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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年05月22日 (Wed)
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2011年11月14日 (Mon)
「死ねば死にきり。
自然は水際だっている。」 (高村光太郎)

この言葉は、 身近な死んだひとを思い出したあとに、 必ずセットになっていつも心に浮かんでくる。
ほんとに、 そのとおりだなあ、 と思う。

私と母親の間には色々な確執があったので、
世話をしに通ってる間も、 私は優しいだけの気持ちにはなかなかなれなかった。
だけど、
「ここにいるのは、 自分とは関係がない、 一人の老人である。」
と思うと、 すごく優しい気持ちになれることがわかったので、
そう思うのは私のおまじないのようになった。

老人はだれでも、 永く生きた分、 たくさんつらい思いをしてきたはずなので、 それだけでもう大事にされなきゃいけない存在なのだ。
老人の小柄な体は、「苦労」 という成分でできている。 (人格の問題じゃない。)
 
こういうことを、 私はぎりぎり思いつめないと思い至らない。

(業者Kさんが老人を語ると、 口が悪いので、 「くたばりぞこない」 とか 「もうすぐいなくなるぞ」 とか いつも憎まれ口をたたくのだけれど、 その裏にすごく情を感じさせるのです。
ひょうひょうと軽くて、 先天的に情がある、 ってなんていい資質なんでしょう。
私はそういう人じゃない。)

この世に生命体が生まれてくるということは、
とてつもない、 不思議なことだけど、
この世から、 一つの生命体が消えていく、 ということも、
とてつもないことで、
とてつもない、
ということを、 存分にうけとめないといけない、 という思いがあります。

母親だから、 じゃなく、 「どうしようもなくその人の若いときから知っている、 一人の老人」 だから。
でないと、 落し前がつかないのです。
人の死に、 生者の思惑や作意が加わると思うと、 それができない気がするのです。





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2011年11月14日 (Mon)
二週間ほど前に、 母がさらに少し遠くのリハビリ中心の病院へ転院。
リハビリといっても点滴を併用しながら食事をとる練習で、 無理なことはしない。
食欲は少しずつ戻ってきたよう。
今までも何度かもうだめかと思うような状態になって、 そのたびに不死鳥のようによみがえってきたので、 さすが不死鳥! と思う。

前の病院は緊急治療中心の病院だったので、 生命維持の管を自分で抜いてしまわないように、 軽い拘束 (手にミトンをはめる) があった。
今度の病院は、 延命治療は積極的に行わないという方針は同じながら、 「拘束は一切しません。」 というので、 ああ、 いい病院かもと思った。
そのあとに、 「(生命維持の) 管を抜いたりしても、 それはご本人の意志、 ととらえますから。」 といわれた。
… ああ、 そういうことね…。

ほんの少しのさじ加減で、 たちまち自殺幇助罪とか保護責任者遺棄罪とかに問われそうな、 きわどいラインではないのかしら… という思いがよぎる。
いやいや、 そう思うのは不謹慎で、 病院の現場の方の良心を信じるしかなく、 きわどいラインを日々見極めなければならないのだとしたら、 現場の方々のお仕事ってなんて過酷でプレッシャーが多いことだろう、 とも思う。
ほんとにそう思うの? わたし。
と思いながら、 病院に通う。
(まだそういった場面ではない。)





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2011年11月08日 (Tue)
練炭は、 毎年の冬場の骨董市の必需品。
(継ぎ足しているヒマがないので、 木炭や豆炭ではだめなのです。)
練炭自殺が多くなってから、 年々買えるところが少なくなっていったのですが、 昨年まではたった一つのホームセンターでなんとか買えていました。
9月に行ってきいてみたら、
(練炭、木炭は秋の行楽シーズンが旬なのです。 以前、 冬に買いに行ったらシーズンオフだからない、 と言われたことが。)
もう取り扱いはしない、 と言われた。
練炭連続殺人の結婚詐欺のバカ女のせいで!
予測していたので、 早く手を打とうと思っていたのですが。

9月の末、 練炭買いたかったら言ってくださいね、 と以前から言っていただいていた業者さんに電話してお願いしてみました。

お忙しい方だから様子きいたり催促したりは遠慮していたのですが、 もう一ヶ月半たったのできいてみてもいいかなと、 昨日どんな具合かお伺いしてみたのです。
結局、 いつ手に入るのか、 確実に買えるのかよくわからないという感触で…。
どうしましょう。
11月になってしまった。
地方では買えるのでしょうか。
地方で買えるということはネットで買えるということだしね。
そうすると、 殺人者も買えるしね…。

だいたい、 自殺や殺人に使われるから販売しない、 ってこと自体、 意味わかんないですが。
包丁を販売しない、 っていうのと同じでしょ。

って怒ってるひまに探さなきゃ。
どなたか、 ここで買えるよというのをご存知の方がいらっしゃったら、 教えていただきたいのです。




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2011年10月26日 (Wed)
「ちょっとつきあってくれない?」 とか 「お茶しない?」 とかは即シカトだけど、 「ごはん食べない?」 と言われるとシカトしながらもかなり心が動くもんだ、 という (昔々、 対象年齢だったときに思っていました、) ナンパの話です。
(あったかいもん、 とか豪華スィーツ、 とかならどうか?)

