。
大学生風の男性が店の二階に上がっていって、 1時間以上降りてこなかったので、 だんだん不安になったのでした。
寝てるんじゃないか、 とか、 (ソファないはずだけど)
倒れてるんじゃないか、 とか、
住みつかれちゃうんじゃないか、 とか。 (李さん一家 …)
見に行こうかと迷ってたら、 ゆったりと降りてきて、 落ち着きますねえ、 と言った。
そのとき、 あれ、 以前にも聞いた言葉だな、 と思い出したのでした。
こちらはもうかなり前のこと。
店にいらして静かにいろいろ見ていらした若い男の子が、 帰りがけに
「ここ、 落ち着きますね。」
と声をかけてきた。
(え? モノが多すぎて落ち着かないよわたしは、 と思いながら、)
「そうですか?」
「ええ。 最近彼女と別れて気分が落ち込んでるんで。」
その後、 ぽつぽつと話しだしたことは… 。
彼は、 東経大の学生。 彼女だったひとはムサビ。
彼女に、 「私には制作し続けるという目標があるのに、 あなたには目標がない。」 と言われたそうな。
(そんな理由で別れるかなあ、 ふつう。)
「ぼくは口下手だし、 面白いことも言えないし …。」 ともいう。
あのね。
学校の先生がよく、 目標を持て、 とか、 自分の適性を見つけろ、 とかいって焦らせるでしょ。
そんな脅し文句みたいなもん、 無視してもいいと思うよ。
彼女だって、 今はあると思い込んでるだけかもしれないじゃない?
世の中には 「目標ひとすじに邁進して、 みごと成就しました。」 という人もいるのかもしれないけど、
私は、 生きていくってのは毎日が突発事故の連続のようなものだと思うから、
毎日、 違う災難の火の粉が降りかかってくるようなもんだから、
アドリブで正しく対処する力を身につけるほうがずっと大事だと思う。
それには、 いま目の前にある難題に全力で立ち向かっていないとね。
口下手って …、 あなた今ちゃんと自分のことをよくわかるように伝えてるじゃないの。
そういうのはね、 口下手、 って言わないの。
… というようなことを、
私もテンション低い人間なもんでひそひそと、 話した覚えがあります。
あの子、 今ちょうど三十くらいだ。
いまだに、 「失恋と古道具」 の関係はよくわからない。
この話を当時のスタッフに話したら、 「リルコさん、 そのうち国分寺の母って言われますよ。」 と言った。
言われたくないやい。
寄り道したり、 間違ってやり直したり。
そういうことが当たり前に出来る世の中であってほしい。
それが、 健全な社会というもんだと思う …。
昔、 ブルースのレコードをを聴きながら、 当時ハタチだった友人の男の子がつぶやいた、。
「俺、 三十になったら、
世界一のハープ吹きになるんだ。」
(彼はそのときフリーターだった。)
そうかあ、 そういう目標の立て方もあるんだなあ、 それでもいいんだなあ、 と感心した。
ちなみに、 店の二階で長居されてる方。
ボケのスタッフかボケの店主が、 閉じ込めて鍵かけて帰っちゃいますよー。
ノラ猫でやっちゃったんだからね。
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大学生風の男性が店の二階に上がっていって、 1時間以上降りてこなかったので、 だんだん不安になったのでした。
寝てるんじゃないか、 とか、 (ソファないはずだけど)
倒れてるんじゃないか、 とか、
住みつかれちゃうんじゃないか、 とか。 (李さん一家 …)
見に行こうかと迷ってたら、 ゆったりと降りてきて、 落ち着きますねえ、 と言った。
そのとき、 あれ、 以前にも聞いた言葉だな、 と思い出したのでした。
こちらはもうかなり前のこと。
店にいらして静かにいろいろ見ていらした若い男の子が、 帰りがけに
「ここ、 落ち着きますね。」
と声をかけてきた。
(え? モノが多すぎて落ち着かないよわたしは、 と思いながら、)
「そうですか?」
「ええ。 最近彼女と別れて気分が落ち込んでるんで。」
その後、 ぽつぽつと話しだしたことは… 。
彼は、 東経大の学生。 彼女だったひとはムサビ。
彼女に、 「私には制作し続けるという目標があるのに、 あなたには目標がない。」 と言われたそうな。
(そんな理由で別れるかなあ、 ふつう。)
「ぼくは口下手だし、 面白いことも言えないし …。」 ともいう。
あのね。
学校の先生がよく、 目標を持て、 とか、 自分の適性を見つけろ、 とかいって焦らせるでしょ。
そんな脅し文句みたいなもん、 無視してもいいと思うよ。
彼女だって、 今はあると思い込んでるだけかもしれないじゃない?
