露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
ちょっと気になって、ミンガス「メキシコの思い出」の録音年を見てみたら、57年でした。
エリントン「極東組曲」が66年。ミンガスのほうが10年近くも古かったのです。
ということはエリントンの影響を受けてたとしたら(受けてるね)50年代以前の演奏に、ということで、その後のミンガスは独自に花を咲かせた、ということになる。
失礼しました、ミンガス叔父さん。
このクリフォード・ブラウン・スーパーベスト(ユニバーサル)も先日タワレコで。
実はわたしはベスト盤大好き人間なのです。
アンソロジーは、きらい。
聴きたい人のトラックに混じってどうしても聴きたくない人のがあって、トラック飛ばしに忙しくなるから。
ベスト盤でレーベルをまたいでるのはめったにない。これも全部エマーシー盤からで、「エマーシーのC.ブラウンのベスト盤作ってどうすんだ、全部聴け!」 と思う方も多いでしょうが、いや、運転しながら聴くには、なかなか便利なんです。
アップテンポのナンバー、バラードナンバー、歌伴、全部バランスよく入っている。
しかし、C・ブラウンの音を聴くと、なんでしあわせ感でいっばいになるのだろう!
あのアルファ波の高い、やわらかな音色?
ほっとくといつまでも続けてしまいそうな湧き出るアドリブ?
一枚聴き終わると、お腹か胸か、とにかく何かがいっぱいになる。
爽快感と、満足感と、あったかい気持ちでいっぱい。
こういう感じにさせてくれるのをほんとの「癒し系」というのだ。
昔から、C・ブラウンが弟だったらいいなと思っていた。
そしたらいっぱいいっぱいかわいがってやる、と思っていた。
彼はこの演奏の頃24、5歳。
夫に「ねえ、これ24、5歳のときだよ。それにひきかえうちのT(息子)は…。」 とついこぼしてしまい、「クリフォード・ブラウンと較べるな!」 と怒られる。
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