露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
酷暑なので、外の作業はしたくない。
お客さん今来るなよ、と思いながら店内でなんとか梱包作業をする。
着払いで発送、ということをときどきやるのだけど、こちらで梱包し、配送の営業所まで持ち込むと、わずかだけど配送料が安くなるのでいつもそうしている。
ところが。 配送所の女性事務員、いつも私の梱包にダメだしするのです。
梱包やひもかけには自信がある私、ちゃんとモノが絶対壊れないように、万全の注意を払って梱包してるのよ。
変形すぎる、とか、(包むものが変形なんだもん、鉄の点滴台とかスタンドライトとか) 段ボールがつぎはぎで大丈夫か、とか。
ビニールひもがこれじゃダメ、とか (コンビニとかスーパーで一番売ってるやつです)、ガムテープももっと厚いのを、とか。
だからホームセンターでいいのを揃えた。
「持ち込むときは私が動かせるくらいのものまで。」 とも言われた。
この私が持ち込んでるんだもの、大丈夫でしょ?と思ったけど。
今日のは古い大きめの子供用ハイチェアで、やっぱり変形だけど、段ボール箱を四個ばらして包み込み、一度ひも (安いの) をかけてから、梱包用紙でくるみ、さらにひも (高いの) をかけた。
ガムテープもいいのを使った。
で、大変よく出来た、と思ったので記念写真を撮ったのでした。
明日、女性事務員に挑戦してきます。
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棚の上にあるのは、最近の気に入りの仕入れ、70年代に流行っていたUSAのアラームクロック、BENの弟分、BABY BEN。
ときどき受ける雑誌やフリーペーパーなどの取材。
たいてい町の紹介がらみなので、取材に来られる方が、この店に興味を感じて来られるとは限らない。
ということは、「ブツ撮り」 で選ぶもので何となくわかってしまう。
一番困るのは、「おすすめはありますか?」、 ですね。
自分で選んで仕入れるわけだから、おすすめといえば全部おすすめなのですが、お客さんとの相性やタイミングというものがあるので、店に置いたらあとは 「丸投げ」 です。
それに、焼き物好きに人形をおすすめしても困るでしょ。
昨日いらした雑誌の方は、前にも何度かお世話になったことがあり、そのときにも感じましたが、ほんとに古くてかつヘンなものがお好きなようで、ブツ撮りのチョイスが、かなりアブナイ、のでした。
直しがチャームポイントの丸イス、古布の雑巾、デッドストックのブリキのストーブ、おもちゃのブリキの笛…等々。
私自身好きで仕入れたんだけど、たぶん一般的な人気はないだろうな、 というものばかりよ。 …いいけど。 いいのか? 雑誌として。
この編集部の方々は、いつも仕事を楽しんでいる、という雰囲気が醸し出されていて、とても気持ちがいいのです。
きっと会社の雰囲気がいいのだと思います。
ひょっとして、チーム・ザズー、かも?
「散歩の達人」 といいます。
先日は誕生日だったのだけど、子供たちはどうせ忘れてるだろうからと、夕食のときにビールをおいて、むりやり乾杯させたのでした。
「私誕生日だよ。」
「うれしいか?」
「…うれしくない。」
夫とは毎年毎年、何十年も同じ会話を繰り返している。
ところが夕食後、娘が、ダウンロードして制作したCD 「ウィルのお仕事集」をサプライズ・プレゼントしてくれたのでした。
わーん、うれしい。
17曲も入ってる!