知人の女の子が、 通勤帰りに夜の住宅街で声をかけられるそうな。
違う日に同じ男に三回ナンパされ、 しかもその男は声をかけたのが同じ女の子だと気づいてなかったらしい。
手当たりしだいナンパしているわけね。
繁華街でなら、 煩わしいなあ、 ですむけど、 夜の住宅街ではかなり恐怖だと思います。
道を歩いてるだけの女の子に、 なんの落ち度もないんだし。
どうしたらいいんだろうね、 と一緒に考えました。

まずその、フツーにかわいいファッションがいけない!
あのね、 ナンパ男って、 超ファッショナブルな女とか個性的な女って苦手なのね。
ファッションは普通で、 ちょっとかわいい、 くらいのあんたみたいな子がツボなのよ。
だからね、 レディガガみたいに… 。
(「かぶりものですかあ?」)
いや、 そこまで行かなくても、 男の嫌いなファッションって、 あるでしょ。
コテコテのエスニック、 とかさ。
全身70年代ヒッピー風古着! とかさ。
革命家Tシャツってのもあるんだって。 ネットで買えるんだって。
マルクス、 ホーチミン、 毛沢東、 ローザ・ルクセンブルク。 ローザがほしいんだけど、 さておき。 
相手は絶対ひくと思う。
ゴスもパンクもメタルもたぶん嫌いだ。
上下ジャージみたいなハードなスポーツウェアも嫌いかもしれない。
なんだ、 いっぱいあるじゃん。
(「会社行けないですよ!」)
それもそうだね… 。

なぜ、ハードで個性的なファッションが男受けしないかというと、 それは自分を持っている強い女だということだからね。
せめて、 強い女を演出したほうがいいよ、 と言いたかったんです。
あたりをはらう風情でスタスタ歩くのでもいいと思う。

だいたい女は、 男受けのするファッションがしたいわけではない。
自分が気持ちいい、 というか、 気持ちにストンと落ちる格好をしたいだけで、 男受けなんか眼中にない。 ( と思う。 人による?)

私自身は自分のことをかなりヘタレだと思っているんだけど、 強い女とその女を選んだパートナーは、 尊敬してるのだ。
ビヨンセは、 「男をばかにしていて、 生意気だ。」 と批判され、 
悩んだ末に、 「女が強くて、 何が悪いの?」 と答えた。
ビヨンセは、 かわいくて優しくて品がよい人なのに、 そこがわからないで強いってだけでビビるなんて情けないと思う。
だから、 旦那のジェイ・Zは、 いいやつだなあと私は尊敬している。

ちょっとかわいくておとなしそうな女の子を選んでナンパするのって、 (痴漢に会う確率も高いタイプ。) 自分の気弱さを表明しているだけなんだと思うのですよ。

べつに、 体弱くても気弱でも全然いいんだけど、 その自己認識もなくほかのことに転化しないで、 って思う。
自分よりもっと力の弱い人や体の小さい人や、 年齢の低い人にだけ、 強く出る、 とかね。

レディガガやビヨンセをナンパするような男がいたらほんと、 あっぱれなんだけどね…。。



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2011年10月18日 (Tue)
母の入院先で。
食事を摂ろうとしないので、(全量の一割くらいしか食べない。) 「胃ろうにしますか、 どうしますか?」 と言われる。
とくにどこも悪いところがないのだけど、食欲だけがないのだ。
意識もしっかりしている。
早すぎないか? と思ったので、 今のところは、 と経口での食事介助をお願いしてみる。
 この病院は、 延命治療は積極的に行わないという方針のようで、 先生は 「私にも高齢の親がいますが、 私ならしません。」 とも付け加えたので、 ますます混乱。
胃ろうがどういうことかは知っているけど、
わからないのは、それが延命処置の一種、 ということなのか、
それとも栄養を切らさないための一時的な処置なのか、 ということ。

今はどこの病院でも、 入院させた時点で 「延命治療を希望するかどうか」 家族が選択をせまられることになっているのですが、 どこも 「やりませんね。」 という方向性を 微妙に感じさせるのです。
露骨じゃないんですが。
若い人や子供を入院させても同じように聞かれるのだろうか。
考えれば考えるほど、 わからなくなってくる。

「だから普段から、 本人の意思を確認しておくべきだ。」 とはよく言われるのだけれど、
たとえ本人が 「しなくていい」 と言っていたとしても、 それは元気なときの想像上の言葉なので、
私はあまり意味がないと思っているのです。
また、 これも周りからよく言われる言葉だけど、 「これだけ長く生きたからもういいでしょ。」 という問題でもない、 と思っているのです。

でもね… 、これがもし子供だったりしたら、 迷うことなく 「何としても、 延命処置してください!」 と言うだろうなあ、 と思うと、
…矛盾だよね。

で、 胃ろう、 でした… 。


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