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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年05月22日 (Wed)
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2011年08月04日 (Thu)
すべての 「知」 や 「情」 や 「倫理」 は、「人との関わり方」 に集約される。  自分の場合。
(ヒトがイイだけのヒトと思ウナヨ。 必死なんだ、こっちは。)

二十代半ばのとき、
「結局、幸も不幸も愉しいも辛いも、人間関係なんだ。」 といったら、当時二十歳前後だった現・夫は、「俺はちがう。」 と言ったのを思い出した。 そうね、人それぞれ。

「人との関わり方」 にしか、人間の道義をみないんだよ、私は。
その点だけ、自分は頑固だ。

何の才能がなくても知識がなくても、誰も知らなくても、ばれる可能性がなくても、無自覚でも、つまり 「気持ち的に」、 人の信義を裏切ることができない人を、私は人として上等、と思っている。

あまりいないもんだと思う。
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2011年07月20日 (Wed)
ここのところ、頭が混乱するほど忙しかった。
まず母の要介護度認定。 これは毎年のこと。

業者市場。 その日のためにバイトのシフト変更までして予定してたのに、朝になったらケロッと忘れ、親切な女性業者さんから電話いただいて、あわてて出かけた。 2時間遅刻。(11年通ってて初めてです。)
下見の時間がなかったので、あまりいい仕入れ出来ず。
(もっとも! 私は仕入れはしなくていいんだよ! ただ長年の習性で…。)

某夜、久しぶりにてんてんさん、N君、すごく珍しくチョーさんと、行きつけの某大衆居酒屋で飲む。
かなりテンション低い者同士、話が佳境に入るまでの、助走が長いのだ。
みんながのってきたときには閉店時間で、その後バーミヤンで全員パフェ系食べながら話のつづき。
地方の思いがけないところに出現する、「妖精古道具屋」(N君が命名。) の話。
そこでは売れセンのものを生臭いお値段で売ってたりしないのです。
何県のあそこにもある、という話から、妖精度の話。はては、われわれで 「妖精骨董市を。」 という話まで。
品物は、そうねえ、市場で値がつかないどころか、セリ台にも上がらないモノで、かつチャーミングだと個人的には思ってるもの、ってのはどうかしら。
(モノの選別する時点でもう妖精じゃないね。)

高幡不動骨董市。
妖精どころかセコセコ働きました。
テント張って安心してたのに真っ赤に日焼け。 いつも日焼けで真っ黒なおじさん業者さんからも、なんか首に巻いたほうがいいよと忠告される始末。
熱中症か、次の日まで頭痛がした。

さて、この週末は骨董ジャンボリー。
十年以上も寝かせて熟成してしまった、世間初お目見えのものをたくさん持っていきます。
遊びにいらしてください。
2011年07月13日 (Wed)
「じゃ、あんたの値打ちものって、1000円かい?」 と知り合い業者さんからメール。
………。
わかんないかなあ。
えっと。
自分のなかでは、大量生産以前の、家族が動員されて作られてたような手工業ものって (ばかなアイディアもそこで生まれたはず。) 限りない価値があって、それは必ずしも今の値段 (=評価) とは一致しない、というだけの話ですよ。

ここまで書いて気づいた。
わかっててからかってるんだね。
業者市場で、ちょっと頑張れば誰でも作れそうな棚などが高く取り引きされて、絶対再現不可能な細工のついた時代のあるものが買い手がつかなくて、いつも、不合理だな、理不尽だな、無常だな、って感じたりする。 それと同じこと。
評価してるんなら買えよ、と言われそうだけど、買えない。
売れそうにないから。
今という時代での需要と供給の関係だから、仕方ないのですけど。
でも、ちょっとだけ今の時代をヒキで見て、ブームというものを無視もせずに、でもべったりもせずに、いつもいられたらなあ、と思う。

「自分だけ評価が高い」 というモノも少なからずあって、たぶん売れないと思いながらも、必ず同好の士がいるはず、と思ってたりするわけです。
ときどき店で八年ものや十年ものが売れていったりするととてもうれしい。
置き続けてるというのも、かなりしつこいんだけど…。
2011年07月07日 (Thu)
昨日は、半年に一回くらいの、まるまる出歩き日。

かねてから、行きたかったところをハシゴしました。


まず、神楽坂のまんじゅうカフェ、「麦マル」 さんへ。
店主サナエさんが、ときどき店に来てくださり、瞬間芸のような速さでモノを選んでお買い上げいただくので、しかもそれが全部私のツボなものだったりするので、一度お店にお伺いしたいと思っていたのでした。



ベトナムのカフェかな?みたいな、アジア的無国籍感がある。
築五十年の建物を、古い什器やグリーンや意味不明なオブジェや絵を使い、この上なく居心地のよい空間にしている。

