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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年05月10日 (Fri)
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2013年03月06日 (Wed)
先日の骨董市でもうひとつの嬉しかったこと、  というか、  おおいに恐縮してしまったこと。
ブログの読者だという男性の方が、  わざわざ人に場所を尋ねながら会いにいらしてくれたのです。
音楽の記事をさかのぼって読んで、  それを参考にジャズを聴きはじめた、 
 …って聞いて、  それはいけませんっ、 とすぐ思いました。  
あんなレビューにもなっていない、  ビリーで泣いたとかの個人的な思い出や思い入れや印象評やらは、  なんの参考になりません。
責任とりませんよ。
私は音楽については、  ああいう風にしか書けないのです。
世間一般の人気度とか、  古い新しいとか、  占める位置とか、  もうどうでもいいと思ってる。

自分の嗜好がかたよっていることも身に沁みてるのです。
昔のジャズ喫茶時代を知っている人たちはきっと口をそろえて言うでしょう、  道を間違えるぞと。

もっといろいろ聴いてみたいとおっしゃっておられました。
昔  「ロリンズ」  のときに書いた気がするけど、
自分がいいなと思ったミュージシャンのよい時の演奏のを繰り返し聴くのがいいような気がします。
あくまでも、  自分の耳だけで。

たとえば、  この方がクリフォード・ブラウンにはまったとするでしょ。
そしてその柔らかい音色、  湧き出るアドリブ、  かわいい素直な性格 (たぶん)、  歌心、  そんな魅力を十分に感じ取ったとしたら、
ほかの何を知らなくても、
ほかの誰を知らなくても、
たった一枚のレコード分しか知らなくても、
私はこの方を断然、 「ジャズに詳しい人。」 と思うよ。

ジャズってどうしてお勉強モードになりがちなんでしょうかね。
ビートルズやストーンズやユーミンやを好きになるようにして自然にはまることって、  ないもんなんでしょうか。
それだけ、  ぱっと聴いてとりこになるだけの魅力がないってことなんでしょうか。
自分の場合は?   昔すぎて忘れた。

レビュー本もいろいろ出ていますが、  あるていどいろいろ聴いてから読みはじめたほうがいいのではないでしょうか。

あくまでもね、  一つの意見ですからね。
昔から聴いているリスナーの方は、  こんなときどんなアドバイスをされるのかなあ。
それとも、  いっさいしないのかなあ。

私はパソコンさわらないから見ることが出来ないけれど、  今はYouTubeという便利なものがあるのでおおいに参考になるかと思います。






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2013年03月04日 (Mon)
寒かった昨日の大江戸骨董市。
寒さもこれで終わり、  とお願いしたい。

嬉しいことがあったのです。
(でも書いちゃうとたいしたことでもないんだろうな…。)
すごく気に入っていたけど誰も目に止めなかったボロ人形、  命名 「砂漠の商人」 を若い女性がお買い上げ。
あざやかな即決。  以心伝心。  感謝感激。
でもね。
「ください!」
「はい。  ありがとうございました。」  
だけの会話だったのでした。

いつもあとで思うのだけど、  私は一言、 言葉が足りないかもしれない。
あふれる思いがあるのだったら、  うまく表現したらいいのにと思う。
きかれたら何でも出来る限りお答えするけど。
店でもたいてい  「いらっしゃいませ。」 「ありがとうございました。」 の二言だけ。
何度もいらして顔見知りのお客様でもね。

一番の理由は、  狭い店のこと、  親しく雑談してそれがプレッシャーになって、  欲しいものがないのになんか買わなくちゃ、  という気分には絶対にさせたくない、  ということですね。
その気持ちが昂じるあまりに、
友達や同業が顔を見せても、  あ、  何も買わなくてもいいからね、  とあらかじめ言ったり、  でもお店に入っていきなりそう言われたらどう思うでしょう、  と思って言わなかったり。
めんどくさいやつだ。

ジャズ喫茶のときもそうだったっけ。
いらっしゃいませもありがとうございましたも口パクと目礼だけ。 (うるさくて聞こえない。)
で常連を特別扱いしない店だったのです。
知らんぷり。
一人で初めていらしたほかのお客様がいらしたら、  その方の居心地のほうが大事だからね。
マックス・ローチの 「ウィ・インシスト!」 のジャケットみたいな店、



誰だってイヤでしょ。
私はイヤよ。
あーなんか話がそれてるな。







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2013年02月26日 (Tue)

昔観たジャック・ニコルソンのはひどくつまらなかったけど、
最近観たベニシオ・デル・トロのはもの悲しくて好きだったな。  傑作ではないけれど。
コンパクトで素晴らしいのはやっぱりマイケル・ジャクソン。

今夜は満月。
そろそろ変身の準備を!







