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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年04月17日 (Wed)
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2016年02月14日 (Sun)


何だったのかわからないのですが、厚手の琺瑯のメガフォン状のもの。
何かに使ってほしいなあと思って、店の目立つところに3年くらい (そうとう長い!) しつこく売ってたのね。 安く、¥1000 で。

全然売れないので、「ふーん、ほんとにいらないのね。よござんすね。」とヘソを曲げてこうして使っていたら、とたんに「これ売り物ですか?」と何人にも訊かれ、今日も外人さんに喰い下がられた。
もうヘソまげちゃったからさ、というのは嘘だけど、ごめんなさい、今はもう便利に使っちゃって代わりもないもので…。

「何かにしてほしいな」と思うもの、いつでもあります。
たいていのものは「何か」になると思います。


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2016年02月13日 (Sat)
80年代の終りにアメリカ西海岸の地方都市で過ごしたことがあり、その後も夫が同じ町に単身赴任したので何度か再訪したが、行くたびに町の雰囲気が陰鬱になっていったのでした。

小さい個人商店が消え、チェーン店ばかりになった。
中心街にホームレスが増えた。
シャッターの下りたままの店舗ビル。
郊外ショッピングモールの寂れた感じと人の少なさ。
ダラーショップ(100円ショップ) が増えたこと。

あら、日本の地方都市とおんなじ、と思ったが、たぶんこっちの方が本家なのね。

住んでた頃の話なんだけど。
スーパーのレジ係でもレストランのフロア係でもバスの運転手でも、シングルマザーで子供の二人くらい育てられたのです。
勤め人は5時に退勤、夜はプライベートな時間を楽しむ。
慎ましい暮らしぶりながらみな「明るい中産階級」というイメージでした。
翳りが差した頃とはいえ、最後の「古きよき時代」だったのでしょう。 まだまだ豊かな国だなあと思いました。

その後の中産階級の崩壊、今や1%と99%の時代に。
これが歪みじゃないわけありません。
バーニー・サンダースのような人の出現は必然だったような気がします。
支持層はもう豊かな時代を知らない層です。 待ったなしの激しい変化を望んでるのでしょう。
ヒラリーは、安定感あり現実的かも知れないけど、変化のほうもタカが知れている、というわけなんでしょうね。
大統領選の結果によってはTPPも沖縄基地問題も変わるかもしれない。
注視です。

http://noraneko-kambei.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05-1
2016年02月11日 (Thu)
映画館を出るときは置き去りにされた感じで、日にちがたってからどんどんよくなって、そのうち大傑作だと思うような映画ってあるでしょ?
タル・ヴェーラ監督の「ニーチェの馬」は、そんな映画でした。
今はなんて見事な映画の中の映画だろう、と思っています。
この映画を撮ったネメシュ・ラースロー監督はタル・ヴェーラの助監督だったと後で知って、とても納得しました。
共通しているのは
最小限の説明。
セリフの少なさ。
予定調和じゃないラスト。
ラスト、というか、終わらない映画。

'44年のアウシュビッツ-ビルケナウ収容所での一人のユダヤ人捕虜の二日間を描いた映画です。
静かに描ききっています。
それ以上言いたくないな…

色々な解釈が出来る。
ユダヤ人の葬儀 (死生観) にこだわる男の話とか、
最初から○○だったとか、(私はこっちですね)
絶望を描いてるとか、
いや未来に希望を託している、とか。

そのわりきれなさがずっと、ずしんと重く尾を引いてる映画です。

で、日本映画ってこういう多重に解釈出来るとか、予定調和に終わらないのって苦手じゃないですか?





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2016年02月09日 (Tue)



●マーク・リボー・トリオ アット ザ ビレッジヴァンガード ('12)
●スピリチュアル ユニティ ('04)

ともにアイラーの「ベルズ」を演り、「スピリチュアル〜」の方は一曲を除き全部アイラー曲なのだが、ライブだからだろうか。'12年のほうがパワフル。
でも演奏はあまりひねりがなく「まんま」です。

不思議なんだけど、一聴して、それも最初のところで「あ、ジャズじゃないな」と思ったのはなんでだろう。
そしてたまたま同じ時期に聴いたD・ボウイの「★」のM・ジュリアナのドラムは、聴いた瞬間に「あ、いいジャズドラムだ」とわくわくしたのはなんでだろう。

演奏をしばらく聴いてから判断するならまだしも、最初の音でそう思っちゃうというのは、どうやら私はドラムでジャズか否かを判断してるらしい。
いや、だからどうだってことはないんですけど。

そして私は「ジャズ耳」で聴くか「そうじゃない耳」で聴くかを最初の音で切り替えてるみたいなのです。
こういう音楽は何というジャンルなのかわからないけど、リボーの表現力の幅広さはたいしたもんです。
「ビレヴァン」のほうはコルトレーンの「サンシップ」も演っていて、「スピリチュアル〜」のほうのオリジナル曲では「至上の愛」のフレーズが出る。
どんだけアイラーとコルトレーンが好きなんでしょ。
軽いというかチャラいというか、そんな感じのグループだけど、楽しいです。
あ、ヘンリー・グライムズ(b) を聴くなら「スピリチュアル〜」のほうです。



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2016年02月06日 (Sat)
そういえばブログを放置して何年も経つなあと思い、熱心に更新していた時に会話のやりとりしていたあの人はどうしているんだろうと覗いてみたら、
亡くなられていた。

彼の文と写真、映画、音楽の話が大好きだった。
コメントするとなぜかメールでお返事いただいた。
自己顕示の正反対。出来るだけ地味に引っ込んでいたい方なのである。
何でもない風景を異界の風景にする写真の達人だったので、いつか映像作家山田勇男さんにご紹介したいと思っていた。
私は世の大勢の人々のなかから、地味でひっそりしていて、とびきりの感性を持ち、心優しく日常と折り合っている、静かに光っている遠くの星のような人を見つけるのが得意だと思っていたけど、
彼と接した人は内心、みんなそう思っていたに違いない

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