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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
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2012年03月22日 (Thu)

アメリカは蚤の市が少ないのです。
だいたい室内のアンティークモールとか巨大会場のアンティークフェアばっかり。 (地方にもよるのかな。)
で、 アメリカにもいるんですよ。
ビン博士庄司先生みたいな方が。
どこか浮世離れした雰囲気で、 ガラスビンばかり並べてる。
日本の味の素ビンもハングル文字のビンもお持ちでした。
欧米のビンは、 ガラスの味もさることながら、 エンボス文字がみどころですね。
きゃしゃではかない日本のビンと比べると、 無骨な感じのが多く、 この厚さ必要なんだよ! と主張しているようで、 それはそれで魅力的。 

これ、 最初インクビンかと思いましたが、 未使用の油壺でした。
薄いグリーンではかはさがあるので、 日本の? と思ったけど、 持ち手がちょっとヌーボー調だし… 、 結局わかりません。 


この持ち手のかたち、 偶然の産物か狙って作ったのか、 ビン好きの方とちょっとギロンになりましたよ。

     グリーン油壺   底の直径 7㎝  高さ 口の突起まで 5㎝  ¥1800



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2012年03月20日 (Tue)
 
本来はおでん用鍋なのですが。
実は同型のを自宅で15年くらいがんがん使っていて、 一番出番の多い鍋なのです。
プロ用のアルミ鍋もあるのに、 これにばかり手が伸びる。
おでんはもちろん、 ポトフ、 肉じゃが、 鍋料理各種。 カレーもこれ。 
一番便利なのが、 ロールキャベツを作るときなのです。
巻いたのを鍋底に隙間なくきっちり詰め込み、 スープを注いでコトコト煮込む。
踊らなくて具合がいいの。
(そんなとき蓋に使ってるのは、 フライパン用の一部がガラスになってるやつ。)

こんな便利な鍋、 店でも売りたいなあ、 とずっと思っていたのですが、 なかなか同型は見つからず、 あったと思ったら嫌なパステル調の総花柄だったり、 嫌な色だったりしたので見送ってきました。
(あくまでも個人的好みで選別… 。) 


今回やっと見つけたのは、 あまりファンシーじゃないワンポイントの花柄で、 これならセーフかと。


昔から自宅で使ってるのはちょっと北欧調にデザインされた花柄です。
中が焦げ付きなどでしみだらけ…。
でもまだまだ使うよ。

思うにこのメーカーは、 けっこう長いことこの鍋を作り続けて、 そのときどきの流行で柄を変えてきたんでしょうね。
今は廃番だろうけど、
無地の白とか、 シックな幾何学柄などでまた作ってもらいたいものです。

       ホーロー平鍋 内径23㎝ 深さ8㎝ デッドストック品     sold out




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2012年03月17日 (Sat)
今まで何度も、 吉本さんが亡くなったときをシュミレーションしていた。
しょうがないよね。
もう何十年も支えてくれてたんだもの。
そろそろ、 自立しなきゃねっ、
といったら夫が笑った。

自分はこの人がよくわかる、 といっても、 著作を全部理解しているという意味ではありません。
「共同幻想論」、「言語美」、「心的現象論」 の主著三点は、こんなのと格闘しているひまも力量もないと思って、
解説書とか読んだ人の解釈を聞くとかしてすませた。
傍線を引きながら読んだのは、 そのほかの雑文、 文芸評論、 情況への発言などだ。
(ただ、 音楽やサブカル論は、 とんちんかんだなあと思っていた。)

都知事が反原発批判に吉本さんの 「原発をやめたら文明はあともどりする。 科学の発展は止められない」 発言を引き合いに出してて、
「反核異論」 からの引用だと思ってて、 あれはチェルノブイリの前だったし古いのを引用してんなあ、 と思ってたら、
去年の夏、 吉本さんおんなじ発言していたんですね。
ここ数年の吉本さんは全部スルーしていたので知らなかった。
八十年代に、 「いい時代になった。」 というのを読んでから、 ちょっととんちんかん感を感じていたけど…。
最近は、 情況の外の観覧席に座ってる感じで、
はいはい、 もう猫と遊んでてください、 と思っていた。

