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2024年04月26日 (Fri)
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2009年07月13日 (Mon)
ルオーと最初に話をしたとき、なんか昔の自分と似てる気がしたので、長谷川利行の画集を貸した。
案の定、気に入ってくれた。
ジャズは聴いたことないらしかったけど、バド・パウエル(私の背後霊のような人です)を勧めたら、やはり大変気に入って、「他にもクライのないですか?」と言ったので、やっぱり似てる、と思った。
むかしむかし私が高校生のとき、長谷川利行と並んで木田金次郎という画家の絵が大好きだった。
ある日の朝、いつものようにバス通学してる途中、急に木田金次郎のいた町に行きたくなり、バスを長距離バスに乗り換えて三時間ほどの、岩内という小さな漁港町に行ってしまった。
警察に行って家をきいて、いきなり、ごめんください、絵をみせてください、と家まで行ってしまった。
木田はもう故人で、ご家族しかいないことはしってたけど、私も有島武郎「生まれいづる悩み」の主人公(木田がモデルです)のように、絵を描く、ということに主観的にはせっぱつまっていた頃だったのだ。
のちにご家族から学校にばれ、怒られはしなかったけど知らない先生にも顔を見にこられたり。

なぜ今そんなことを思い出したのかといえば、ルオーが最近同じような「アポなし突撃訪問」をやらかしたからです。
お相手は、某人気写真家。ルオーは、自分の絵と、うちの店で買った古いゆがんだクスリビンを渡したらしい。
どっちも気に入ってもらえたらしく、それぞれ写真にとり、展示されたそうだ。
その写真家は私も大好きなので、そうか、クスリビンが行ったのか、と思うと、たいへんうれしいのだけれど。
っていうか、思い詰めた若者ってのは、なんだってするなー、とあらためて思ったのでした。
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