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2013年02月26日 (Tue)
平岡正明さんの文章が好きでした。
彼は個人的な  「日付のある感動」  を語るのです。  (これってジャズっぽい。)

「俺はジャズ喫茶××の外階段に腰をかけていた。  そのとき店内から漏れ聴こえてきた 『ブルートレーン』。
そのときが今まで聴いたなかで最高の 『ブルートレーン』 だった。」

という具合に。 (出典が手元にないので正確じゃありませんが。)

独特のリズム感と出まかせ感 (=アドリブ感) のある文体が、  またジャズっぽかった。
で話は第三世界から革命まで、  こじつけ気味に、  自由自在に飛んでいくのです。

その彼の感動は捏造かもしれず。
ただ扇動目的かもしれず …。
だとしても、  あんな扇動の名人はいないと思う。
「え、 うそー。」  と思いながらも知らぬ間に心をかすめとられていってる。
そして心ならずも、 以後深層に根付いちゃったりしてる。
つくづく、  人たらし、  もとい、  アジテーターとして名人芸の域だったと思います。
 
昔ある雑誌に拙文を載せていただいたとき、  私は彼の文体を無意識に意識してたんだなあ、  と後でわかったのでした。

《 マイルスはいつから真下を向いて吹くようになったのだろう。
多くの無名の黒人たちと通底するように。
天上のエリントンやパーカーを慕うように。
祈るように。 》

と書いたくだりを、
夫は、   「下を向くのは自分の音がよく聴こえるからだって言ってたぜー。  マイルスがこんなクサイこと思うもんか。」   とコメント。
いいの。  捏造したかったんだから。

彼の忘れられない一文があります。
「連合赤軍リンチ事件」 の新事実が次々とニュースになっていたときのこと。
掲載誌も他の部分も忘れたけど、  悲痛な、  悔しさのにじんだ文でした。
最後に  「自分には、 どんな運動にも赤いバラ一輪が必要なのだ。」  と締めくくっていた。
赤いバラ一輪とは、  一片のロマンチシズム、  の意味だと思う。

そういえばご本人に二度お会いしたことがあったのだった。
一度目はすごく昔、  渋谷山手教会で。
二度目はそれより新しい昔、  札幌で何度か山下洋輔トリオを共催したとき、  司会としていらしたのでした。
私は彼をホテルまで迎えにいく役目をたまわり、  道中あたりさわりのない話をし、  ごく事務的な態度で接しました。
(私は有名人コンプレックスというものがまるでないので、  普通に初対面の人と接するのとまったく同じ態度なんです。  たとえすごくファンだったとしても。)
無愛想な女だなと思った、  とあとで言われましたが、  そんなことなかったんですけどね…。

打ち上げの際に店の壁にサインしていただいた。
殴り書きで、  「ダッタン(変換しません)人風金玉のにぎり方   平岡正明」   と。
ありがたいのかありがたくないのかわからない、  びみょーな気持ちになったのでした。




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2013年02月24日 (Sun)

※ 2月の骨董市はレギュラー出店の予定です。

 3日(日)  大江戸骨董市 東京フォーラム (有楽町駅)
10日(日)  布多天神 (調布駅)
17日(日)  高幡不動尊 (高幡不動駅)
23日(土)  調神社 (浦和駅)
24日(日)  諏訪神社 (立川駅、モノレール立川南駅)



空からフリモノがないことを祈って。
大江戸は朝8時すぎからですが、 それ以外のところは夜明け前から買いにみえるお客様もいらっしゃいます。
少なくとも午前中がおすすめ。
遊びにいらしてください。





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