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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年05月22日 (Wed)
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2011年12月29日 (Thu)
母の病院へは、 車で片道1時間半かかるので、 ちょっとしたロードムービーみたいと思いながら、 運転している。
八王子の単調な住宅街を延々と走るので、 なんの事件もおこらず、 ヒッチャーもおらず (怖い映画だったね!)、 退屈この上ないムービー。
運転中、 チョーさんからメールが来た。
どれどれ、 なにか映画になりそうな事件かな?

《 今日ついに例の電話が来た!
「あの~今店の前に来てるんですが、 閉まってたので電話したんですが~」 と蒼井優みたいな声で言う。 あわててパジャマの上にセーター着て (下はそのままだった!) 「あ、中にいますからいま横の戸開けますから」 と戸を開けると
「判子かサインお願いします…」
あおいゆうびんでした。 》

軽くむかつきながら、 「それはおめでとう!」 と返した。






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2011年12月19日 (Mon)
嵐のような出店時期が過ぎ、 今年の骨董市もあと二カ所残すのみとなりました。
ボロ市は忙しすぎて写真も撮れず。
(忙しいことと売上高とはなんの関係もありませんが… 。 お客様に応対するだけです。)
でもボロ市は特別の場所。
一年に一度しかお会いできない業者さんもおられますし。
しっかし、 寒かったなあ!

店に三年くらい住みついていて、 大きいもんだから邪魔にされてあちこち移動させられ、 最近は売り物の帽子モデルとして骨董市で働いていたU.S.A製のチンパンジーぬいぐるみが、 初日にあっさり売れてしまった。 
そのことをスタッフに言ったら、
「えー!」
「好きだったのにー。」
とかぐちぐち言われる。
あのねえ… 。

今も店にきっとそういうもんあるんでしょ。
店なんだからさ、 「売れなきゃいいな。」 と念じるのはやめてよね。
(さりげなく隠すのもやめてよね。)

ご近所の業者さんが、 ことわざのようなことをつぶやいた。
「ナツカシイとカワイイは買わない。」
つまり、 あらー、 なつかしいわー、 というおばさまたちと、 かわいい! を連発する若い方たちは、 買わない客だ、 ということ。
(なつかしい、 のあとに、 これうちにもあったわー。 こんな値段がするのならとっとけばよかったわ、 と続くバージョンがある。)
今、 生産されておらず、 各家庭にも残ってないものだからこそ、 値がついているのですよ。
買われるお客様は、 黙って吟味し、 黙って決断される。
自分の嗜好、 自分の価値観とだけ相談して、 吟味し決断される様子は、 尊い、 といったらオーバーかもしれないけど、 いつも、 いいシーンをみせていただいた気持ちになります。
こういうシーンをみせていただくために、 またがんばって仕入れよう、 と思うのです。





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2011年12月08日 (Thu)
福島の農家出身の若い男性に、 何ができるの? 何をしたらいい? と、 (つい) 聞いてしまう。
彼はいろいろな話をしたあと、 最後に、 「忘れないで、 そう思ってくれてるだけでいいです。」 と言う。
いいえ。
ごめん、 そういう問題じゃなかったね。
聞き方が間違っているのは、 私だ。
支援できるできないの問題じゃなくて、 自分たち自身の根幹の問題だものね。
人に聞かないでてめえで考えろよ、 ってことだったね。
この日本に、50個以上の原発を作るのを容認してきたのは、 だれ?
罪のない顔して支援なんて、 おこがましい。

ちょうどバブルの絶頂期、作家の石牟礼道子さんは、
 「一度滅びたほうがいいのです、 この国は。」
と、 言った。

原発施設、 というものは、 事故がおこる前までは、 ハイテクの最先端で、 宇宙船の内部とか、 NASAの機械室とか、 飛行機の操縦室とかを巨大にしたような、 そんな未来的な施設なんだろうな、 となんとなく思っていた。
それが、 思いのほか、 ふつうの工場っぽくて、
「原子炉建屋」 とか、 「たまり水」 とかの、 かわいらしいレトロっぽい単語を聞いて、 不安になったのは、 私だけでしょうか。

事故直後の対処も、 高分子ポリマー (紙おむつ) で漏水を防ぐ 、 とか 放水車、 とか
今も、 洗浄で除染、 とか 草刈り、 とか 枝はらい、 とか、 
ローテクな言葉ばっかり飛び交っているね… 。
たわし、 熊手、 ほうき、 鍬。
表面を削った土は、 とりあえずまとめて 「ビニールシート」。
(ふだん骨董市でビニールシートを愛用している身としては、 え、 こんなの? と思ってしまった。)
または 「ポリ袋」 に入れて海中へ。 (すぐ劣化すると思うんだけど。)

で、 今度は、
コンクリートから染み出して海に流れ出ていた汚染水を、 止めるために、
「土のう」、 だって… 。





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2011年11月28日 (Mon)

立川の多摩骨董市で。


金曜の夜下北沢でのライブに行き、 深夜帰宅して3時間寝て、 土曜は浦和骨董市、 日曜は立川骨董市と続き、 あたまが朦朧としております。
出店が二日続くと、 車いっぱいの荷物を四回出し入れするので腰が痛い。
今もずっと鈍い腰痛がとれず、 こういう時はちょっとの姿勢や動作でぎっくり腰になりやすいのです。
という話をすると、 相手の方は必ず 「寒くなってきたからね。」 というのですが、 「?」 
寒い季節と腰痛は関係あるのかしら?