「古道具を使っているおしゃれでセンスのよいカフェ」 って、他にもたくさんありそうですが (雑誌などでよくお見かけするので)、 この 「麦マル」 さんほど、自由に、想像力豊かに使いこなしているところがあるとは、私は思いませんでした。
決して 「おしゃれ」 や 「センスよく」 におさまらず、(いや、結果として私にはすごくおしゃれなんですが) 古いモノが無造作にガシガシ使われていて、なんというか、いきいきした表情をしている。
ああ、モノは使いたおされるのが一番幸せなんだ!
ということを身に染みて感じました。
使ってくれてありがとうね。
道具屋やっててよかったと思うのは、こんなときです。

おまんじゅうもコーヒーもめちゃおいしいのですよ。
皮にジンジャーが入ったおまんじゅうにチャイ、とかよもぎにハイチコーヒー、とか、組み合わせの妙を考えるのもたのしい。
居心地のよさは、ピカイチですね。(2階がおすすめです。 住みつきたくなっちゃいます。)

もちろん他の空間の方がしっくりくる、という方も世の中には大勢いらっしゃいましょうが、サナエさんの感覚と私の感覚が完璧にリンクしてしまったということなんでしょうね…。
また、行きたいです。 もっと近くにあったらなあ。

次に、対称的な?目黒の大きな古道具屋さんへ。
こちらも、面白いとの評判を聞いていたのでした。
アメリカン・ジャンク。
おしゃれ、 かっこいい、 という言葉がまず出てきましたね。
でもねえ…、ともやもや思っちゃいます。
値段に関しては、私は何とも言えない。
仕入値のほかに経費がいろいろあるんだし、(いちがいに言えないほど、値段って難しいのだ。 この店は高いとか、安いとか、簡単に言っちゃいけないと思っている。)
欲しかったら買う、までのことだ。
もやもやしたのはね、ジャンクじゃないじゃん、と思ったから。
今が旬のかっこいいものを、まるでリサーチしてピックアップしたみたいで、雰囲気が 「古物の人気品をリサーチしてリプロした新品雑貨屋」 と共通しているものを感じたのでした。 (概して大手資本なのだ。)
「なんだかわからないもの」、「わからないけど使えそうなもの」 がないの。
あればエライってもんでもないけどね、そういうのって想像力を刺激されませんか。
よそのお店のテイストって、ほんとは自分には何の関わりもないのですが、(ほっとけ!って話ですよね) この日は一消費者だったもんで。

このお店に飾られてるモノと、サナエさんがこき使ってるモノの(同じような生活雑貨なんだけど)、いきいきさの表情が、対称的だったのでした。
お店でライト当たってるところを見るのと、使ってるところを見るのとの、違いかしら?

この二つのお店の間に、ビールのおいしいおいしいスポットへも。(ここはね、ひみつ。←ヒロカと約束。)

たまに街に出ると、いろいろ考えさせられます。



2011年07月04日 (Mon)

昨日のフォーラムの出店の様子。
こまかいものだけ、って、インパクトないなあ。
もう自分でも和モノ屋なんだか洋モノ屋なんだかわかんない。
十字架も木像仏も隣どうしだし。
イギリスに輸出していた日本製のブルーウィローのカフェオレボールを、アメリカで買ってきて売ったけど、それって和モノ? 洋モノ?
骨董ジャンボリーは、和モノ、洋モノ、トイとブースわけされてるので、たけひさんからお電話いただき、「何売るの? ガラクタ?」(いつも市場で何を買ってるかすっかり把握されてるので。) と言われました。
(「そんなジャンルのブースはないからね。」 と暗におっしゃってます…。)
「和?かな? です。」 とお答えしました。

2日に、ビッグサイトまでドライブして練習してみました。
難所がいっぱいあって、むずかしい。
そのうちの一つ。
地図ではあるはずの道がなく、(地下鉄だけの道だったのだ) 赤坂通りから日枝神社の前で行き止まり。
しかたないから周りをぐるぐるして道を探した。
あそこら辺は、総理官邸前とか、国会議事堂裏とかで、やたら警備の警官が多い。
その前を三周くらいウロウロしてんだもの、怪しかっただろうなあ。
しかも、「ランド・オブ・プレンティ」の主人公並のヘンな車。
窓から見えるのは薬品ビンがいっぱいつまった木箱とか実験器具とかだし。
職質されて、「売り物です。」 と言っても信用してくれないだろうなあ。
中身が入ってるのもあって、「いや、中身があるほうが喜ぶお客もいるんです。」 と言ってもますますだめだろうなあ。

なんて、ドキドキしながら想定問答を考えていたのでした。
結局どうやって晴海通りに入れたんだか、わかんなくなったよ…。



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