露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。 国分寺市本町2-25-15 ℡ 090-1400-7141 12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)
オー・ヘンリーの小説に、 「賢者の贈物」 というすてきな短編があります。
読んだのはむかーしなので、 うろ覚えだけど。
ジムとデラという貧しい若い夫婦がいて、 クリスマスが近づいてるのにお互いにプレゼントを買うお金がない。
この夫婦、 二つだけ自慢の宝物を持っていて、 一つはジムの親の形見の、 鎖のない金時計。
もう一つはデラの美しい長い髪。
でジムは、 大切な金時計を売って、 デラのために飾り櫛を買う。
デラは、 長い髪を売って、 金時計につける鎖を買う。
二人は、 クリスマスの日に、 お互いのプレゼントをみて、 呆然とする… 。
―という内容だったと思う。
(メリークリスマス! と、作者はこの貧しいカップルを祝福しています。)
なぜ思い出したのかというと、
我が家でも毎年、 ささやかなプレゼント交換をするのですが、 私と娘のお互いのプレゼントが、 今回まったくかぶってしまったからなのでした。
エイミー・ワインハウスの新作CD!
(CDの袋見たときからちょっと嫌な予感したんだ。)
自分の分はダビングさせてもらおう、 というセコい魂胆も、 まったく同じだったのでした。
なんか 「賢者の贈物」 と似てない?
似てないか。
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読んだのはむかーしなので、 うろ覚えだけど。
ジムとデラという貧しい若い夫婦がいて、 クリスマスが近づいてるのにお互いにプレゼントを買うお金がない。
この夫婦、 二つだけ自慢の宝物を持っていて、 一つはジムの親の形見の、 鎖のない金時計。
もう一つはデラの美しい長い髪。
でジムは、 大切な金時計を売って、 デラのために飾り櫛を買う。
デラは、 長い髪を売って、 金時計につける鎖を買う。
二人は、 クリスマスの日に、 お互いのプレゼントをみて、 呆然とする… 。
―という内容だったと思う。
(メリークリスマス! と、作者はこの貧しいカップルを祝福しています。)
なぜ思い出したのかというと、
我が家でも毎年、 ささやかなプレゼント交換をするのですが、 私と娘のお互いのプレゼントが、 今回まったくかぶってしまったからなのでした。
エイミー・ワインハウスの新作CD!
(CDの袋見たときからちょっと嫌な予感したんだ。)
自分の分はダビングさせてもらおう、 というセコい魂胆も、 まったく同じだったのでした。
なんか 「賢者の贈物」 と似てない?
似てないか。
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大晦日に風邪をひきました。
キャッチ・コールドというけれど、 ほんとに 「風邪をキャッチした瞬間」 ってわかるもんですね。
予定では三日間くらいで治って元気に出店、 だったのですが、 十日たった今も治らず、 もうこうなると構ってられないから無視してふつうにしています。
ジャンボリーでお買い上げいただいたお客様、 ありがとうございました。
主催者並びにスタッフの皆様、 業者の皆様、 お世話になりました。
普段の骨董市では見られないようなものを見られて、 相変わらず大変勉強になる場でした。
ただ、 客の目線で会場を歩いたときに再確認したことがあって、 私は純和骨董も、 純西洋骨董も、 かといって工業系ジャンクも、 それ一色というのはなんか苦手なんだなあ、 ということ。
じゃ何がいいんだと言われると自分でもわからないんですけどね。
基本、 骨董屋じゃなくて道具屋だということなんでしょうね… 。
助手席に座る人の、 ナビゲーションについて。
地理に疎いりょうくんの場合は、 最初から期待してないので、 寝てていいからね、 と言う。
(ただ彼は、 一度通ったことのある路地などはよく覚えていて、 勘がいい。)
てんてんさんの場合は、 私が必死に、 信号三つ目を左折、 などと頭の中で考えてるときに、 突然 「あの犬かわいいー。」 とか 「あのクリスマスツリーきれい。」 とか言い出すので、 せっかく数えた信号の数が吹っ飛んでしまう。
うちの娘の場合は、 めちゃナビがうまい。
的確で勘がいい。
勘がよすぎて、 「お母さん、 いま道を見失ったでしょ。」 なんてことまですぐ分かってしまう。
(自分が先頭車両で広い交差点などを渡るとき、 一瞬入る先を見失うことってあるでしょ。)
で今回ジャンボリーの帰りに乗ったヒロカは、 てんてんタイプ。
四車線くらいの晴海通りから外堀通りを、 ハンドルに力入れて必死になって運転しながら 「次を曲がったら右車線の方に入る。」 とか考えてるときに、 突然 「かちどきばしの字がかわいい。」 とか 「東京タワーきれいですよー!」 とか言い出すので、 考えていたこと全部吹っ飛ぶ、
という自分もどうかと思いますが… 。
助手席でナビさせると、 ボケタイプかツッコミタイプかの試験紙になりますよ。
私が助手席に座ったら?
