露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
冬物しまうのめんどくさいな、 どうせもう三ヶ月すれば出すのに …と、 今何気に夏冬混ざってます。
それでなくてもここ数年四季がはっきりしなくて、 一年中暑いか寒いかのどっちか。
春と秋がなくなりつつある。
夫は 「そのうち雨季と乾季になるぞ。」 と申しておりますが …。
とうだうだ言ってるのは、 古着仕入れのモチベーションが下がっているからであります。
一部ヨーロッパの軍モノくらいか、 気持ちが上がるのは。
そんななか、 久しぶりに感動したエプロンが入りました。
昭和40年前後の市販品です。
もうコテコテの昭和です。
デッドストックで業者市場で大量に出て、 競り落とした業者さんから二枚だけ (デザイン違い) 分けていただきました。
端布れのパッチワークで、 その布がいちいちかわいいの。
胸に大きな蝶。
エプロンにするにはもったいない可愛さなので、 薄手のワンピと重ねて外出着にいかがでしょうか。
sold out
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アルミの蓋と鉄の足の古いトルソーがニ体入ったのです。
ただ、 古い楽譜が全体にベタベタ貼られていて、 それが固い紙なもんだから薄い服など着せたらひっかかりそうだし、
誰が貼ったか知らないが、 古楽譜かっこいいでしょ的な作意がいやらしく、 なんだかもやもやしてるトルソーだったの。
だから、 最初から剥がすつもりで買いました。
剥がして、 傷んでるところは木工パテで修復し、 柔らかい和紙を貼って柿渋でも塗ってみようか、 と思って、
今日店でちまちまと剥がしていたのです。
そしたら画家兼写真家兼彫刻家のオオタマサオさんが現れて、
「そこでやめ!」 って。
この途中剥がし状態がいいじゃないか、 って。
えー、 どうだろ。
そりゃ以後の手間がはぶけてこのままで売れるならとても嬉しいことだけど。
と甘い誘惑に負けて、 ためしにこのままおいてみようか…。
だめだったら (売れなかったら) また続きをやればいいんだし …。
ちょっと迷う。
人間性はさておきオオタさんのセンスは、 自分のより信頼してるからね。
私、 作家じゃなくてただの古道具修復屋だから、 主体性ないのだよ。
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