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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年04月26日 (Fri)
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2011年09月05日 (Mon)
古道具屋の定番、ちゃぶ台や丸イス (南京イス) を仕入れたり売ったりするのにもなんとなく飽きてきて (在庫もあるし…)、市場で出ても声も出さずに見過ごすことが多くなった。
道具屋って、なるべく扱ったことがないものを扱いたいと思っている生きものなのかと思います。
木工のものや、金属、陶器などは、時代や使われ方によって、一つ一つ古色の付き方が違うので、どれも一点もの、と言えるのですが、ある程度生産量の多い商品だったものとは、何度も出会ってしまう。
「これ、買わない?」 「あ、それ、もう前に扱ったから。」 なんて、考えると意味わかんないワガママですね。(私だけ?)
売れるならいいじゃんね。
 (って、誰に言ってんだか?)


そんなとき出会った、ワン&オンリーのこのイス。
複雑な足の作りに、ン? と思いました。
直しじゃなく、最初からこの作り。
デザインなのか、それとも足用の角材がなかったとか?
座面までの高さ40㎝、と低めなので、踏み台兼用かもしれません。
その座面も大きめなので、ちょっとしたサイドテーブルや置き台としても使えそう。


座面はこんな感じ。
色を整えてきれいにすることも簡単に出来そうですが、これはいじりたくないと思いました。

裏に、書き付けが。
昭和27・9・8作 JUNPEI 。
ジュンペイくん (氏?)、腕は確かなようで、六十年後の今でもガタツキなしです。
今の感覚で見ても、とてもスタイリッシュ、だと思います。

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良い感性
仕事柄四本の柱や天板を支える技術は興味がある。架設の足場は建物を建てる際不可欠で、支えるもの(人がのっても壊れないもの)椅子で言えば斜めにつける補強材は控えを取ると言います。
感心するのは作り手がどういうふうにとおもっちゃうところだ。 俺も古本で前の所有者が感激したところに記したものをみると、面白い
人の家の塀や門扉も大きい高さも見上げるほど塀の天場にはギザギザの泥棒よけ、何をそんなに守るのよ、と笑います。
五十嵐 2011/09/07(Wed)08:42:12 編集
無題
え、感心されてるのは私?  とんでもない、モノの由来や出来方を推察するのは職業柄、というもので、私はつめがかなり甘いほうでございます。
書付けを見つけるのは大好きで、「大正×年×月×日購入、長男誕生」 などと本箱の裏に書いてあると一人で感動しています。
私には、古いモノは、ヒト のことなんですよね。
決して、モノそのものの美が至上価値じゃない。 (でも、それも押さえていたい。)
映画も音楽も本も、結局は、ヒトなんだとおもいます。
リルコ 2011/09/07(Wed)10:12:50 編集
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