露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
コリントゲーム (これは商標名) は、昭和初期にアメリカから輸入され、たちまち大流行したゲーム。
木の棒でパチンコ玉のようなもの (ビー玉もあり。) を突くだけの単純な遊びで、家族や友人たちとやって点数を競います。
昭和三十年代いっぱいまではとても人気がありました。
昔のパチンコ屋にも、これの大型のものでガラス張りの箱があって、それはスマートボールといいました。
少し斜めになった平台に、玉がゆっくり流れてくるのを見るのが、私は大好きでした。
(…札幌の予備校の前でした。)
玉はビリヤードのを少し小さくしたくらい、と記憶しています。
ビリヤードもスマートボールもコリントゲームも、そしてアメリカのピンボールマシンも、ぜんぶ親戚関係なんだそうな。
スマートボール屋、今でも浅草や地方の温泉街などに残っているそうです。
いま、手打ちパチンコやスマートボールなどを集めた 「レトロゲーセン」 があったらいいのにな。
(コンピューターゲームは、初期のUFOだけ許したげる。)
どなたか団塊ねらいで、いかがですか?
コリントゲーム盤は、大流行しただけあってあまり珍しいものでもなく、今までにも何度か売ったことがありました。
小さな数字と鉄釘が打たれただけの、逆U字形の盤面が美しいと思い、クリスマスオーナメントをいくつもぶら下げてツリーがわりにしていたこともあります。
でも、これは初めて。
こーんなに小さいの。
こんなサイズもあったんですね。
まさに携帯サイズ。 (縦23㎝×横15㎝)
書き付けがちょっと笑えます。
子供の字で、
「昭和15・12・28改良 紀元2600年記念
arai 」
改良、 の書き付けも初めてだな。
開戦の前の年。
この子10歳前後だとしたら、戦地に行かなくてすんだのかな、
でも英字が書かれているということは、15歳くらいだったのかな、
とすばやく計算してしまいました。
全然意味ないんだけどさ。
棒はついていません。 釘は欠落なしです。
¥3500
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