忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2013年08月05日 (Mon)


私は俳句の鑑賞の仕方がわからない人間で、
謎かけのような短いことばに評者が 「これはこういう意で」 と謎ときしながら評するのを読んでも、
そんなこと最初からわかったためしがないのです。
禅問答かと思う。
裏読みのできないボケタイプなので、 なんとなく苦手意識がありました。
短歌の鑑賞の仕方はわかるような気がする。
とっても短い小説のようなものだから。

ところが、 この句集は、 音楽を聴くように、 わかる。

そういう鑑賞でいいのかな。
無心に読んで、 感覚に沁みる。

「うしろ手に菫隠してゐたりけり」
の句や、
「鰐を飼ふ青年教師夏休み」
の句は寺山修司を思わせて、 ああいいなあ、 と思いながら読んだのですが、

実は一読して、 どきんとして、 すぐ涙があふれてきた句がありました。  自分でびっくりです。

「一代の咎あれば言へ沙羅の花」
(こういう人は多かったのではないでしょうか。
人はみな咎ある身。)

やさしくて、 ものがなしい作風、 と思い込んでいると、
ときどき、 激しい句にぶちあたったりします。

音楽を聴くように、 言葉を味わっています。 





≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
←No.571No.564No.570No.569No.568No.567No.566No.565No.559No.563No.562
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/13 リルコ]
[06/12 徘徊中年]
[04/25 リルコ]
[04/22 くたくたにゃん]
[04/11 リルコ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R