昨日もセットの食器の一個が見つからず、 ご所望のお客さんをお待たせしてほかのコンテナ箱から探し出した。
その前の骨董市での片付けの時間がおしていると、 こんな 「生き別れ品」 がいっぱい発生する。
急須と蓋、 とか カップとソーサーとか。
それじゃ出しても売れないので(当たり前だ)、 箱の蓋に品書きをしてみたことがある。
(でも時間がおしてくると… の繰り返し。)

なんとかコンテナ箱の中身をわかるようにできないかと思って一度やってみたのは、 「雨禁」 と 「雨OK」 とに分けて書き付けること。
雨の日の出店用に備えたのですが、 「雨禁」 箱だらけになり挫折。

そのあとにやってみたのは、 単価の高い焼き物やら吹きガラスやらを 「A」 とし、 好きで仕入れたけど単価の安いものや、 小さな数モノや、 時代のないものやらを 「B」 として蓋に書くこと。
室内催事に 「B」 ばかり積んで行っても困るからねえ。
でも、 そのあと、
「A´(ダッシュ)」  とか、 
「なんとなくA」  とか
「Bかもしれない」  とか
「好きなB」  とか
「Aかな」  とか
「BだけどA」  とか
書くようになり、
やっぱり、 だんだんわけがわからなくなってきたのでした。

箱の分類、 皆さまはどうされているのでしょうね。
「生き別れ品」 は発生しませんか?




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2011年11月22日 (Tue)
※ 某日。 ボロ市受付けの打ち合わせのため、ひさしぶりにニコニコ堂へ。
知らない女の人がお茶を入れてくれた。
そういうことには慣れっこになっているので、 当然のようにお茶をいただく。
店の奥のほうに細長いテーブルがあって、 誰か来るたびにチョーさんはティータイムをしている。
初対面どうしを紹介したり、 話しかけたりして、 疲れないのかなあ。
体は疲れるようで、 居合わせた初対面三人をテーブルに残して、 チョーさんはさらに奥のスペースに横になりにいってしまった。
どうせティーテーブルを置くなら、 細長いのでなく真四角にしてくれたら麻雀ができるのに、 と思った。

※ 某日。 朝8時チョーさんをピックアップして、 世田谷に出発。
同乗して受付けに行くのは例年のことで、 私が運転、 チョーさんが駐車を担当。
有料パーキングに停めたくないので、 敷地内の狭いスペースに芸術的に停めるのである。
チョーさんは睡眠で苦労していて (眠りが浅い。 だから一日中眠い。 疲れやすい。)、 周りの人に心配をかけているので、 車の中でちょっと説教する気でいた。
ちょっとここへいらっしゃい。 (いるし)
そこ座んなさい。 (座ってるし)
まわりの人にどれだけ心配かけてると思ってんの。 いい加減にしなさいよ。
無理にでも朝起きて、 睡眠リズムを作るしかないんだよ。 (やろうとしたけどもっと体調が悪くなって…とか、 いつもぐちゃぐちゃ言うのである。 )
運転しながら、 チョーさんの入眠時妄想の話を聞く。
「若い女がね、 閉店後店に来てね、 あらもうしめちゃったんですかあ、 って言うの。 で招き入れてね、 私が横になって寝てしまうと… 」
もう書けない。 あほらしくて。
「このパターンしか思いつかなくて、 飽きちゃって。」 
というので、 じゃ、いろんな人でやってみれば? とアドバイス。
沢尻エリカとかさ、 (突然帰る! って言いそう。)
蒼井優ちゃんとかさ、 (ボーっと何日でも居着きそう。)
宮崎あおいとか、 (それはやだ。)
堀北真希とか。 (あ、いいねー。)
ほら、 展開にバラエティー出るでしょ、 って、
なんで男の妄想のアドバイスしなきゃいけないんだ。
まあ、 これだけおしゃべり出来るようになったんだから、 体調かなり回復と見た。

※ 某日。 骨董市。
搬出時、 車の調子が悪く、JAFを呼ぶ。
半年に一回は呼んでるなあ。
JAFは地獄に仏みたいで、 お侍さんありがとうごぜいますだとクロサワの百姓のようにひれふしたくなる。
その夜、 店の2階で飲み会。
売り物の家具を移動してスペース作りをしてると、 あらこんなのがあった、 かわいいじゃないの的なものを発見するので新鮮。
全員参加。 プラス同業Nくん。
一番印象的だった話。
※※ちゃんが引越しのときに来た赤帽のおじさんが、 総イレズミだったので、ビビったそうな。
でも、 車のなかでかけていたのがブルーハーツだったので、 それだけで気持ちは一転、 いい人だ! とすっかり信頼しちゃったそうな。 (ここらへんあぶない。)
で、安心しきったので 「あの、そういうオシゴトですか?」 ときいたそうな。
(おっとあぶない。 ふつうきけないよ。)
結局入れ墨師の仕事をしていた方だったそうですが、こういうふうにあぶなかっかしく毎日を暮らしているすなおな※※ちゃんでした。





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