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露地裏骨董。 気になる商品がございましたら、「商品の問い合わせ」欄からご連絡ください。詳細説明、追加写真などをお送りします。                                                  国分寺市本町2-25-15     ℡ 090-1400-7141   12:00〜20:00(日曜13:00〜19:00)

2024年11月24日 (Sun)
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2012年09月05日 (Wed)

こちらも同じ美濃焼ですが、  時代は下がって80年代。
バックスタンプは先のと同じです。
私はこっちのほうが大好きで、  もし売れなかったら自宅使いにしようかと目論んでいるのですが …。

ソノマのカフェオレボウルは (ほかのアイテムは知りませんが) 90年代には中国製にかわりました。
同じように指示して発注しているのだと思いますが、  ふしぎなもので、  生産国が変わるとモノの雰囲気も微妙に変わる。
口では言い表せないニュアンスなんだけど。
それがたぶん、  その国の個性というものなんですね。
店にはイタリアメイドのケトル、 ドイツメイドの鍋などもあり、  これらはそのブランドのままなのでお国らしさ全開でした。
ソノマは東急デパート系に入ってたので、 近くの 「クロワッサンの店」 ものぞいたり。 (でも実際買うのは合羽橋の食器だったり、 「大中」 のクロスだったり。)  … なつかしいなあ。


                     口径 15㎝  高さ 8㎝      ¥3500




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2012年08月27日 (Mon)

気をつけて見ていたせいか、  思ったより早く見つかりました。  
金属の代用陶製手榴弾です。
一度に大量に見つかるときは窯場からの未使用のものや、  GHQの追及を怖れて戦後すぐに大量に埋められたもので、  そうでない場合は不発弾として発掘されたもの。 
これも、  かすかに土跡の残る不発弾です。
火薬はカートリッジ式だったので、  抜くのは簡単だったみたいです。
以前何回か売ったのも、 全部不発弾。
釉薬がなく雨や湿気に弱いので、  不発弾もやけに多かったんですね …。

威力もなく、 「煙や爆風がダメージを与える」 (…かもしれない) という程度の武器。
まあ、  命中すればタンコブくらいは …。
戦後、 GHQも何かわからずに首をかしげ、  「湯たんぽだ」  とごまかしたらしいですが、  ほんとのこと言ってもたぶん大丈夫だったと思いますね。   …笑われるだろうけど。
いまでも世界の戦争史に残る珍品 (珍兵器?)、  らしいです。


今回のこれも発掘品なので細かい傷痕が複数ありますが、  水漏れはありません。

代用手榴弾は、  丸型だけじゃなくて平型、  円筒型などいろいろな形があります。  産地も名古屋、 備前、 有田、 波佐見などあちこち。
これは肥前だと思うのですが。

それにしても、  なぜこうしてたまに底付きがあるんでしょう?
ただの成型のときの偶然とはどうしても思えなくて …。


作った人達、  ほんとはこうして平和利用したかったんだ、  と思いたいのですが …。

とにかく、
武器なのにこんな可憐でかわいいものを作っちゃう国は戦争しちゃいけないんだよ、  と、 見るたびに思います。


                                    sold out 

【追記】  肥前28の陸軍椀などと一緒に出たので、  肥前と思っていましたが、  ある方からご指摘をいただきました。 
白磁、  無釉、  統制番号なしは有田だそうです。
有田の陶土は水分を通しにくいので無釉だったとか。
茶色い信楽などのは釉薬ありますね。




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2012年08月23日 (Thu)

蓋がないことはわかっていたのですが、  柄に惹かれて仕入れたのでした。
花活けにしてもいいや、 と思って。
蓋だけたくさん持っているので、  合わせになるのがあるだろうと思ったら一つもなかった。
で、  作ってみました。
(泥縄、 ですの。)
花活けはモノの最終手段。

材は買ったものだけど、 口径に合わせて半分以上はは削り出しです。
ちょっとすごくない?  この根気、 と悦に入っていたら、
すごく固い材でマメは出来るわすべったナイフで指先を切るわで。
いや、  どんだけヒマなんだよ、  って話ですかね …。


ボンドは有害で使いたくないので、  ドリル穴を開けてつまみ用の棒をぎゅうぎゅう押し込み、  その先端を削りました。
白木のままは嫌なので食用に使える柿渋を塗るつもりです。
洗う度に色落ちするけど、  その頃にはもう変色してるだろうという魂胆。

内側はごっつい釉溜まりだらけなので、  戦前はありそうです。
茶漉し穴がないので本来は汁注ぎなのかもしれません。
醤油差しにもなりそう。
茶漉しを使えば一人分の急須として使えます。


小さいです。 口から取手までの幅 14㎝  底の直径 8㎝  底から口までの高さ 8㎝ 
                                    sold out






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2012年08月21日 (Tue)

岐阜県へ行き、 現地の同業の方と話をしてまいりました。
昔輸出用陶磁器をたくさん生産していた美濃焼の産地です。
今は新しい作家さんが移り住んだりして、  新しい作ゆきのものを試みています。

これは以前から持っていたものですが、  ソノマが70年代後半に岐阜に発注して作らせていたカフェオレボウルです。
メイドインジャパンのバックスタンプはあるのですが、  美濃焼とわかったのはつい最近のこと。

ソノマが日本に進出したのは80年代だったと思います。
撤退したのはいつだったか …。
50年代創業の会社で、 ほかのアメリカメーカーと同じく  「古きよき時代」  のスィートホームの匂いがしました。
おととしアメリカ地方都市のソノマ店によったら、  閑古鳥が鳴いてたな …。
いずこも同じ、 百均 (ダラーショップ) に押されてるのかな。
ガンバレ、 ソノマ、  と心のなかで呟いてしまいました。 (オマエに言われたくないって?)

もういっちょ。
印判茶碗なんですけど、 なんとも珍しい不思議な印判。
アメリカンなスタンプ柄のカフェオレボウルみたいじゃありません?
たんぽぽの柄です。
ちゃぶ台じゃなくてカントリーなパインテーブルなどのほうが似合いそうですね。


ソノマのボウル  口径 Ⅰ4㎝  高さ(高台から) 7.5㎝   全一個  ¥3500

たんぽぽ印判茶碗   口径 ⅠⅠ㎝  高さ(高台から) 6㎝   sold out





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2012年08月16日 (Thu)

最近はなんでこんなカナモノばかり仕入れちゃうんだろと、  買ったあとで思った。
トタン屋根の板です。
雪深い地方では、  家は瓦じゃなくてトタン屋根。
これは長野県から。
北海道も家は色とりどりにペンキを塗ったトタン屋根で、  遠くから見ると絵本の町並みのようでとても可愛かったけど、  今はどうなのかな。  マンションのような四角い建物が増えてるのかしら。

買い出し屋さんが屋根に上がって一枚ずつ剥がしてきたもので、  大変だったと言ってたけどそら大変だったろう!
お店などで敷板の什器になりそうだし、  隅に二カ所穴を開けたらマグネットボードにも出来そうです。


一枚ずつ表情が違います。
眺めてるとけっこう飽きない。
表のペンキの剥がれかかってるのをあるていどきれいにしてから店に置きますね。


                   43㎝ × 43㎝        sold out







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