露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
ダルマ柄ハトロン紙と、ロマンス喫茶店アルミ札。
店に同業者が遊びにくると、みんな同じことを言う。
「モノが多すぎ。空間をあけて飾ればかっこよく見えるから、もっと高くつけれるのに。」と、「百円、二百円のものを売ってる場合じゃないだろ?」である。
うん。わかってるけど。
たしかに百円台から二百円台のものいっぱいある。
なんか、「あらかじめお金持ちしか入れない骨董屋」って、なんだかな、って思って。
最近仕入れたダルマのハトロン紙も、色違いを三枚いれて、一袋百円にしたら、スタッフのヘロカとピヨちゃんが、さっそくお買い上げ。しかも袋をあけて、キャーキャー喜びながら色を選んで山分けしたりしていた。
その様子、まるで小学生低学年女子なみでした。
この二人、収入から使えるお小遣いも、小学生女子なみかも。(失礼。)
ロマンス喫茶店、と印刷してあるアルミの丸い札も、内輪でのベストセラー。
ヘロカは、パーツを足してウラにピンをつけて、上手に布バックに飾ってた。
古いモノが、上手に活用されてるのを見るのはすごくうれしい。
例外なくビンボーなうちのスタッフ、そしてたぶんお客様の過半数、を考えると、やっぱりチープ商品もやめられないのです。
sold out
陶器の手榴弾。
いわゆる軍モノを見ると、なんだか複雑な気持ちになる。
あまりに可憐なのだ。
この手榴弾は、金属の代用品。火薬を詰める前なのにずっしり重くて、遠くに投げるのはかなり大変だったろう。
たいていはコロンと転がるかたちだけど、たまにこのように底が平らなのが見つかる。
必要なんかなさそうなのに、なんで底をつけたのかなあ。まさか、残ったら一輪挿しに、なんて思ったんじゃないだろうけど。
昔は、USアーミーものならともかく、日本の軍モノはなんか生々しくてきらいだった。
でもひとつひとつ子細に見ると、ビンボくさくて(私の好きな!)可憐なの。
こんなかわいいものを作る国は、戦争なんかしちゃいけないよ、と思った。
これも「用の美」と言っていいんだろうか?
とりあえず、花を飾れる今に感謝しましょう。
sold out
さて、どれが本物で、どれがレプリカでしょう?答えは、左がレプリカ、右が明治の古手、真ん中が古手傷物です。並べても、難しい。レプリカといえども1万円くらいします。
コンプラ瓶は、江戸時代の交易で醤油や酒を輸出するためのもの、ということになっていましたが、近年の説では、こんなサイズで輸出したわけがない、これは貧乏とっくりとおなじ、小分け用とかお土産用とかである、江戸じゃなくて古くても明治以降のものである、というもの。
私もそう思う。その説のせいかはわからないけど、高いときで十万円台はしてた相場は、三分の一くらいに冷えました。「レプリカは落ち着かない。気持ち悪い」と思ってる私ですが、江戸のコンプラ瓶が自分の中で消えたせいか、これはそれほど不快感なく一輪挿しなどに実用している。
sold out
コンプラ瓶は、江戸時代の交易で醤油や酒を輸出するためのもの、ということになっていましたが、近年の説では、こんなサイズで輸出したわけがない、これは貧乏とっくりとおなじ、小分け用とかお土産用とかである、江戸じゃなくて古くても明治以降のものである、というもの。
私もそう思う。その説のせいかはわからないけど、高いときで十万円台はしてた相場は、三分の一くらいに冷えました。「レプリカは落ち着かない。気持ち悪い」と思ってる私ですが、江戸のコンプラ瓶が自分の中で消えたせいか、これはそれほど不快感なく一輪挿しなどに実用している。
sold out