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2024年04月20日 (Sat)
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2016年02月11日 (Thu)
映画館を出るときは置き去りにされた感じで、日にちがたってからどんどんよくなって、そのうち大傑作だと思うような映画ってあるでしょ?
タル・ヴェーラ監督の「ニーチェの馬」は、そんな映画でした。
今はなんて見事な映画の中の映画だろう、と思っています。
この映画を撮ったネメシュ・ラースロー監督はタル・ヴェーラの助監督だったと後で知って、とても納得しました。
共通しているのは
最小限の説明。
セリフの少なさ。
予定調和じゃないラスト。
ラスト、というか、終わらない映画。

'44年のアウシュビッツ-ビルケナウ収容所での一人のユダヤ人捕虜の二日間を描いた映画です。
静かに描ききっています。
それ以上言いたくないな…

色々な解釈が出来る。
ユダヤ人の葬儀 (死生観) にこだわる男の話とか、
最初から○○だったとか、(私はこっちですね)
絶望を描いてるとか、
いや未来に希望を託している、とか。

そのわりきれなさがずっと、ずしんと重く尾を引いてる映画です。

で、日本映画ってこういう多重に解釈出来るとか、予定調和に終わらないのって苦手じゃないですか?





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