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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
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2012年12月30日 (Sun)

「好きなジャズピアノは?」  ときかれると、  いつも  「バド・パウエルとセシル・テイラー。」  と答えていたけれど、  もう一人忘れていました。
フィニアス・ニューボーン・Jr.!

まだジャズ聴きはじめのころ、  パウエルと同じように  「ひと聴きぼれ」  して、  以来手持ちのアルバムはどれも愛聴盤です。

この三人、  共通点は …。
…。
やばさ、 かな。  (なんという能のない言い方!)
三人のなかではセシルが一番普通でまともな人に見えますね。

最近行ったCDショップで、  これは聴いたことなかったので即購入。
やばいです。  (なんという能のない …)

キラキラした超絶テクニックだけだったら、  こんなに偏愛しないと思う。
とにかく暗さと、  破滅の匂いですね。
逆らいがたく魅力的な、  破滅の匂いです。

2曲目、 超スローテンポの  「ゴールデン・イヤリングス」。
切々という感じでもない、  感傷的でもない、  なんというか、  「淡々と孤独」  というか。
悲しくもなんともなく、 「孤独があたりまえ。」 と思わせるといったらいいか。
いやでもレイ・ブライアントの同曲と比べてしまいますね。
あの軽くて楽しいけど可もなし不可もなしの、  原曲の美しさに寄りかかっただけの演奏。

3曲目 「It's AIIright With Me 」。
キレてる、  といったほうがいいくらい、  やばい。
全然、 Allright じゃないよ。 
殺気だよ。  近づいたら殺されそう。

というわけで、  最近エンドレスでかけつづけ、  フィニアスの暗さと破滅感と殺気にひたってる年末でした。
来る年を待つには、  ふさわしくないんだけど …。






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2012年12月28日 (Fri)

12月某日。
ワタリウム美術館の展示と、  アップリンクでの映画  「モバイルハウスの作り方」  をはしご、  トークショーも聞いて、  という  「坂口恭平漬け」  の一日。
ワタリウムでは偶然いらしたご本人の全フロア案内解説付きで、  なんともラッキーでした。
古道具大臣を志願。
(すでに 「窓枠大臣」 がいらっしゃるらしい。)

以前友人が、 「0円ハウス」  という写真集を貸してくれて、 (今回ワタリウムで私もやっと買えた。)
友人はそのとき、  「ほらほら、 かわいいんだよー。」  といって見せてくれた。

でもね。  私はページをめくりながらちょっと心が痛かったのです。
かわいい、  とは思えなかった。
いくら自分も、  毎週モバイルショップを作り野外で食事を作りブルーシートと親しくて彼らとの類似性を感じてはいても、
そしていくら巣作りの創意工夫に感心させられても、
夏は暑かろう。  冬は寒かろう …。
と思うと、  ちょっと、 かわいいとは言えなかった。
創意にほほえましく思い  「はははは。」  と笑ってあたたかい気持ちになれるのは、 「TOKYOスタイル」  までなんですね、  私は。

そこには、  自分も紙一重、  とか、  戸板一枚向こうは、  とか、  たまたまの今、  とかの思いがあるからかもしれない。
かわいいもなにも、  ひとごとじゃないのです。
(いっときますが、  友人は炊き出しのボランティアをしたりして、  ほんとうに優しいいい人なのですよ。)

そんな複雑な思いもありながら、
とはいえ、 「0円ハウス」  と名付ける坂口さんの優しさは、  多くのおとな、 こども (←おとなの価値観を反映した行動をとる。) の価値観を変えていくのだろうと思う。

「たかが住むため」  の家を手に入れるのに、  莫大な借金をし、  一生働いてローンを返さなくてはならない現状のばかばかしさのアンチとして、  これでも住めるよ、  と提案されるモバイルハウス。
思いつきや伊達や酔狂じゃなくて、
坂口さんはホンモノなのだなあ、  と確信した展示でした。
ドローイングも素晴らしく、  一枚売ってくれませんか、  と言うと、  一括でないとだめ、  って …。

坂口恭平エキシビション   ワタリウム美術館。
2013年2月3日 (日) までです。  ぜひ。


アップリンクは初めていきました。
カウンターの横で古本も売ってるのですね。
古きとんがった本ばかりで、  ウニタ書房とか模索舎とか思い出してしまいましたよ。






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2012年12月26日 (Wed)

スーパーで巨人の葉巻のような大きな真鱈の子が売られてると見過ごせない。
皮からこそげ落としてつきこんにゃくと炒め煮。
田舎くさい郷土料理だけど、  白いご飯と食べるとおいしいのだよ。
鱈子一腹分が巨大なので大量に出来てしまう。
明日近場でおすそ分け。

ここ数年寒くなると出回る真鱈の子、  沖縄のゴーヤと同じく全国的市民権を得たのかしら。
でも、  スーパーのポップでは、  「トッピングなど色々にお使いいただけます。」  と。
トッピング豪快すぎ!




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2012年12月24日 (Mon)

ガラスに貼った古いクリスマス靴下と、 夕闇。
この靴下、 なつかしいという方も多いのでは?
これにお菓子がびっしり詰められて店頭に並びました。
古い民家から山ほど出てきたのを買いました。
どうやらその家の 「内職仕事」 だったようです。
毎年店でちびちび売って、 とうとうラストワンになりました。

昭和の、 つましいクリスマス。
つましい人たちと、 つましい暮らしに、

Merry Christmas!





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2012年12月23日 (Sun)
※ 骨董市出店の予定

 2日(日)  大江戸骨董市at東京フォーラム (有楽町駅)
 9日(日)  布多天神 (調布駅)
15日(土)  世田谷ボロ市  (世田谷線上町駅)  代官餅の通りの角から二軒目です。
16日(日)  同上
22日(土)  調神社 (浦和駅)
23日(日)  諏訪神社 (立川駅、 立川南駅)

※ あたたかくしてお出かけください。
夜明け時からやっているので、 業者さんは午後になるとなんとなく帰りたいモードになり、  それとなく片付けたりし始めます。
なので、 午前中のお買い物をおすすめします。

※ ボロ市は人混み注意。  オシャレ服じゃなくて戦闘服(?)で。

[ 追記 ]  15日はボロ市出店のため店は休業いたします。





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