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2024年04月24日 (Wed)
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2010年08月26日 (Thu)

スペイン市民戦争に捧げた(というか、インスパイアされたというか)、チャーリー・ヘイデンの 「リベレーション・ミュージック・オーケストラ」 は、今でもときどき思い出したように聴いている息の長い愛聴盤です。
一作目のは、スペイン市民革命の、組織化されてない、自然発生的な、自己管理下での闘い、という史実を反映しているように、さまざまな曲想とスペイン民謡などがからみ、それが全体としてまとまっていて、絶妙なのです。
まとめたのは、才女カーラ・ブレイ。
チャーリー・ヘイデンはその後、何度もこのオーケストラを再結成して演奏する。

先日初めて、二作目「戦死者たちのバラッド」 を買ってみました。
なんで今まで聴く気にならなかったかというと、ECMだからね。
いや、いいんだけどね、べつに。 ミュージシャンによってはね。
聴いてみたら、曲想は一作目と同じだけど、やっぱりどこかヨーロッパのりっぱなサロンで、「リベラルな」 観衆に向けて演奏している感じがつきまとっているのでした。

一作目のほうは、統制されてない民兵や、世界中から志願してきた国際義勇軍がスペインの田舎道を歩く、その砂ぼこりが舞ってるような音楽なのに。
録音されたのが、黒人人権運動やベトナム反戦で騒然としていた時代なのも反映されてるのかもしれません。
二つの 「リベレーション・ミュージック」 の違いは、レーベルの違いか、時代の違いか、考えてしまいました。


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