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2017年08月17日 (Thu)
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2011年09月21日 (Wed)
台風なう。
今日は、店内作業の日と決める。
店が吹っ飛ばされたら、帰ります。
わー、ゆれてる。

カテゴリーの 「聴く観る読む」 のうち、 「読む」 がないなあ、と日ごろから思っていたのですが、
書くひまがないだけで、ほんとは重症の活字中毒。
特に、眠る前と電車の中は本がないと耐えられないのです。
八十年代、 大学生協の書籍部というところで六、七年くらい働いていたことがあるのですが、 これが困った職場で、 割引で買えるもんだから、本代が給料を上回ったこともありました。

その通勤電車用の本は、 一度キッチンの秤で重さを測るのです。
文庫新書ならいいのですが、 単行本の場合は、 700グラムが持ち歩きの限度です。
(幼児や保育園の道具もあるので。)
本を注文するときにグラム数もわかったらいいのにな、 といつも思っていました。
活字中毒者の巣窟、「本の雑誌」 でもそんな特集はしなかったな。

で思い返してみると、 出版された全作品を、出るたびに読んでいたのは、 佐野洋子さんだけでした。
文章がうまいなあ、 といつも感心していたのも、 佐野洋子さんでした。

谷川俊太郎氏と結婚する前に、 友人に、 「わたし、あのひとおとしてみせる。 手紙で。」 と言ったそうで、
それを読んだときは、 わー、すごい自信だな!  と思ったのを覚えています。
(だってさ、…詩人だよ。)

「右の心臓」(お兄さんのこと)や 「シズコさん」(お母さんのこと) のように、 身内のこと、 個人的な体験のことを書いて普遍的な共感を呼ぶ、 というのは、 とてもバランス感覚の優れた人だったんでしょう。
痛切な体験に体まるごと感じ入りながら、 それを俯瞰で眺められる理性の眼、 といったらいいのか。

ガンの転移がわかったときから、 佐野さんに誘われて麻雀にいったりするちょーさんに、 「佐野さんどうだった?  元気だった?」 といつもきいていました。
お友達にいつも囲まれているようでした。
連載エッセイのタイトルが 「死ぬ気まんまん」 だなんて、
うそばっか!  と思っていました。

実際、 佐野さんのエッセイには、 かなり虚実が入り混じり、誇張や脚色が多く、 かの 「シズコさん」 もそんなにひどい人ではなかったらしい。
でも、 これってうちの母親だ!  と思った人がたぶん大勢いて、(私もそう) 共感が真実なら、 それでいいのだ。

あらためて 「死ぬ気まんまん」 を読み通すと、
鬱病のときに、 ホスピスであった人物の描写や、(これだってどこまで実在の人かわからないけど) 筆を置く前まで自分をみつめる眼が、 あいかわらず鋭くて、
こんなに冴えてるひとが、 死期が近いことを知ってる、 って、 どんなに残酷なことか、 って思う。
これだけ、 生きることやヒトが好きだったんだ。
「死ぬ気まんまん」 なんて、、
(粋で男前な!)うそばっか。
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