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2017年08月17日 (Thu)
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2010年10月20日 (Wed)

今日の朝日新聞に、映画公開の記事が載っていた。
この小説が、どのように映画になったのか…。 心配しつつ、とても興味があります。

暗い雲におおわれている冬の空。 鉛色の海。 海の反対側には山並み。 坂道。 主力産業の廃れた斜陽の町。
それがこの小説の、主人公です。
 私は、函館には行ったことがないのだけど、(汽車と連絡船では何度も何度も通ったけれども) 小樽で暮らしていたので、この沈鬱な空気感は、身に染みている。
まったく、主人公たるにふさわしい町だ。
その沈鬱さが不快かというと、そうじゃないのです。 むしろ、ゆりかごのように心地よい。

じつは、佐藤泰志さんの御一家とは少しご縁があった。
泰志さんは、ためいきばかり、ついてる、という印象があった。

急死されたとき、ご家族はさぞショックだろう、と
かける言葉を失っていると、喜美子夫人は、ぜんぜん取り乱したりせずに、言った。
「やっと、死ねたね、と思った。 むしろ、今までよく生きたって。」 
それは、忘れられない言葉だった。
このご夫婦は、いくつもいくつも修羅場を経験したのだろう。
その度に、持てる力のすべてを尽くしたのだろう。
自信と諦観と覚悟があってこその言葉である。
周りは遺された人の心配をするものだが、それを聞いたとき、「何もいうことはない。 心配はいらない。」 と思ったのだった。

当時、小説本をいただいて読んでいたけど、おととしだったか、クレイン社から 「佐藤泰志作品集」 が出て、主要な小説のほかにもエッセイなども入っているのが興味深かったのでした。

「海炭市」 は、いまや全ての地方都市の代名詞だと思います。
その中で日々を紡ぐ人たち、すべての話です。



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