三分で爆睡です。
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キャッチ・コールドというけれど、 ほんとに 「風邪をキャッチした瞬間」 ってわかるもんですね。
予定では三日間くらいで治って元気に出店、 だったのですが、 十日たった今も治らず、 もうこうなると構ってられないから無視してふつうにしています。
ジャンボリーでお買い上げいただいたお客様、 ありがとうございました。
主催者並びにスタッフの皆様、 業者の皆様、 お世話になりました。
普段の骨董市では見られないようなものを見られて、 相変わらず大変勉強になる場でした。
ただ、 客の目線で会場を歩いたときに再確認したことがあって、 私は純和骨董も、 純西洋骨董も、 かといって工業系ジャンクも、 それ一色というのはなんか苦手なんだなあ、 ということ。
じゃ何がいいんだと言われると自分でもわからないんですけどね。
基本、 骨董屋じゃなくて道具屋だということなんでしょうね… 。
助手席に座る人の、 ナビゲーションについて。
地理に疎いりょうくんの場合は、 最初から期待してないので、 寝てていいからね、 と言う。
(ただ彼は、 一度通ったことのある路地などはよく覚えていて、 勘がいい。)
てんてんさんの場合は、 私が必死に、 信号三つ目を左折、 などと頭の中で考えてるときに、 突然 「あの犬かわいいー。」 とか 「あのクリスマスツリーきれい。」 とか言い出すので、 せっかく数えた信号の数が吹っ飛んでしまう。
うちの娘の場合は、 めちゃナビがうまい。
的確で勘がいい。
勘がよすぎて、 「お母さん、 いま道を見失ったでしょ。」 なんてことまですぐ分かってしまう。
(自分が先頭車両で広い交差点などを渡るとき、 一瞬入る先を見失うことってあるでしょ。)
で今回ジャンボリーの帰りに乗ったヒロカは、 てんてんタイプ。
四車線くらいの晴海通りから外堀通りを、 ハンドルに力入れて必死になって運転しながら 「次を曲がったら右車線の方に入る。」 とか考えてるときに、 突然 「かちどきばしの字がかわいい。」 とか 「東京タワーきれいですよー!」 とか言い出すので、 考えていたこと全部吹っ飛ぶ、
という自分もどうかと思いますが… 。
助手席でナビさせると、 ボケタイプかツッコミタイプかの試験紙になりますよ。
私が助手席に座ったら?
三分で爆睡です。
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年々縮小合理化されていくわが家のお節。
もう長いこと三段の陶重は使わず、 パイレックス角容器に…。
子供をだます、 って、 子育ての最大の愉しみだと思いませんか?
吉本ばななさんという方は、 ご両親 (吉本隆明夫妻) のだまし方がとても上手だったらしくて、 高校生の時まで 「サンタさんはいる」 と信じていたそうだ。
それを知ったとき、 よし、 私も高校生まではだますぞ、 と固く決意したのでした。
それはそれはエネルギーを使いました。
イヴの夜は、 子供たちが寝たあとに、 飲みかけのティーカップや食べかけのクッキーなどをセットしたり、 ベランダに足跡などをつけたり。
フィンランド発 「サンタからの手紙」 を頼んだり。 (これはきいたようです。)
一番気を使ったのは、 新聞やテレビなどの 「サンタって本当にいるの?」 とか 「心の中にいるよ」 とかいう記事からガードすることでした。
よけいな特集しないでー、 って思っていました。
まことしやかに、
「サンタさんは世界中からの寄付で暮らしていて、 クリスマス以外はおもちゃやモノの修理 (道具屋か!) をしていて…」
なんて説明もした。
それがばれたのは… 。
プレゼントを包んだ近くのダイエーの包装紙からだったのでした。
サンタさんは下請けに頼んでるから、 そこらへんで調達するのよ、 と言っても、 もう疑惑は消えない。
結局、 小学校中学年まででしたね、 だませたのは。
(と思ってたのは間違いで、 ほんとは低学年で気づいてたけど、 せっかく頑張ってるから知らないふりしてたんだって。 それじゃ逆だましだよ。 あなどりがたし、 こども!)
代わりに、 といってはなんですが、 だましていたことがあります。
写真にも写っている、 ゆで卵を半分に切って、 黄身を出してマヨネーズと塩少々であえ、 また白身につめて、 いくらをトッピングしたもの。
これは昔おもいつきで作った料理なんですが、 はなやかなのでお正月のたびに作ってたのね。
すると娘はすっかり 「一般的なお節料理の一つ」 と思い込み、 高校生のときに友人達とお節の話題で話が合わなくて、 気づいたとのこと。
サンタでは失敗したけど、 これはやったね、
以外と簡単なのです。
お正月には必ず作ること。
お正月以外には作らないこと。
この二つです。
ちなみに私の知り合いの男性は、 小さいときから親に 「バナナはとてもまずい」 と教えられて育ち、(昔バナナはとても高価だったのです) 小学高学年で友達の家で初めて食べて、 その後とても親を恨んだそうです。
恨みを残すだましはよくないと思います。
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こんなむさくるしい店にもかかわらず
いらしていただいたみなさま。 今年もありがとうございました。
業者の方々。 今年もひとかたならぬお世話になりました。
ご近所さま。 じつは毎日の挨拶やちょっとした立ち話で元気をいただいていたのです。
震災のときはいっしょにいさせてくれてありがとう。
店を手伝ってくれているスタッフの方々。 あなたたちは店にとってなくてはならない存在。
実務だけでなく仕入れ品のシビアな最初の評価者として、 大切な存在なのです。
ほんとにお世話になりました。
遠くにいるともだち。 ときどき思い出しては一緒にいるよ。 来年はお会いしたいものです。
みなさまにとって来たる年が、
楽しいこと、 明るいことがたくさんある年でありますように。
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