露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
※ 某日。 ボロ市受付けの打ち合わせのため、ひさしぶりにニコニコ堂へ。
知らない女の人がお茶を入れてくれた。
そういうことには慣れっこになっているので、 当然のようにお茶をいただく。
店の奥のほうに細長いテーブルがあって、 誰か来るたびにチョーさんはティータイムをしている。
初対面どうしを紹介したり、 話しかけたりして、 疲れないのかなあ。
体は疲れるようで、 居合わせた初対面三人をテーブルに残して、 チョーさんはさらに奥のスペースに横になりにいってしまった。
どうせティーテーブルを置くなら、 細長いのでなく真四角にしてくれたら麻雀ができるのに、 と思った。
※ 某日。 朝8時チョーさんをピックアップして、 世田谷に出発。
同乗して受付けに行くのは例年のことで、 私が運転、 チョーさんが駐車を担当。
有料パーキングに停めたくないので、 敷地内の狭いスペースに芸術的に停めるのである。
チョーさんは睡眠で苦労していて (眠りが浅い。 だから一日中眠い。 疲れやすい。)、 周りの人に心配をかけているので、 車の中でちょっと説教する気でいた。
ちょっとここへいらっしゃい。 (いるし)
そこ座んなさい。 (座ってるし)
まわりの人にどれだけ心配かけてると思ってんの。 いい加減にしなさいよ。
無理にでも朝起きて、 睡眠リズムを作るしかないんだよ。 (やろうとしたけどもっと体調が悪くなって…とか、 いつもぐちゃぐちゃ言うのである。 )
運転しながら、 チョーさんの入眠時妄想の話を聞く。
「若い女がね、 閉店後店に来てね、 あらもうしめちゃったんですかあ、 って言うの。 で招き入れてね、 私が横になって寝てしまうと… 」
もう書けない。 あほらしくて。
「このパターンしか思いつかなくて、 飽きちゃって。」
というので、 じゃ、いろんな人でやってみれば? とアドバイス。
沢尻エリカとかさ、 (突然帰る! って言いそう。)
蒼井優ちゃんとかさ、 (ボーっと何日でも居着きそう。)
宮崎あおいとか、 (それはやだ。)
堀北真希とか。 (あ、いいねー。)
ほら、 展開にバラエティー出るでしょ、 って、
なんで男の妄想のアドバイスしなきゃいけないんだ。
まあ、 これだけおしゃべり出来るようになったんだから、 体調かなり回復と見た。
※ 某日。 骨董市。
搬出時、 車の調子が悪く、JAFを呼ぶ。
半年に一回は呼んでるなあ。
JAFは地獄に仏みたいで、 お侍さんありがとうごぜいますだとクロサワの百姓のようにひれふしたくなる。
その夜、 店の2階で飲み会。
売り物の家具を移動してスペース作りをしてると、 あらこんなのがあった、 かわいいじゃないの的なものを発見するので新鮮。
全員参加。 プラス同業Nくん。
一番印象的だった話。
※※ちゃんが引越しのときに来た赤帽のおじさんが、 総イレズミだったので、ビビったそうな。
でも、 車のなかでかけていたのがブルーハーツだったので、 それだけで気持ちは一転、 いい人だ! とすっかり信頼しちゃったそうな。 (ここらへんあぶない。)
で、安心しきったので 「あの、そういうオシゴトですか?」 ときいたそうな。
(おっとあぶない。 ふつうきけないよ。)
結局入れ墨師の仕事をしていた方だったそうですが、こういうふうにあぶなかっかしく毎日を暮らしているすなおな※※ちゃんでした。
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知らない女の人がお茶を入れてくれた。
そういうことには慣れっこになっているので、 当然のようにお茶をいただく。
店の奥のほうに細長いテーブルがあって、 誰か来るたびにチョーさんはティータイムをしている。
初対面どうしを紹介したり、 話しかけたりして、 疲れないのかなあ。
体は疲れるようで、 居合わせた初対面三人をテーブルに残して、 チョーさんはさらに奥のスペースに横になりにいってしまった。
どうせティーテーブルを置くなら、 細長いのでなく真四角にしてくれたら麻雀ができるのに、 と思った。
※ 某日。 朝8時チョーさんをピックアップして、 世田谷に出発。
同乗して受付けに行くのは例年のことで、 私が運転、 チョーさんが駐車を担当。
有料パーキングに停めたくないので、 敷地内の狭いスペースに芸術的に停めるのである。
チョーさんは睡眠で苦労していて (眠りが浅い。 だから一日中眠い。 疲れやすい。)、 周りの人に心配をかけているので、 車の中でちょっと説教する気でいた。
ちょっとここへいらっしゃい。 (いるし)
そこ座んなさい。 (座ってるし)
まわりの人にどれだけ心配かけてると思ってんの。 いい加減にしなさいよ。
無理にでも朝起きて、 睡眠リズムを作るしかないんだよ。 (やろうとしたけどもっと体調が悪くなって…とか、 いつもぐちゃぐちゃ言うのである。 )
