露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
先日、りょうが教えたらしく、某人気写真家の会社の社長さんが店に突然いらして、写真の被写体を、といろいろお買い上げくださった。
その方と写真家さんは、山田勇男さんともお知り合いで、「奇遇ですねえ。」 とおっしゃった。
いえ、奇遇ではありません、と心の中で思いました。りょうがその写真家を好きで、押しかけお知り合い?になったこと、りょうがうちの店を気に入ってくれたこと、私が山田さんと友人であったこと、山田さんがその写真家と知り合ったこと。
これらは偶然なんかじゃないと思います。
それぞれの、自分では無自覚な感性のようなものが、出会いを用意していたのだと思います。
出会いたい人には、いつか、出会う。
そう思う。
人脈を求めて社交的であったり、紹介をもとめたり、そういうことに熱心だったら、「出会い」 はないと思う。 逆説的だけど。
好きな人に出会う、ということの条件は、「ひとり」 であるということだからだ。
ひとりで感じ、考え、その考えにそって過ごしている、ということだけが出会いを用意する。
(ああ、当たり前のこと言ってるね。)
だから、奇遇じゃありません。
お会いできてうれしいです。
いつでもまたいらしてください。
お買いもの、されなくていいですから。
と言いたかったんだけどあわただしさでいっぱいになっていたから、帰られたあとで思ったのだった。
その方と写真家さんは、山田勇男さんともお知り合いで、「奇遇ですねえ。」 とおっしゃった。
いえ、奇遇ではありません、と心の中で思いました。りょうがその写真家を好きで、押しかけお知り合い?になったこと、りょうがうちの店を気に入ってくれたこと、私が山田さんと友人であったこと、山田さんがその写真家と知り合ったこと。
これらは偶然なんかじゃないと思います。
それぞれの、自分では無自覚な感性のようなものが、出会いを用意していたのだと思います。
出会いたい人には、いつか、出会う。
そう思う。
人脈を求めて社交的であったり、紹介をもとめたり、そういうことに熱心だったら、「出会い」 はないと思う。 逆説的だけど。
好きな人に出会う、ということの条件は、「ひとり」 であるということだからだ。
ひとりで感じ、考え、その考えにそって過ごしている、ということだけが出会いを用意する。
(ああ、当たり前のこと言ってるね。)
だから、奇遇じゃありません。
お会いできてうれしいです。
いつでもまたいらしてください。
お買いもの、されなくていいですから。
と言いたかったんだけどあわただしさでいっぱいになっていたから、帰られたあとで思ったのだった。
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鉄人28号シリーズ⑤ラスト。お絵かき帳の裏表紙にまで描いている。一冊描く間に確実にうまくなっています。先着限定一名様に、この「鉄人画集」の超豪華プレゼント!
貼られた「駐車違反」ステッカーを、何度読んでも意味がよくわからない。
「放置違反金の納付を命ぜられることがあります。」
「ただし、30日以内に警察に出頭して反則金を納付すれば、放置違反金の納付命令は行われません。」
と書いてあって、「反則金」と「放置違反金」がどう違うのかさっぱりわからない。
で、骨董業者は違反経験豊富と思い、浦和骨董市のときに、「駐車違反のシールを貼られましたが、意味が分からないので、経験者の方教えてください。」という張り紙をした。
そしたら、いらっしゃいました、わさわさと。
うちの店の前で駐車違反談義。(ついでに飲酒運転談義。)
わっかをつけられた、とか、警察に行って支払えば点数引かれないんだよとか、納付を無視すると見せしめの逮捕だ、とか、俺点数ないんだよう、とか、ゴールドじゃないと書き換えめんどうなんだよなとか、あいつらは×××(書けない)とか、どうやら私の張り紙、なんかに「火をつけた」らしい。
でも結局、新制度と旧制度での話が入り交じっているらしく、盛り上がってるわりには参考にならなかった。
支払いが一万円ではなく一万五千円、ということだけはわかった。
えーと。三千円で仕入れて五千五百円で売って一万五千円を支払ったら、いくらの損になるのか、ますますわからなくなったので、「なんかすごーくいやな思い出」として……。
なんて言ってる場合じゃなくて、どなたか「反則金」と「駐車違反金」について教えてください。
息子21歳が、自分たちのバンドの昨日のライブの映像をUチューブで見てたので、横からのぞいて一緒にみる。
「うるさいから、ライブ見に来なくていいよ。」と言われ続けて数年。
まだこんなにうるさいのかしぶといなと思いながら見る。
最近のロックのジャンル分けはさっぱりわからないけど、デスメタルっていうんでしょうか。
マリリン・マンソンみたい。
ボーカルはシャウトしっぱなしで、わざと「地獄の底から響くような」声を作り上げている。
緩急もない。ずっとハイテンション。
「歌詞がききとれないよ。」といったら、たいした歌詞じゃないからいいんだ、って。
ある意味十数時間吹き続けた阿部薫さん的かもね。(極限までやるんだ、という衝動が。)
これでも小学生のときは、ドライブ中にかけてた「サキソフォンコロサス」や、シェップの「マジック・オブ・ジュジュ」を、「こういうの気持ちいいからもっとかけて。」と言うようなかわいい男の子だったの。
それが高校時代の「ブルーハーツコピーバンド」に始まり、ビジュアル系(って、自称していいのか?)、パンク、今メタル。
私には同じ「うるさい系」に聞こえるけど。
