露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
三年目にして、やっとミモザの枝が蕾をつけました。たった一枝だけど。
おととい、店の撮影依頼があった。
雑誌じゃなくて、新築大型マンションの販売モデルルームに置くパンフレットに載せたい、という。
あの、学校とか公園とか図書館とか便利スポットが小さい写真で乗ってるあれ?
しかもあなた、新築マンションといったらピカピカなんじゃない?
なんでこの店なのー。
マンション売れなくてもしらないよ。
と思ったけど、めんどなので、はいどうぞー、とだけ云った。。
きけば、前に載った雑誌で知ったとのことで、その雑誌では、ウチは「国分寺の素敵なお店」ではなく「便利なお買い物スポット」でもなく、なぜか「国分寺のサブカルスポット」になっていた。
なんだろう、サブカル。
古道具屋なんですけど。
でまたまた、なんだろう、マンション販売。
サブカルマンション、とか?
絶対広告担当のだれかさんの趣味だな。
上に通してないな。
しらないよ。
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長年帽子モデルに使ってる首マネキン。今日久しぶりに「わあ、クビだあ!」という通りすがりの子供の声をきいた。 ここらへんのチビッコたちは、もう慣れっこになっているので、「おまえヨソモンだなー。」と思う。
オリンピック男子フイギュアSPをギリギリまで見てたので、開店を遅刻しました。
しかし、ジミヘンなら小塚くんより高橋大ちゃんのキャラのほうだと思う…。
たいした問題じゃないと思いますが、国母選手のユニフォームファッションに関して。
すっかり忘れていた息子Tの高校時代を思い出しました。
高校は私服だったので、保護者会などに行くとそれはそれはひどいファッションセンスの子供たちであふれていた。
B系が多かったな。
息子はとうもろこしのような明るい金髪に鍼灸の針のような口ピアス、そのバンド友達などは、長髪、モヒカンなどでした。
服も、安全ピンつけまくりのや、両足がチェーンでつながってるパンツなど。
そのパンツはさすがに先生に注意されたらしい。息子は「うちの学校は、服装自由といいながら全然自由じゃない。」と怒っていた。
両足がチェーンでつながれてるパンツのほうがよっぽど不自由だろうが!
とにかく私は最初から、注意の効果をあきらめていたので、何の注意もしなかった。
本人がセンスを磨いて変わっていくのを待つしかないと思っていた。
で、国母選手のはファッション的には、ありだと思う。
ユニフォームだから問題になったのね。
そもそも我が子に注意もしなかった人間にとやかくいう資格はないです。
でも、もともとストリート系のスポーツをオリンピック種目にしたのだからねえ。遊んでたコにしてみれば服装がだらしないっていまさら言われてもね。
いっそ腰パンを正装規定にしたらいかがでしょう。
オリンピック代表となると、国民が考える「みっともない」が色々だからね、大変だね。
でも人間には、「自分の美意識にあわない格好は、死ぬほど苦痛である」という種類の人もいるのではないかと思う。
「それがオリンピック選手になることより大事だ」という人もいてもいいと思う。
だから事前に納得させられていればよかったのに、とだけ、思います。
写真は最近の市場で仕入れた、工事用の黒板の山。また昨夏の運動会ボード(売れなかったので自宅で黒板にした)の二の舞かなあと思いながらも、つい競り落としてしまっていた。
でも二枚売れたので、逆に「なんで売れるんだ?」と思ってしまった…。
息子Tが最近、御茶ノ水のライヴハウスでギターソロライブをやってきたらしく、そのDVDをテレビ画面で見る、という。
私にも一緒に見てほしいというのが無言で伝わってきたので、「じゃその間お風呂入るね」と云うのを我慢して一緒に見た。
まず、長い髪がずっとうつむいてる顔にかかって、顔がちらとも見えない。
「テレビから出てくるときのサダコ」のようだ。
表情も演奏の一部なんだからさ、と(そっと)云うと、「ヒッピーだってこんなんだったんでしょ?」と云うので(ヤッパリバカダ、コノコハ)と思う。
ジミヘンだって演奏のときはヘアバンドくらいしてたし。
MCがないのはいいにしても曲名くらい紹介したら?とも(そっと)云ったら、「いや、黙ってるほうがかっこいいかと思って。」と云う。
逆説的なうけねらい、なんだな。
早弾きフレーズなど、猛練習しなければ弾けないところはさすがだと思うけど、大きな「グルーブ感」のようなものがないのでした。(ジャズでいうスィング感?)