運転しながら、 チョーさんの入眠時妄想の話を聞く。
「若い女がね、 閉店後店に来てね、 あらもうしめちゃったんですかあ、 って言うの。 で招き入れてね、 私が横になって寝てしまうと… 」
もう書けない。 あほらしくて。
「このパターンしか思いつかなくて、 飽きちゃって。」
というので、 じゃ、いろんな人でやってみれば? とアドバイス。
沢尻エリカとかさ、 (突然帰る! って言いそう。)
蒼井優ちゃんとかさ、 (ボーっと何日でも居着きそう。)
宮崎あおいとか、 (それはやだ。)
堀北真希とか。 (あ、いいねー。)
ほら、 展開にバラエティー出るでしょ、 って、
なんで男の妄想のアドバイスしなきゃいけないんだ。
まあ、 これだけおしゃべり出来るようになったんだから、 体調かなり回復と見た。
※ 某日。 骨董市。
搬出時、 車の調子が悪く、JAFを呼ぶ。
半年に一回は呼んでるなあ。
JAFは地獄に仏みたいで、 お侍さんありがとうごぜいますだとクロサワの百姓のようにひれふしたくなる。
その夜、 店の2階で飲み会。
売り物の家具を移動してスペース作りをしてると、 あらこんなのがあった、 かわいいじゃないの的なものを発見するので新鮮。
全員参加。 プラス同業Nくん。
一番印象的だった話。
※※ちゃんが引越しのときに来た赤帽のおじさんが、 総イレズミだったので、ビビったそうな。
でも、 車のなかでかけていたのがブルーハーツだったので、 それだけで気持ちは一転、 いい人だ! とすっかり信頼しちゃったそうな。 (ここらへんあぶない。)
で、安心しきったので 「あの、そういうオシゴトですか?」 ときいたそうな。
(おっとあぶない。 ふつうきけないよ。)
結局入れ墨師の仕事をしていた方だったそうですが、こういうふうにあぶなかっかしく毎日を暮らしているすなおな※※ちゃんでした。
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PR
昭和30年代のシャンデリアパーツのガラスビーズを、 格安で売り出しております。 (1P ¥50~)
光学レンズにも使われるクリスタルの高級ガラスなので、 光が鋭く、 プリズムのように虹が見えたりするのです。
つきましてはサンプルを、 と思い、 あり合わせのワイヤーカゴを使ってシェードを作り、 ランダムにいくつかぶらさげてみました。
そうしたらどうしても点灯してみたくなり、 ほかの電灯のコンセントを引っこ抜いたり移動したり、 ついでに長いことつけっぱなしだったガラスシェードを洗ったり、 だんだんおおごとに。
いっつもこの調子で、 思いついてなにかを始めると連鎖反応で仕事が増え、 どんどん大掛かりになり、 はてはなにをやりたかったんだかわからなくなる、 ってことは、(皆さまにおかれましては) ないでしょうか… 。 。
で、 どうでしょう。 この貧乏くさいシャンデリア。
シェードは工事用の400円くらいので十分です。
(ワッカだけでも出来るのです。)
ほんとはこんなにぶらさげなくても、 ほんのちょっとのほうがかわいい。
だいたい私は、 やりすぎ。
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「死ねば死にきり。
自然は水際だっている。」 (高村光太郎)
この言葉は、 身近な死んだひとを思い出したあとに、 必ずセットになっていつも心に浮かんでくる。
ほんとに、 そのとおりだなあ、 と思う。
私と母親の間には色々な確執があったので、
世話をしに通ってる間も、 私は優しいだけの気持ちにはなかなかなれなかった。
だけど、
「ここにいるのは、 自分とは関係がない、 一人の老人である。」
と思うと、 すごく優しい気持ちになれることがわかったので、
そう思うのは私のおまじないのようになった。
老人はだれでも、 永く生きた分、 たくさんつらい思いをしてきたはずなので、 それだけでもう大事にされなきゃいけない存在なのだ。
老人の小柄な体は、「苦労」 という成分でできている。 (人格の問題じゃない。)
こういうことを、 私はぎりぎり思いつめないと思い至らない。
(業者Kさんが老人を語ると、 口が悪いので、 「くたばりぞこない」 とか 「もうすぐいなくなるぞ」 とか いつも憎まれ口をたたくのだけれど、 その裏にすごく情を感じさせるのです。
ひょうひょうと軽くて、 先天的に情がある、 ってなんていい資質なんでしょう。
私はそういう人じゃない。)
この世に生命体が生まれてくるということは、
とてつもない、 不思議なことだけど、
この世から、 一つの生命体が消えていく、 ということも、
とてつもないことで、
とてつもない、
ということを、 存分にうけとめないといけない、 という思いがあります。
母親だから、 じゃなく、 「どうしようもなくその人の若いときから知っている、 一人の老人」 だから。
でないと、 落し前がつかないのです。
人の死に、 生者の思惑や作意が加わると思うと、 それができない気がするのです。