と、以上のようなことは言わないで、見守っているというか、あきらめてるというか、やりたいことを存分にやればいいのです。
バイトで楽器代やスタジオ代をかせぎ、暇さえあれば集まって練習し、を繰り返してもう五、六年。ずっと同じメンバー。
テキはしぶとい。
「うるさいから、ライブ見に来なくていいよ。」と言われ続けて数年。
まだこんなにうるさいのかしぶといなと思いながら見る。
最近のロックのジャンル分けはさっぱりわからないけど、デスメタルっていうんでしょうか。
マリリン・マンソンみたい。
ボーカルはシャウトしっぱなしで、わざと「地獄の底から響くような」声を作り上げている。
緩急もない。ずっとハイテンション。
「歌詞がききとれないよ。」といったら、たいした歌詞じゃないからいいんだ、って。
ある意味十数時間吹き続けた阿部薫さん的かもね。(極限までやるんだ、という衝動が。)
これでも小学生のときは、ドライブ中にかけてた「サキソフォンコロサス」や、シェップの「マジック・オブ・ジュジュ」を、「こういうの気持ちいいからもっとかけて。」と言うようなかわいい男の子だったの。
それが高校時代の「ブルーハーツコピーバンド」に始まり、ビジュアル系(って、自称していいのか?)、パンク、今メタル。
私には同じ「うるさい系」に聞こえるけど。
と、以上のようなことは言わないで、見守っているというか、あきらめてるというか、やりたいことを存分にやればいいのです。
バイトで楽器代やスタジオ代をかせぎ、暇さえあれば集まって練習し、を繰り返してもう五、六年。ずっと同じメンバー。
テキはしぶとい。
骨董商って、「海千山千」に見えるでしょうが、それぞれが色々な前歴があって、「海千山千」に成長?するのです。
脱サラもいるし、定年後から始める人もいる。
うぶだし屋Mさん(四十代くらい)が医科歯科大出身と知ったときには、その親になりかわり「この親不孝者!」と叫んでしまった。
話してみて以外と多かったのが、美大出身のアート系、デザイン関系。
たぶん最初は、制作と両立させようと思ってたんじゃないかと推測する。
でも、制作しなくなる。
生活に追われて、ということよりも、なんかこの世界には制作欲を解消してしまうものがあるのだ。
売れないモノを売れるように修理、改造することだけはしょっちゅうだし、その中でちょっとしたアート性も小出しに出来るからではないかと思うのだけど。
見習いりょうくんをこの業種にひきこんでいいのかと心配するのは、そこのところです。
露店業者Sさん(推定五十くらい。独身。)とは去年しりあったのだけど、北海道出身で、昔予備校生のときに私がやっていたジャズ喫茶の客だったとわかったときは、「なにが悲しくてお互いこんな商売を!」と言ってしまった。
このSさん、早稲田大学出身、大学のときしていたバイトの寮が福井だったというだけの理由で今も福井に住民票があり、でも露店の旅ガラスである。
公園に車中泊もするらしい。
この人の車をのぞくと、商品のほかに生活用品など丸見えでたいへんあやしい。
彼が、骨董市でひだまりの中イスに座ってうたたねしてるのをみながら、「ああ、北海道って、こんな人多いなあ」と思った。
なんというか、「底辺で自由」なのだ。
見栄も出世欲もない。
フーテンの寅さんみたいな人。
みんな「もうからないなあ。」とかいいながら、でも絶対この商売をやめようとしないのは、やっぱりいごこちがいいからだろう。
もうからないのはある意味当たり前で、古いものが好きなのは全人口の一割くらいだと思っていて、すごくせまいマーケットの中でやってるから。
(あ、みんながみんなもうかってないわけじゃなくて、妻子どころか親族も食べさせていけるほどの実業家っぽい人もいます。念のため。)
脱サラもいるし、定年後から始める人もいる。
うぶだし屋Mさん(四十代くらい)が医科歯科大出身と知ったときには、その親になりかわり「この親不孝者!」と叫んでしまった。
話してみて以外と多かったのが、美大出身のアート系、デザイン関系。
たぶん最初は、制作と両立させようと思ってたんじゃないかと推測する。
でも、制作しなくなる。
生活に追われて、ということよりも、なんかこの世界には制作欲を解消してしまうものがあるのだ。
売れないモノを売れるように修理、改造することだけはしょっちゅうだし、その中でちょっとしたアート性も小出しに出来るからではないかと思うのだけど。
見習いりょうくんをこの業種にひきこんでいいのかと心配するのは、そこのところです。
露店業者Sさん(推定五十くらい。独身。)とは去年しりあったのだけど、北海道出身で、昔予備校生のときに私がやっていたジャズ喫茶の客だったとわかったときは、「なにが悲しくてお互いこんな商売を!」と言ってしまった。
このSさん、早稲田大学出身、大学のときしていたバイトの寮が福井だったというだけの理由で今も福井に住民票があり、でも露店の旅ガラスである。
公園に車中泊もするらしい。
この人の車をのぞくと、商品のほかに生活用品など丸見えでたいへんあやしい。
彼が、骨董市でひだまりの中イスに座ってうたたねしてるのをみながら、「ああ、北海道って、こんな人多いなあ」と思った。
なんというか、「底辺で自由」なのだ。
見栄も出世欲もない。
フーテンの寅さんみたいな人。
みんな「もうからないなあ。」とかいいながら、でも絶対この商売をやめようとしないのは、やっぱりいごこちがいいからだろう。
もうからないのはある意味当たり前で、古いものが好きなのは全人口の一割くらいだと思っていて、すごくせまいマーケットの中でやってるから。
(あ、みんながみんなもうかってないわけじゃなくて、妻子どころか親族も食べさせていけるほどの実業家っぽい人もいます。念のため。)