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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
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2013年04月11日 (Thu)
書きたりなかったので、 もうちょっとひっぱりたいの。
まだ観てなくて観る予定の方はくれぐれもスルーしてくださいな。

●まずタイトルのレトロな赤い丸太文字のフォントとオープニングにかぶさる 「続荒野の用心棒」 のテーマ曲 「ジャンゴ」 が、 いきなり過去の西部劇にたいするオマージュ。 
●シュルツが酒場でていねいに泡を切った生ビールを二つ作りジャンゴにふるまうことで、  奴隷をちゃんと人間扱いしていることがわかる。 (ありえない扱いにとまどうジャンゴの表情。)
●二人を襲う白い頭巾のKKKを思わせる集団が 「布が動いて前が見えない」 「誰が作ったんだ」 と言い争いをするところ。
タランティーノのいつものリアリティのある無駄話だけど、 KKKへの痛快なからかいとなっている。  だってこの夜襲に白頭巾をかぶらなきゃならない必要はないじゃないですか。
●ディカプリオから握手をせまられるところがこの映画のクライマックス。
シュルツ先生、 さんざんジャンゴに 「キレるなよ」 と諭しておきながらここで自分がキレて 「ごめん、 我慢できなかったんだ…」 というところ。
●ジャンゴが死んだシュルツの頭をなぜながらバイバイじゃなくて 「アウフヴィーダーゼン」(また逢おう) というところ。
●護送されるジャンゴがシュルツの口八丁を真似して逃げるところ。
●「Dは発音しないんだ」 といって撃つところ。
●そしてそしてラストの大団円。
歌舞伎役者のように見得を切るジャンゴ。

映画的快楽、 ってこれらのことをいうのだと思うわけです。

ディカプリオはもう永遠に悪役やってほしいねえ。
生き生きしてたし。





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2013年04月10日 (Wed)


商品紹介、 怠っておりました。
クリーニングしてほころびを修繕してお目見え。  60~70年代のアメリカンキルトです。

日本の布団皮や野良着を再利用して作られた布や、 毛布から作られた外套なども好きでよく扱うのですが、  この使い古されたキルトもそれらに通じる魅力があると思います。
日本の古布よりカラフル。
でも何度も水をくぐり日にさらされた色なのでうるさくありません。

アメリカの主婦の間で今でも趣味の手工芸として人気のキルトですが、  新しい布を切り刻んで配色やパターンや細かさの美を競うそれと、 暮らしの中で使い古された古布の世界とは、  まったく違う美意識の世界だと思うので、  好みの住み分け、  でしょうか。

2メートル四方と大きいので、  ソファ掛けやダブルベッドのカバーなどに。
                                   
sold out



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2013年04月05日 (Fri)


先週の日曜日。 学芸大学構内で。

車で1時間半ほどのところで暮らしていた母が、  一人暮らしが出来なくなって七年になる。
同居しようと言っても引っ越しをはげしく嫌がった。
まだ何でも出来る、って。
ヘルパーさんを派遣してもらっても、  罵って家に入れなかった。
昔から極端にわがままな人だった。

八十代になってうまく歩けなくなったとき、  杖やシルバーカートを買ってあげても使うのを嫌がった。
人に見られたらかっこわるいって。
見栄っ張りで、  亡き連れ合いの職業も自分の職業も、  ありえないほど地位をエスカレートさせて人に自慢していた。  ほとんど空想の職業になっている。

杖をつくどころか、 ピンヒールで外出し石階段を転げ落ち脳挫傷で入院したのが、  一人暮らしが出来なくなった始めである。

桜の季節になると、
あの時私のいうとおりにしていれば、  車椅子ででも桜を見に行くことが出来たのに、  ばかだなあ、  と毎年思う。
押したのに。
老いていくことを受け入れるのがほんとに下手な人だった。

それとも、 と思う。 
むりやりこっちに連れてきても早死にさせたかもしれない。
病院だから寝たきり状態でも長く安定しているのかもしれない。
桜を見るのと、  どっちがよかったのだろうか。
わからない。

自分はもっと上手に老いていくことができるのだろうか。
私は、  おしゃれな杖やかっこいいカートを探そう。
車椅子ならベンダ・ビリリみたいのがいいな。

団塊の世代って、  母とどっこい老いるのが下手そうな気がするよ。







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2013年03月25日 (Mon)


なぜかタランティーノの映画を観ると、  内容はさておき、  いつも 「映画を観ることの快楽」 自体を感じるのです。
この映画もそうでした。
映画ってこうだよなあ。
西部劇ってこうだよなあ。 (…って、 ヘンな感想だけど。)

「イングロリアス・バスターズ」 でゾクゾクするほどの怖さを見せてくれたクリストフ・ヴァルツが今回も素晴らしい。  ジェイミー・フォックスよりこっちが主役といっても言いくらい。
奴隷制がどういうものだったかをリアルに描いているけど、 (いや、 これでもソフトなんでしょうね。)
そこはタラ様。  社会派映画ではありません。  エンターテイメントしてます。
もっとB級的安っぽさがあるのかなと思ったけど。
欲を言えば、  ジャンゴのキャラが少し薄かったような。
女奴隷役もなんかデクノボウだった。
キャラがたっていたのは、  ヴァルツと複雑な内面をうかがわせる農園主役のディカプリオとそれに仕えるサミュエル・L・ジャクソン。
ディカプリオ、  もう少しで怪優になれますね。

タランティーノの暴力は嫌味がない。
後味がいいというか。
心が病的じゃないというか。
これもとても後味のいい映画でした。

ジョン・フォードを一本も観てなくて西部劇が好きというのもおこがましいのですが、
マイ・ベストは  「続・夕日のガンマン」、「夕陽のギャングたち」、「ウェスタン」
という、  面白いけど格調は高くないかも?系で、  この映画もそのベストに連なりましたね。

格闘奴隷、 奴隷の恋愛、 賢い脱走奴隷、 反抗を描いてることでは  「スパルタカス」  を思い出しながら観ていました。 
スパルタカスの反乱は鎮圧されるけど、  後へ続く者への希望が托されていました。
これも大好きな映画です。

蛇足ですけど、 カーク・ダグラスは息子より十倍くらいいい俳優だと思う。






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2013年03月24日 (Sun)

※  骨董市出店

 3日(日)  大江戸骨董市 (有楽町駅東京フォーラム)
10日(日)  布多天神 (調布駅北口)
17日(日)  高幡不動尊 (高幡不動駅)
23日(土)  調公園 (浦和駅)
24日(日)  立川諏訪神社 (立川駅南口、モノレール立川南駅)


1月、2月は悪天候、寒さに悩まされましたが、今月はさすがに春の陽気ですよね。
遊びにいらしてください。





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