それでも生きているだけで支えだったのだ。
私はその後、 橋本治さん、 今は内田樹さんという道案内人を得ている。
どこまでも、 依存体質なのです。




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2012年03月16日 (Fri)
朝からオロオロしてしまった。
吉本さん、 死去。

十代の終わりに吉本さんの著作に出会わなければ、
「私は今いる私ではない」、
ということだけは、 確か。

「すべての生き方は等価だ。」
「貧困や、 病苦や、
古来人間がずっと味わってきた種類の困難なら、 受け入れよう。
私は、 出来るだけ
人間の原型になりたい。」

これは、 吉本さんの言葉ではなく、 二十代終わりの頃の自分のメモ。
いかに、 吉本さんに影響され依拠していたかわかる。
ほんとは、 吉本さんの 「大衆の原像」 も
私の 「人間の原型」 も、
ロマンなんである。

生きてこの世の空気を一緒に吸っている、 と思うだけでよかった。

「太宰と太宰ファン」、
「吉本と吉本信者」
自分が一番よくわかる、 と人に思わせる人っているものだ。

二十代の頃の友人は、 便箋いっぱいに、 
「吉本さん。 吉本さん。吉本さん。……」 と書き連ねて、 自殺した。

Oさん、 吉本さんね、
今朝
そっちに行ったよ。





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2012年03月14日 (Wed)

今日10時頃になって、カレンダー見て、 あっ!と思った。
市場の日だった!
せっかく前もってりょうくんに今日の店番頼んでたのに。
彼はそのためにほかのバイトのシフトを動かしてくれたのに。
りょうくんに ごめん! と電話して、 自分が店番をやることにする。
昨日母の病院へ行って、 大きな案件(胃ろう手術) が終わって、 今日のことすっかり忘れてた… 。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

数ヶ月様子を見ていたが、 母は食欲が戻らず、 長いこと高栄養の点滴を続けることの弊害も出てきたので、 とうとう胃ろう手術に踏み切った。

前の病院の先生の言。
「自分の親ならしませんね。」
今の病院の先生の言。
「ピアスの穴開けるようなもんですよ。」

どっちも、 なんだか釈然としなかった言葉だけど…、 今のところ経過良好。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

またブリキものを買ってしまいました。
今度は、 アイスキャンデー製造箱。

昔、 アイスキャンデー売り用の (自転車の荷台に乗せて、 細長いのぼりを立てて売り歩くの。) 木箱を売ったことがあるけど、
これは製造用ですね。


4㎝×2㎝×17㎝の直方体が49個 (1個欠落)、 ブリキの枠におさまっていて、
それが全体、 持ち手のついたブリキ箱 (縦35㎝×横28㎝×高さ17㎝) に入っています。
小さい長いほうの箱にはジュースと棒を入れるとして、 その周りの空間にはなんか入れるんでしょうか。
水抜き用の穴がついています。

ガリガリくんもこんなので作ってるんでしょうか。
まさかね。
50本しか作れないもんね。

こういう、 プロ用道具と出会うたびに、 あ、 転職できるかも、 ととっさに思ってしまうのです。
前にアメリカからプロ用靴磨きの道具箱を仕入れたときも、
アイスキャンデー売りの木箱を仕入れたときも、
そう思いました。
(今の優秀なクーラーボックスを見てもそんなこと思わないのに… 。)

このブリキ直方体、 一個¥250で、 と思いましたが、
この道具で転職希望の方がいらしたらいけないので、
というよりも、 この全体の姿がいいので、
まずはそっくり ¥9500 で。

しばらくたってご所望の方がいらっしゃらなかったら、 バラ売りにいたしますね。




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