世の中には 「目標ひとすじに邁進して、 みごと成就しました。」 という人もいるのかもしれないけど、
私は、 生きていくってのは毎日が突発事故の連続のようなものだと思うから、
毎日、 違う災難の火の粉が降りかかってくるようなもんだから、
アドリブで正しく対処する力を身につけるほうがずっと大事だと思う。
それには、 いま目の前にある難題に全力で立ち向かっていないとね。
口下手って …、 あなた今ちゃんと自分のことをよくわかるように伝えてるじゃないの。
そういうのはね、 口下手、 って言わないの。
… というようなことを、
私もテンション低い人間なもんでひそひそと、 話した覚えがあります。
あの子、 今ちょうど三十くらいだ。
いまだに、 「失恋と古道具」 の関係はよくわからない。
この話を当時のスタッフに話したら、 「リルコさん、 そのうち国分寺の母って言われますよ。」 と言った。
言われたくないやい。
寄り道したり、 間違ってやり直したり。
そういうことが当たり前に出来る世の中であってほしい。
それが、 健全な社会というもんだと思う …。
昔、 ブルースのレコードをを聴きながら、 当時ハタチだった友人の男の子がつぶやいた、。
「俺、 三十になったら、
世界一のハープ吹きになるんだ。」
(彼はそのときフリーターだった。)
そうかあ、 そういう目標の立て方もあるんだなあ、 それでもいいんだなあ、 と感心した。
ちなみに、 店の二階で長居されてる方。
ボケのスタッフかボケの店主が、 閉じ込めて鍵かけて帰っちゃいますよー。
ノラ猫でやっちゃったんだからね。
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今はたくさんの悼む言葉が飛び交っていることでしょう …。 世界中で!
91歳で亡くなったブラッドベリ。
ありがとう、 お世話になりました。
この世は確実に、 だんだんさみしくなっている …。
先週、 てんてんさんと二人飲み会をした。
ちょっとした日常のことだけでなく、 本、 映画のことなどを肴にして飲める友達が近くにいるのはうれしい。
彼女から借りた 「ツィン・ピークス」 の本やCD、 私が貸した 「漫画で読む資本論」 (これ、 よく出来ているのです。)、 フィリパ・ピアス 「トムは真夜中の庭で」。
てんてんさんはファンタジー好きなので、
じゃ今度はおんなじピアスの 「まぼろしの小さい犬」 と ブラッドベリを貸すね、 と言ってお別れしたところだったのでした。
おすすめのあまり、 短編のストーリーをいくつかしゃべっちゃった。 (いけませんね。)
やっぱり、 ブラッドベリは短編が好き。
「太陽の黄金(きん)の林檎」 (早川ポケットミステリ)、
「10月はたそがれの国」 (創元SF文庫)。
「ウは宇宙船のウ」 (同)。
で、 「霧笛」 という一編は、 私にはもう格別な、 宝物のような作品です。
(××のお話だよというと、 それだけでネタバレになっちゃう …。)
ブラッドベリは、 どの作品も 「充分にセンチメンタル」 なので、 (へんな称賛だけど)
センチメンタル許容度の高い、 高校生くらいのときに読むのが一番だと思います。
私は二十歳過ぎてから読んだんだけど。
少年小説、 とか 青春小説、 というんでしょうか。 あ、 ジュヴナイル、 っていうんだっけ。
そういう本は青少年期に読むと、 やっぱり沁み込み方が違うんじゃないか、 と思う。
そこの高校生、 だからゲームや勉強ばかりしている場合じゃありませんよ。
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91歳で亡くなったブラッドベリ。
ありがとう、 お世話になりました。
この世は確実に、 だんだんさみしくなっている …。
先週、 てんてんさんと二人飲み会をした。
ちょっとした日常のことだけでなく、 本、 映画のことなどを肴にして飲める友達が近くにいるのはうれしい。
彼女から借りた 「ツィン・ピークス」 の本やCD、 私が貸した 「漫画で読む資本論」 (これ、 よく出来ているのです。)、 フィリパ・ピアス 「トムは真夜中の庭で」。
てんてんさんはファンタジー好きなので、
じゃ今度はおんなじピアスの 「まぼろしの小さい犬」 と ブラッドベリを貸すね、 と言ってお別れしたところだったのでした。
おすすめのあまり、 短編のストーリーをいくつかしゃべっちゃった。 (いけませんね。)
やっぱり、 ブラッドベリは短編が好き。
「太陽の黄金(きん)の林檎」 (早川ポケットミステリ)、
「10月はたそがれの国」 (創元SF文庫)。
「ウは宇宙船のウ」 (同)。
で、 「霧笛」 という一編は、 私にはもう格別な、 宝物のような作品です。
(××のお話だよというと、 それだけでネタバレになっちゃう …。)
ブラッドベリは、 どの作品も 「充分にセンチメンタル」 なので、 (へんな称賛だけど)
センチメンタル許容度の高い、 高校生くらいのときに読むのが一番だと思います。
私は二十歳過ぎてから読んだんだけど。
少年小説、 とか 青春小説、 というんでしょうか。 あ、 ジュヴナイル、 っていうんだっけ。
そういう本は青少年期に読むと、 やっぱり沁み込み方が違うんじゃないか、 と思う。
そこの高校生、 だからゲームや勉強ばかりしている場合じゃありませんよ。
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PCB といえば、 理系オンチの私でも、 ポリ塩化ビフェニール、 とすぐ出てくるくらい騒がれた有害化学物質。
塗料や、 電気のトランス、 コンデンサー (書きながら何のことかわからん) に含まれていて、
70年代の始めころに生産中止になりました。
その塗料スプレー缶をかたどった塗料スプレー型。 (ややこしい。)
数モノで仕入れたのですが、 ここのところ静かなロングセラーです。
まだPCBの有害性が明らかになる前のものだから、 これはこれで時代の証人ですね。
ウォーホルのキャンベル缶の向こうをはって、 何かにプリントしてみてはいかがでしょうか?
縦約18㎝ × 横約8㎝ 1P ¥600
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