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自然は水際だっている。」 (高村光太郎)
この言葉は、 身近な死んだひとを思い出したあとに、 必ずセットになっていつも心に浮かんでくる。
ほんとに、 そのとおりだなあ、 と思う。
私と母親の間には色々な確執があったので、
世話をしに通ってる間も、 私は優しいだけの気持ちにはなかなかなれなかった。
だけど、
「ここにいるのは、 自分とは関係がない、 一人の老人である。」
と思うと、 すごく優しい気持ちになれることがわかったので、
そう思うのは私のおまじないのようになった。
老人はだれでも、 永く生きた分、 たくさんつらい思いをしてきたはずなので、 それだけでもう大事にされなきゃいけない存在なのだ。
老人の小柄な体は、「苦労」 という成分でできている。 (人格の問題じゃない。)
こういうことを、 私はぎりぎり思いつめないと思い至らない。
(業者Kさんが老人を語ると、 口が悪いので、 「くたばりぞこない」 とか 「もうすぐいなくなるぞ」 とか いつも憎まれ口をたたくのだけれど、 その裏にすごく情を感じさせるのです。
ひょうひょうと軽くて、 先天的に情がある、 ってなんていい資質なんでしょう。
私はそういう人じゃない。)
この世に生命体が生まれてくるということは、
とてつもない、 不思議なことだけど、
この世から、 一つの生命体が消えていく、 ということも、
とてつもないことで、
とてつもない、
ということを、 存分にうけとめないといけない、 という思いがあります。
母親だから、 じゃなく、 「どうしようもなくその人の若いときから知っている、 一人の老人」 だから。
でないと、 落し前がつかないのです。
人の死に、 生者の思惑や作意が加わると思うと、 それができない気がするのです。
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二週間ほど前に、 母がさらに少し遠くのリハビリ中心の病院へ転院。
リハビリといっても点滴を併用しながら食事をとる練習で、 無理なことはしない。
食欲は少しずつ戻ってきたよう。
今までも何度かもうだめかと思うような状態になって、 そのたびに不死鳥のようによみがえってきたので、 さすが不死鳥! と思う。
前の病院は緊急治療中心の病院だったので、 生命維持の管を自分で抜いてしまわないように、 軽い拘束 (手にミトンをはめる) があった。
今度の病院は、 延命治療は積極的に行わないという方針は同じながら、 「拘束は一切しません。」 というので、 ああ、 いい病院かもと思った。
そのあとに、 「(生命維持の) 管を抜いたりしても、 それはご本人の意志、 ととらえますから。」 といわれた。
… ああ、 そういうことね…。
ほんの少しのさじ加減で、 たちまち自殺幇助罪とか保護責任者遺棄罪とかに問われそうな、 きわどいラインではないのかしら… という思いがよぎる。
いやいや、 そう思うのは不謹慎で、 病院の現場の方の良心を信じるしかなく、 きわどいラインを日々見極めなければならないのだとしたら、 現場の方々のお仕事ってなんて過酷でプレッシャーが多いことだろう、 とも思う。
ほんとにそう思うの? わたし。
と思いながら、 病院に通う。
(まだそういった場面ではない。)
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リハビリといっても点滴を併用しながら食事をとる練習で、 無理なことはしない。
食欲は少しずつ戻ってきたよう。
今までも何度かもうだめかと思うような状態になって、 そのたびに不死鳥のようによみがえってきたので、 さすが不死鳥! と思う。
前の病院は緊急治療中心の病院だったので、 生命維持の管を自分で抜いてしまわないように、 軽い拘束 (手にミトンをはめる) があった。
今度の病院は、 延命治療は積極的に行わないという方針は同じながら、 「拘束は一切しません。」 というので、 ああ、 いい病院かもと思った。
そのあとに、 「(生命維持の) 管を抜いたりしても、 それはご本人の意志、 ととらえますから。」 といわれた。
… ああ、 そういうことね…。
ほんの少しのさじ加減で、 たちまち自殺幇助罪とか保護責任者遺棄罪とかに問われそうな、 きわどいラインではないのかしら… という思いがよぎる。
いやいや、 そう思うのは不謹慎で、 病院の現場の方の良心を信じるしかなく、 きわどいラインを日々見極めなければならないのだとしたら、 現場の方々のお仕事ってなんて過酷でプレッシャーが多いことだろう、 とも思う。
ほんとにそう思うの? わたし。
と思いながら、 病院に通う。
(まだそういった場面ではない。)
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