それは大事だと思う。
そういうのはテクニックじゃなくて、しんから演奏に没入しなければ生まれてこないものなので、うけねらいの自意識があるうちは、だめだと思う…。
(というようなことは、本人には云いませんの。)
大晦日からお正月にかけての深夜、国分寺駅のコンコースで一人で路上をやってきたらしいけど、そういうの、いっぱい経験をするといいんじゃないかなあ。
同じバンドのマサルというコは、とてもいいボーカルで、シオンのカバーなど歌ってるけど、私はシオン本人よりいいと思う。
二人で路上やったら聴きに行くかも。
起きたらまず台所に行ってお湯を沸かします。寒い朝、お湯がわいたとたんに窓が湯気でパーッと曇ったのが、とてもきれいだったのでパチリ。 この棚は、かけがあったりして売り物にならないモノたちを、なんとなく置いてるだけ。
「男ってさー、」
と切り出したら、チョーさんがビクッとして腕が防御の姿勢になった。
いつだったか、何人かでとりとめのない話をしていたときのことです。
「なにやってんの?」
「いや、あなたが男ってさ、というと…」
なんだってんの。
「男って歳をとったほうがいい男になる人が多いじゃない。ショーン・コネリーとか、アル・パシーノとか。
女はね、歳をとってもきれい、とか、かっこいい、という人はいるけど、その人の若いときよりもいい、というのはいないよ。男っていいね!」
「そのぶん、若いときにちやほやされたんだからいいんだよ。」
そうなのか。 自覚するほどの経験ないから、なんか面白くない。
チョーさんが、最近にっかつロマンポルノのポスターを大量に仕入れた、というので、昨日ニコニコ堂に見せてもらいに行く。
宮下順子と片桐夕子が多かった。中川梨絵が少々。
監督は、藤田敏八、根岸吉太郎、黒沢清、森田芳光など、そうそうたる顔ぶれ。
にっかつロマンボルノは、これのどこがポルノ?ってくらい文学的だったりアメリカン・ニューシネマっぽかったりしたから、男女問わず若者に人気があったのだった。
忘れられない名作もある。白川和子が民宿をやってて、宿泊客の男を誘惑して、次々に殺していくの、何ていったっけ。
「昼下がりの情事」(ってオードリー・ヘブバーンだよね。) に似てるタイトル。
で、チョーさんは、骨董市には子連れもいらっしゃることだし、広げて売るのは自粛するそうです。
どうやって売るのかな。
ささやき戦術?
でね、絶大に人気のあったポルノ女優も、旬は短いなあ、と。
その後演技派や性格俳優に転身した人よりも、一瞬にして消えた女優のほうが、愛着と感傷を誘いますね。
チビお父さんの機嫌を取ってるの図。
ホワイト家のCMを見ながら、急に、思い出した。
私のお父さんも、犬だったことを。
私は北海道帯広の、母の実家で10歳まで育った。
母はシングルマザーだったので、祖父と犬チビが、父親的存在だったのでした。
祖父は、いろいろな動物を飼うのが好きな、ミニムツゴローみたいな人だったので、庭に( といっても庭と畑の境がわからない)、やぎ、ひつじ、うさぎ、豚、あひる、にわとり、鷹、いたち、ミンク、犬三匹などがだいたい放し飼いになっていた。
祖父がすごく動物好きだったかというとそういうことでもなさそうで、にわとりがある日突然鶏鍋に変身したりしてた。(私はにわとりの首がひねられるところから鍋になるまで、じっとそばで見ていた。)
いたち(テン?)やミンクは利殖目的、だろうな。
幼児の私も、動物たちにまじって毎日放し飼い。
で、私のお守り兼見張り役が、このみすぼらしい雑種犬、チビだったのでした。
私が敷地から道路に飛び出したりすると、激しく吠えて怒る。
その頃の私の天敵はにわとりで、私が走りまわってると後ろから追っかけてきて足をつつくのですが、キャーと泣き叫ぶ私に駆け付けてくれるのも、チビだったのでした。
チビはしっぼをさわると 「ウォン!」 と本気で怒る気難しい犬でした。
ちなみに祖父も口数少ない気難しい人でしたが、子供心にも 「理不尽な怒り方をしない人 」 と分かっていたので、私はこの二人?が大好きでした。
他の犬はバカ犬ばかり。
チビは、ヨボヨボの老犬だったけど、ある日、敷地内に侵入してきた野良犬と、テリトリーを守るべく闘って、喉を噛み切られて死んだのでした。
だから私は今でも犬を見ると、好き、とか、かわいい、とか思う前に、「 頭が上がらない」 と思ってしまうのです。