露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
露店が二日続いてくたくたです。
今週末も二日続きだー。
合い間にひまな店でゆっくり休みたいところですが、直し、直し、直しの山が待っている…。
人づてに、引き出し箱を探している方がおられるということで、よりどりみどり在庫はあるのですが、御来店できないとのことで写メでいろいろ送信しました。
「明るい、木肌の色」 をご希望とのこと。
色ってなんとでもなるんですよ、とお答えした手前、候補品をいくつか 「明るい木肌色」 に。
じつは、ピンときたんです。
新品のおしゃれな雑貨屋さんでよく見かける、使い古した風情の、カントリー調の、家具の色。
はがしながら、「古道具をコピーした新品」 に近づけるべく、逆コピーするなんて、なんだかヘンなことになってるなあ、と思いました。
写真上のは枠の黒漆をはがし、顔の木の色も明るく。
下のは、焦げ茶のニスをはがして木肌色にしたものの、塗装はまず保護のためなんだよなあ、割れや反りで長持ちしなくてもしらないよ…、と思いながら、迷ってまたこっそり透明ニスを塗ったので少し暗い色になってしまったのでした。 何やってるんだか。 (だって組み木のつくりなんだもん。)
同業N君のはなし。
家具職人の方がいうことには、テーブルやいすは作れても、引き出し箱は絶対作れないそうです。
あ、技術的にではなく、価格的に、三万以上とかとんでもない値段になってしまうので、とても作れないということらしいです。
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一目惚れで分けていただいた、外径27㎝の大鉢。
大正から昭和初期に作られたデッドストックと思われます。
ベタ底。 裏の半分は無釉。
こういうのが埃まみれで大量にウブ荷で出たとなると、窯場か店舗在庫しかありえないでしょう。
私が買った時点でウブじゃなくなったよ…。
たくさんわけてもらったので、一個使ってみようと、このお正月に煮物を盛り合わせてみたら、とてもいい感じでした。
鉢は、立ち上がりのカーブの具合が、使いやすいかどうかの決め手だと思うのですが、これはベストなカーブです。
一個ずつかすかにゆがみがあるのも、私には好もしい。
欠け割れなしのモノを自宅用にしてしまうことは、実に久しぶり。
わが家には、大ぶりの食器としては、ほかにニュウだらけの石皿や、(石皿はニュウがあって一人前!) 直しだらけの印判大鉢などがあるけど、侘びすぎていたり、目に煩わしかったりで、この質実にして清々しい大鉢は、ちょうど 「気分」 だったのでした。
店に二枚置きました。
あとは骨董市でゆるりと。
1P ¥5000
渋谷 「ユーロスペース」 で。
久しぶりに渋谷百軒店を歩きました。
ブラックホークもスィングもBYGも音楽館もサブも我がありんこも、すでになかった。 わかってたけど。
健在なのは、カレーのムルギーとクラシックのらいおんと道頓堀劇場だけでした。
円山町のラブホのロココ調の建物群が侘びていい感じだったので、観賞しながら映画館へ。
映画、心配してたよりも、よく出来ていました。
(いったいどんな出来だと思ってたんでしょうね…。)
好きな原作の映画化となると、誰だって心配だよね。
リアル北海道弁と、加瀬亮と、猫を抱いたおばあさんと、鉛色の津軽海峡がよかった。
もう、思い入れがあるから客観的に観られないです。
庶民を描くといえば、今村昌平。 (七十年代までの)
今村昌平が撮ったらどうだったかな、とちらと思った。 (しつこいけど 「楢山節考」以前の。)
夫は 「小津だったら?」 と思ったそうな。
それはないな…。
久しぶりに渋谷百軒店を歩きました。
ブラックホークもスィングもBYGも音楽館もサブも我がありんこも、すでになかった。 わかってたけど。
健在なのは、カレーのムルギーとクラシックのらいおんと道頓堀劇場だけでした。
円山町のラブホのロココ調の建物群が侘びていい感じだったので、観賞しながら映画館へ。
映画、心配してたよりも、よく出来ていました。
(いったいどんな出来だと思ってたんでしょうね…。)
好きな原作の映画化となると、誰だって心配だよね。
リアル北海道弁と、加瀬亮と、猫を抱いたおばあさんと、鉛色の津軽海峡がよかった。
もう、思い入れがあるから客観的に観られないです。
庶民を描くといえば、今村昌平。 (七十年代までの)
今村昌平が撮ったらどうだったかな、とちらと思った。 (しつこいけど 「楢山節考」以前の。)
夫は 「小津だったら?」 と思ったそうな。
それはないな…。
真鍮製の風防つきの燭台。
風向きによって、風防の向きを変えられるように出来ているけど、たいして大きいものでもなし、本体ごと動かせばいいじゃん、と思う。
こういう「バカねえ」 と思うプロダクトは、日本製。
考えてみたら、洋モノで、バカね、というアイデアものに出会ったことがないかも。
ジャンル作ろうかな。
和・馬鹿モノ。
あいかわらず、「灯り関係」 に弱い。
カンテラ、室内用燭台、行灯皿などがたまっています。
昔は必死な実用品だったけど、今は趣味のモノね。
でも停電時には必要。
逢い引きにも必要。 (なぜだ)
また、夜明け前から骨董市出店の準備をする私には、ローソクカンテラはなくてはならない実用品。(コールマンなどキャンプ用のランタンを使ってる業者さんもいる。 あの手のキャンプ用品も、男心をそそるんでしょうね。)
灯り関係をつい集めてしまうことについて、さんこうどうさんに、「前世で、暗いところにいて、暗いのがすごくやだなー、って思った名残だよ。」 と言われた。
彼は一時期、ジャンパーばかり集めた時期があったそうな。
寒かった記憶?
他の方が言うならわからないけど、フシギ体験能力のある彼のフシギ話は、全面的に信用してしまいます。
¥3500