忍者ブログ
2024.11│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011年04月18日 (Mon)
朝日新聞 「東日本大震災を詠む」 より。

原発に近き牛飼い涙ため子牛助産す離農決めし夜    (田川 清)

津波後の瓦礫に佇む老一人息子がいない息子がいない    (石島佳子)


同 「朝日歌壇」 より。

春キャベツ七千五百株畑に残し男は自殺す核汚染苦に    (喜多 功)

原発の空のしかかるふるさとのここにいるしかなくて水飲む    (美原刀子)

簡単に想定外と記者会見きちんと想定すべきあなたが    (大久保やそじ)


うちの新聞は、あっという間に 「新聞紙」 になってどこかに行っちゃって、で私の頭もあっという間に 「忘却箱」 になっちゃうので、書き写しておこうと思いました。

読んでるとなんで、怒ったような悔しいような、憮然とするような、やり場ないような、重い石にのしかかれてるような、理不尽極まりない感情に包まれるのだろう。
「かなしい」 という、シンプルな感情だけで泣きたいもんです。

小中学生のときか高校生だったか忘れたけど(たぶんそのずっと)、「戦後民主主義教育」 のなかで育った私は、「戦争の悲惨さ」 や 「戦時の食料難」 や 「苦労話」 を聞くたびに、よく分からないイライラやもやもやした感情を持っていました。
そういう話だけを集めて 「平和教育」 だと思ってるらしい先生にも、違和感持っていました。
思うにそのもやもやは、「戦争は天災じゃなかったのに!」 というところから来ていました。
だから、これでもか、ってくらいに子供が苦労するアニメ映画 「火垂るの墓」 なんてきらいです。
その苦労のおおもとの原因など触れもせず、考える手がかりもあたえていない。
なのに、いまでも小学校で強制的に鑑賞させたりしています。
黙して耐え忍ぶ我慢強さ、なんてある場合には美徳でもなんでもありません。

で、地震、津波は天災だけど、放射能汚染は人災です。
いっしょくたにしてはいけませんでしょう。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
←No.258No.257No.256No.255No.254No.253No.252No.251No.250No.249No.248
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/13 リルコ]
[06/12 徘徊中年]
[04/25 リルコ]
[04/22 くたくたにゃん]
[04/11 リルコ]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R