こんなの作れるなんて、魔法使いみたいだ! ダウンロードとか、パソコンとか、ユーチューブとか、使いこなしてる。 車もぶつけない。 すごい子だ。
パソコンって、使いこなせば便利だろうけど、私はメールもしない。
メールアドレスを作って人に教えたらメール来るかもしれないでしょ。
そしたら毎日椅子に座ってパソコンのスイッチいれなきゃならなくて、メール読むところをチェックしなきゃならないんでしょ。
そんな仕事増やしたくないし。
昔、夫が初めてパソコンを買うと聞いたとき、「電気代かかるからやめよう。」 と、ほかの家電と同じ扱いをして反対し、夫に 「なんて後ろ向きなやつなんだ。」 とあきれられた。
高い買い物なのに、数年後、買い替えると聞いたときはかなり頭にきた。
聞けば、古いパソコンは、ヴィンテージにもならないというじゃないの。
そんなもの!
今は 「ほかの家電とは違うものだ」 ということは一応わかったけど、やっぱり使えるようになりたいとは思わないのです。
ケータイでは、ブログの写真は一枚しか送信できないし、リンクしてくださった方たちのも読めないし、(私がやり方しらないだけかも) 限界あるけど、機械オンチの私としてはこれで上等だと思う。
前回の英語説明文、あのあとじっと見てたら、人に指摘されるまでもなくいくつかの間違いを自分で発見してしまったよ。
shelf のつもりが self になってるし。
これじゃやっぱりちんぷんかんぷんだよなあ。
昨日は友達に誘われて、東大安田講堂の 「60年安保の記録と記憶」 というシンポジウムに出かける。
一人じゃたぶん行かなかっただろうと思う。
60年安保は伝説と神話でしか知らないので。
昨日は樺美智子さんの五十回忌。
60年と68年を「大きな挫折の年」と言ってたけど、ちょっとそれは…?と思う。
サッカーの敗戦の記憶を 「ドーハの悲劇」 と呼ぶようなものじゃないか。
シンポの内容と自分の感じたこと、昔考えていたことなどは、ちょっと書く気になれません…。
ただ、リンダ・ホーグランドさんのドキュメンタリー映画 「ANPO ダイジェスト版」 のなかで、印象的だった普天間に住む主婦のつぶやき。
(怪鳥のような爆撃機がいくつも低空飛行するのを見ながら、)
「あれ、どこかを爆撃する訓練なんだよね…。 航空ショーやってるわけじゃないんだよ…。」
昨日運転してたら、道路の真ん中に猫の死骸が。
車を停めて、道端の電信柱の下に移動させる。
これ以上ひかれたらかなわんでしょ。
あんたたち、車社会に生きてもう長いんだからさ、車は危険だってことをいいかげん遺伝子に組み込みなさいよ。まったく。
と、心のなかでぶつぶつ言う。
帰りにまた通りかかったら、電信柱の下からゴミ集積所に移動させられていた。
店に出入りする子猫たちのことを息子に言ったら、あっさり、「飼えばいいじゃん?」 と言った。
そりゃ、真っ先に考えたわよ、飼えないかな、って。
でも、店はいつでもあけっぱなし。
一匹だけ飼って、他のは出入り禁止というわけにはいかない。
親、兄弟、親戚いれると何匹になるかわからない。
むりだ。
家では、かつて猫を飼っていた。
でも夫が猫アレルギーを発症し(すごく可愛がっていたんだけど)、その子が病死して以来、猫は飼わないでいる。
外には出さないで、家の中だけで飼っていた。
このことにも、悩んだ。
動物病院では、感染症や交通事故のリスクを考えて室内飼いをすすめる。
外猫より平均寿命が何年も長くなるらしい。
「短命になるかもしれないが、猫らしく、木登りしたり草むらで虫を追ったり、自由に遊ぶ暮らしをさせること」 と、「室内だけで暮らして、生命の危険を出来るだけ回避させること」 のどっちがベターなんだろう、と。
後者にしたのだけれどね。
でも結局、病気で平均寿命もまっとうさせてあげられなかったのだった。
そのことを思い出すと、いつも心のどこかがチクっと痛い。
最近野良猫の餌やり問題の裁判があったけど、その影響で街中をふらついてる猫の姿が消えたら、すごくさみしいなあと思う。